ここのところ続いている、図書館で本を読んでいる感想記事です。
後で読み終わったら、じっくり感想を書きたい本があるのですが、実は苦戦しています。
ですので、簡単に読める本をさらさら読みながら、アニメをはさみ、さらに本命の本を読んでいます。
今回の本
フランス人は10着しか服を持たない
これはさくさく読める系の本です。
あらすじは・・・・
主人公(筆者)が、出会ったフランス人家族。
とてもシックで、もともと貴族階級のひと。
しっかりした生活に、ていねいな暮らし。
合理的で、効率的だけれど、生き方がしゃんとしている。
そんな家族に感銘を受けた少女(筆者)の成長と、フランス人大好きな彼女の生き方を紹介する。
といった感じです。
自己啓発本なのかなと思ったのですが、読んでみたら主人公の成長物語として読めました。
なんというか主人公(筆者)が、どうも自分の感性と合わないなと思ったのです。
なんというか、はっちゃけてるなあと。
16~19歳のティーンズが、素敵なマダムに会って、わたしもああなりたい!的な物語。
つまり、フランス大好きなアメリカ人!
筆者が、西海岸に住んでいるお嬢様の典型で、今が楽しければいい!パーティーと恋愛大好き!
みたいな子です。そしてシックで、自立心あるマダムに感化されて、大人になっていく物語です。
題名は少々大げさな感じかなとは思います。
10着といっても、ストールや小物は別。ドレスやアウターも別。
季節ごとに10着も違います。
トップス4 インナー4 ボトム4 くらいでのイメージで着回しコーデをおすすめしています。
それは参考になりました。
ただほかは、昔のしっかりした家庭ならやっていることが多い印象です。
特に日本も昭和や大正など、ものを持たず、丁寧な暮らしをしていました。
高度成長以降、大量消費の時代がきた感じもします。
特にフランス人だから素敵!というのは、どうもしっくりしませんでした。
よく芸能人の方も、フランス人の生き方を学ぶべき!!!と声をあげています。
わたしもフランスに行ったことがありますが、フランスはとても閉鎖的な雰囲気があります。
特にパリは観光は盛んですが、よそ者を嫌う傾向が強いなと思いました。
これはパリに住んでいる日本人のガイドさんも暗に言っていました。
東京と同じで、便利ではあるけれど、その分冷たい印象はあるねと。
フランスの田舎の方が、食べ物は安くておいしいものがあるし、人は優しい感じです。
たしかに結婚の制度や、子育ての支援は日本より進んでいる点もあります。
ただ、逆にこの本を読み、日本人も志をもってしゃんと生きている人は多いと思いました。
自信をもっていいなと。
ただ一冊目は、辛口になったのですが、この本の二冊目は面白かったです。
フランス人は10着しか服を持たない2 (だいわ文庫)
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自己啓発本的な、フランス流そして筆者流の生き方はこちらが詳しくかいています。
一冊目を読まなくて、二冊目だけでもいいのかなと思いました。
個人的には二冊目の方が好きです。
やはり筆者も大人になり、二児の母親になりましたから、地に足がついて、自分の生き方を持っています。
ただフランス人はあまり関係なくはなっています。
フランス式の生活を観察するならこちらがおすすめです。
徹底してお金を使わないフランス人から学んだ本当の贅沢
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フランスに20年住んでいた日本人女性のフランス流の生活が紹介されています。
写真も多く、フランス式ってこうなんだと目でみて楽しめました。
文化的なことを知るならこちらがおすすめです。
本を読むのが面倒なときは、要約アプリも時短に便利です。
共通の話題としての読書にも役に立ちます。今話題になってきています。
ではまた次回に!
ではまた次回に。