BL漫画ももう読んで十数年過ぎました。
読み始めた頃、BL漫画としてはそんなにジャンルが確立していませんでした。
JUNEとか、やおい。
そんな言葉ができ始めたばかりですね。
今は毎月のようにたくさんのBL雑誌・漫画・小説が発行されています。
私は初めて買ったのはB-BOYという漫画です。
今はもう大御所さんになってしまったので、もうあれほど豪華な漫画雑誌はないだろう。
それくらい力のある漫画家さんが多かったです。
ただ個人的には、もう読みつくした気分で新しい作家さんはそれほど発掘していません。
名作と呼ばれるものは手を出してみますが、心の底から面白い!!!!
と胸躍るものもすくなくなってきた気がします。
その中で、今回おすすめした漫画家さんは。
実は名前が違いますが、少女漫画で描いていた方です。
BL漫画が流行り始めたころ、BLと普通雑誌の垣根がゆるくなりました。
そこでBL漫画に移ってくる漫画家さんもいました。
逆に売れたらBL漫画を描かなくなり、少女漫画に移ってしまう方も多いです。
国枝彩香さん。
この方、プロの漫画家さんです。
絵がうまい。
写実的とかでなくて、書きなれているんです。
絵がうまいのではなく、漫画がうまい。
人物のかき分けもうまいです。
そしてびっくりなのが、男性を年代別にかき分けができていることです。
少年、青年、成人、中年、壮年、老年。
これらすべてのかき分けがうまい。
もちろんタイプ別に色っぽい人、ごつい人、陽気な人。
様々な人が描けます。
もちろん女性漫画を描いていたので、女の子の絵も可愛くかき分けもできています。
そして物語もとてもよくまとまっています。
シリアスも、コメディも、下品も。
どんなジャンルでもうまいです。
- 耳たぶの理由 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)/竹書房
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- 胸の鼓動 (バンブーコミックス 麗人セレクション)/竹書房
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上記に作品は続き物。
ツンデレ受けに、ワンコ攻め。
男の子の可愛らしさもありますが、やはり出てくる女性陣がリアルで笑ってしまいます。
- 低温ブランケット(1) (ビーボーイコミックス)/リブレ出版
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- 低温ブランケット(2) (ビーボーイコミックス)/リブレ出版
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おちらも王道。
ほのぼの+ちょっとシリアス。
- 風の行方 (ビーボーイコミックス)/ビブロス
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- 未来の記憶風の行方 (ビーボーイコミックスDX)/リブレ出版
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私は国枝さんがこれが好きになりました。
だらしない受けと、堅物すぎてもてない攻め。
コメディに近いです。
これから紹介するのはリーマンもの。
- Stepbrother (ビーボーイノベルズ)/リブレ出版
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- 50×50 (ビーボーイコミックス)/リブレ出版
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成年、壮年男性をうまく書けてます。
コメディ風味。
いままではほのぼのでしたが、シリアスでありファンタジーな世界も描ける国枝先生。
- いつか雨が降るように (バンブーコミックス 麗人セレクション)/竹書房
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- 番人 (ビーボーイコミックス)/リブレ出版
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- 箱庭 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)/リブレ出版
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- 夏時間 (バンブー・コミックス REIJIN Selection)/竹書房
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- 春に孵る (バンブーコミックス 麗人セレクション)/竹書房
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どれも世界観が確立されていて、好みにハマれば止まらなくなると思います。
私はほのぼのコメディがすきですので、前半が好きです。
ですがこの先生の作品は外れがなく、いつも安心して読める貴重な漫画家さんです。
是非おすすめですので、お試し読みをおすすめします。