今回でようやく10月分の記事は書き終わります。
そろそろ11月分の記事にうつりたいので、ちょうどよかったと思います。
今回は昔の作品でまだ読んでいなかった分を、電子書籍でダウンロード。
この本はポイント分で購入し、さらに25パーセントオフという何ともありがたいです。
気になる方はひかりTVブックをおすすめします。
昔から実は読んでいた、旦那様シリーズ。
最初にこの一巻を手に取ったとき、私は制服をきていた記憶があります。
それが完結していたみたいですね。
旦那様シリーズとはどんなの?
ということで電子書籍ですが、手の抜かないあらすじをまとめてみます。
主人公、遙はIT関連企業の社員。
上司に脅されて、ライバル企業の社長の家に潜り込むことに。
派遣されたのは家政婦としてだったが、この社長は人嫌い。
他に家政婦がいるが、料理は下手でおばあさん。
ただ社長に色目をつかわなく、放ってくれるから雇っているという。
遙は見た目も災いして、昔から男性に狙われてしまう。
そんな見た目にコンプレックスがあり、男の理想型の望月に腹がたつ。
遙はイギリスからの帰国子女であり英語も堪能で、謙虚な性格であった。
そして事務処理能力も高く、そしてイギリス仕込みの紅茶はとてもおいしい。
望月は最初から遙を邪険にするが、紅茶だけは頼むのだ。
いい雰囲気になっても「旦那様とよべ」や「この服をきろ」と燕尾服を渡して追い出そうとする。
しかし痺れをきらした上司。
遙に迫ってきて・・・・そこを救うのは自分を嫌いなはずの望月。
彼もまた遙に恋に落ちた男だったのだ。
こうして孤独の敏腕社長は、心強い右腕を手に入れる。
愛する遙は時に執事で、時に秘書で、時に恋人である。
望月の嫉妬は誰かまわず、横暴になる。
そんな彼を戒めるのは育ての親的な存在、マーサ。
マーサと遙は望月にとっての良心である。
望月は圧倒的なカリスマゆえに、孤独で敵を作りやすい。
才能がなければだだの悪になっていた。
彼の家庭環境、そして親。
遙の暗い過去、イギリス時代のこと。過干渉な母親。
たくさんのことが二人を襲ってくる。
それでも最後はみんなに祝福され結婚するのである。
全部で11巻くらいあった気がします。CD化もされた記憶がありますね。
その最終巻を電子辞書にて読みました。
これは当時、友達が大爆笑して読んでましたね。
「旦那様って言わせるとか!」ってネタにしながら大笑いしてました。
ただこういうコテコテのBLって何故が読みたくなるときがあるんですよね。
普通ここまで完璧な攻め様はかっこいいって印象になるのですが、一貫してダメ人間なんですよ。
遙がいないとただの悪人になってしまう望月。
独占欲が激しくて、人間として生きづらそうです。
近くにいたら嫌だなと思ってしまいますが、BLでなら楽しめてしまうのが不思議です。
吉田先生がこの頃書いていた、石黒氏シリーズもひどい攻めだわとびっくりしました。
これは相当に鬼畜な小説でして、読むのをあきらめました。
吉田先生のひどい男の描き方は本当に見事なくらい非情極まりないです。
よくカップルが成立するなと思って読んでます。
鬼畜さでびっくりしたのはこの小説以来かも。
今も活躍されている水戸泉先生のこのシリーズ。
最新話は本屋では手に入らなそうです。
これも攻めが色々ひどかった。
初めて読んだときの衝撃は忘れません。
半ズボンの攻めが本当に怒らせると怖いんです。
水戸先生も鬼畜系はお得意な気がします。
裸執事というゲームのシナリオを書かれたとか。
書き方がすごくリアルで、男性が描いているのかなと思うときも。
精神的に痛いのもありますが、身体的に痛そうです。
電子書籍ではなかなか手に入らない小説も再販しているので手に取りやすいですよね。
では今回はこの辺で。
また次回。