10月になりましたね!
もう早速購入したHDDのアニメ予約がすごいことになってます。
32の予約ができるのですが。
アニメ以外にも予約をしてしまい。
予約上限にいってます。
空き時間を見つけては、録画したものを見ています。
さて今回ご紹介するのは、BL漫画。
こちらもブログ様でご紹介され、表紙が素敵で気になっていました。
そしてほかのブログ様でも紹介されていて・・・・いいと感想を聞きつけ。
購入決定!!!
早速読んでみました。
- ひだまりが聴こえる (Canna Comics)/プランタン出版
- ¥724
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前にご紹介した、それから君を考えるのコミックを彷彿させる表紙です。
今回の表紙は緑。
主人公二人が、公園か何かの階段で待ち合わせしているのでしょうか。
木漏れ日の中に浮かぶ、二人の姿が素敵ですね。
眼で楽しませてくれた表紙ですが、中はどうでしょうか。
では簡単にあらすじをご紹介。
大学生の航平は金欠だ。
それはアルバイトをクビになってしまうから。
思った事を口にして、やや喧嘩っ早いところが災いしてしまう。
そんなときに出会ったのは、落ち着きのある同級生太一。
彼は女子にはもてるようだが、男子にはなんとなく遠巻きにされている。
話すといいやつなのだが、何故だろうか。
実は彼は難聴で、声が聞き取りにくいとのこと。
かといって全く聞こえないわけではなく、口の動きを読めば大体わかるそうだ。
だが授業はそれだけでは厳しいらしく、ノートテイク(ノートをとる)のアルバイトを頼まれる。
航平は承諾する。
いいやつで、少し耳が不自由なだけの太一がとても困っているのに航平は気が付く。
傍からみれば、難聴などわからない。
周囲は好意で太一に話しかけても、無視をされたと勘違いをしてしまうので太一は嫌われてしまう。
太一自身も、いちいち説明するのも億劫になってしまう。
それは障害者というレッテルをはり、可哀想といって太一の領域を荒らした女性もいたからだ。
太一自身も、自分が障害者という境を受け入れるのに迷いがあった。
だが学校はそういった太一のフォローも自己責任といって、投げてしまっている。
航平は太一がくれる弁当に喜び、二人の距離は縮まっていく。
友達以上、恋人未満。
二人の関係は穏やかに進んでいく。
感想
これは・・・・・・
とてもよかった作品です。
このお話を紹介された記事で、むやみに肌色なシーンをいれていないところがいいとのこと。
それも私も共感したので購入。
そういうシーンはないのですが、心が揺れ動くシーンがたくさんありました。
これはただのBL作品なだけではないですね。
BL以外にも障害と病と、家族と友人と。
様々なことに触れています。
私もノートテイクのアルバイトは学校で頻繁に募集されているのを見ます。
それに結構授業では、ノートテイクで授業受けている人見かけるんですよね。
目の不自由な人、耳が不自由な人。関係なく授業を受けています。
だから他の大学ってこんなにフォローシステムがないのかな・・・・と残念に思いました。
それに最近いわれているのは。
メンタル系の学生の支援がまだまだだということ。
最近大学では発達障害の学生のフォローを進めているとは聞きます。
ただ難しい問題なので、当事者の意見も取り入れながら柔軟に対応することが求められると聞きました。
そういった難しい話題についてわかりやすく描かれています。
以前ご紹介した漫画(少年誌)、こちらも聴覚が不自由な女の子が出てきました。
いじめっこといじめられっこの恋愛・聲の形 のご紹介記事へ
- 聲の形(1)/講談社
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こちらも女の子がクラスでいじめみたいなものを受けてしまいます。
この作品はただのBL漫画ではもったいない!!!
ぜひおすすめです。
最近はプランタン出版さんはいいお仕事していますね。
いい作品を多く見かけます。
では今回はこの辺で。
また次回。