降りてくる思考法
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降りてくる思考法。
江上隆夫さんの書籍です。11月に出たばかりだそうで、最新のビジネスのお話がたくさん書かれていました。
降りてくる思考。
まずはこれはなんだろうかと思いました。簡単に言うとインスピレーション、もっと簡単にいうと直感みたいなものでしょう。
頭を空っぽにして、そして降りてきたように突飛なアイディアが浮かんでくる。
それを精査して、アイディアとして洗練されたものになったとき爆発的な創造が生まれるといった内容です。
これを読んでいて私も同じ体験をしました。
書いてあることがほとんど論文をかくとき、そして研究をすることに思考したことなんです。
私は怪我と持病で、休学もあったため修士課程に4年在籍しています。論文は今年どうにか書き終えてきたので来年には卒業できる見込みができました。
湧き出てきたアイディアは、無意識なものであり、一見論理的なものではないと考えられがちです。しかしそれこそ無意識の論理であり、とても意味のある発想だそうです。
確かにものを作るときは、文献をあさったりたくさんの知識にまみれるんです。
でも自分の考えたい答えが出てこない。
公園を歩いたり、カフェにいったり。とにかく気分転換をしながら考えていることもあります。
しかしふと瞬間にアイディアが出てくるんです。
スルスルと芋づる式にでてきて、アイディアが止まらないんです。
そうするといっきに物事が進みます。
江上さんはいくつもビジネスを成功された経験から、また偉人においてのエピソードを引用しながらアイディアが降ってくるための方法論を説明しています。
最近は人工知能が急速に発達していますから、これからロボットができることとできないことにわけられてきます。
人間ができることは、ロボットができないことになってしまうそうです。
それはそれで怖いお話ですが、一部ではあり得る話です。
今ある仕事も10年後には消えているものも多くあるでしょう。
教育に関する過激なタイトルでは、「ロボットに負けない子どもをつくる」など提唱する人までいます。
それは全部が正しいかはわかりませんが、人工知能が私たちの暮らしに変化を与えるのは間違いなさそうです。
そういった変化する時代において、この本を読んでみるといいヒントになるかもしれません。
新しい視点で面白かったです。
図書館では思考法の本なども読んでいます。
本を読むのが面倒なときは、要約アプリも時短に便利です。
共通の話題としての読書にも役に立ちます。今話題になってきています。
ではまた次回に!