最近お気に入りの作家様がコミックを出されているので。
嬉しいです。
国枝彩香先生、西田東先生。
購入はまだ見送っていますが、母とこれは気になるね~と話していました。
山田ユギ先生の本も久しぶりに購入しました。
一時期、連載を多く持っていて、西田先生も山田先生も煮詰まっている感じかなと思っていました。
しかし今回のコミックは山田ユギ先生らしさがあるというアマゾンでもレビューをみまして。
早速ポイントにて購入!
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うちの神様にはがっかりだ!【おまけ付き電子限定版】 (Charaコミックス)
- 作者: 佐々木禎子,山田ユギ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2015/10/24
- メディア: Kindle版
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原作があるほうが、山田先生が漫画に集中できると思いますしこれは期待。
山田先生のらしさ、このコミックでも発揮されていました。
一度目も二度目も、初恋の相手はおまえだけだった。
美形だけれど変人の神主は、幼馴染のリーマンに夢中。
では簡単なあらすじをまとめてみます。
不動産会社のリーマン、悠斗は実家に戻ってきた。
ちょうど支店が移動し、地元になったからだ。
そこで出会ったのは変人の神主。
彼は神主であり、ご近所のおばさまのアイドルである。
いわくつきのアパートの件で除霊をお願いすることから。
彼との距離が縮まっていく。
そして不思議な宝石の指輪、神社の神木。
ちょっと不思議で、人情味あふれる世界は、まるで幼馴染・将和。
将和は綺麗である人がいいという。
それは自分であると。
見た目だけではない、そのまとう空気。オーラ的な何か。
悠斗の周りは浄化される。
神主的な視点で口説くものの、そもそも一般的には普通ではなく。
ユーモラスな周囲の人間たち、そして動物。
山田ユギワールドが緩やかに描かれる。
感想
あらすじの時点で結構ネタバレしている気がしないでもないですが。
BLは始まって、くっつくみたいなの前提のものが大半ですので。
これは結果ではなく、プロセスを見ていただきたい漫画ですね。
ユギさん的な、オチのある日常の描き方はユギワールド全開です。
痛い展開なども特になく、スタンダードな王道BL漫画かと思います。
個人的には大満足ですが、初期のユギワールドを期待しているならば少し物足りないかも。
ですがこれはこれで楽しく、巻末の上司のお話は特に笑ってしまいます。
安定して見られる、息の長い作家さんですので。
初めての方はこの作品から山田ユギワールドに足を踏み込んでいただければいいのかと思います。
ぜひおすすめです。
ではまた次回。