では今回は、期待の新人作家さんの漫画二巻目のご紹介。
- リヒト 光の癒術師-ハイレン-(2) (エッジスタコミックス)/小学館クリエイティブ
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一巻目のご紹介記事もありますので、よろしければご参照ください。
このマンガはすごい!!のオトコ編で一位だったダンジョン飯もファンタジーとグルメの新感覚。
こちらの漫画は医療とファンタジーの絶妙な組み合わせが特徴的です。
ファンタジーだと魔法を使って傷ついたひとを癒すということがあります。
この物語の世界観は、魔法はありますが、万能ではありません。
一種の薬と同じようなもの。
人間の身体の治癒能力は引きだせますが、限界があります。
ですから、手を尽くしても救えない命がリアルに描かれています。
看護師や医者のような、この世界観での医療従事者の職業をハイレン<癒術師>といいます。
一巻では、姉に反対され半場無理やり試験を受けたティナ。
彼女が見習いとして働きだしました。
そこで味わう命の現場。
通用しない今までの知識。
では二巻を簡単にご紹介しましょう。
あらすじ
ティナは意識の戻らない男性の看護をする。
彼はジルバさん。
心筋梗塞で倒れてから意識が戻らない。
ティナは彼に挨拶することで一日が始まる。
ティナの姉は検事。
両親が亡くなったのは、癒者が救えなかったからではと少なからず恨みがあった。
しかしティナは真摯に癒者になろうとしている。
それを自分も負けてはいられないと奮起する姉。
癒者にも種類がある。
その一つに救急癒者というものがある。
動物にのり、どんな険しいところでも入っていき、レスキュー活動もするのである。
中には過酷な現場に、適性がないと判断される人もいる。
ティナの友人も救急癒者になりたいという。
ティナも動物に乗りこなせるよう訓練を始める。
その中、任務が課せられる。
万能薬と言われるジャガラ石を採取するのだ。
しかし断崖絶壁の場所。
ティナが転落しそうになり、代わりに友人と指導者が転落してしまう。
二巻はここまでです。
感想
やはり新人さんということで、絵は安定はしていません。
それに多分エピソードとしてはいいものがあるのですが、描きこなせてない印象です。
色々もったいないと感じてしまう作品です。
次巻は少し様子見をする予定です。
テーマとしてもいいものだと思うので、レンタルはしたいなと思います。
ティナも主人公っぽいのですが、特徴があまり感じられなくて。
作者さんも二足のわらじだということで、大変かと思いますが是非がんばってほしいですね!
ではまた次回。