今月は漫画月間!そのなかでもBL漫画にはまってます。
今月の記事は、ほぼアマゾンKindleアンリミテッドの読み放題記事について書いています。
ただ購入もします。やはりKindleを開いていると、おすすめ漫画が出てきたり。
読み放題ではなくても、試しよみで気になって購入にいたることも多いです。
今回は、いつも参考にさせて頂いてるブログさまにかねてよりおすすめされていた漫画をぽちっと。
上巻のときから、気になっていましたが、下巻の表紙がたまらなく面白くて購入ボタンを押しました。
おおきい小竹とちいさい武田
おおきい小竹とちいさい武田 下 (gateauコミックス)
820円
Amazon
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表紙をみて、遠近感間違ってますよ!と思った方。
いえいえ、間違っていません。
かといって、昔の「南くんと恋人」がドラマにあったように恋人が小さくなってしまったのか?
いえ違います。
実はこの世界は、巨人と人間が調和して生きる優しい世界。
しかも悲恋などなく、同じスペースで生きています。
「進撃の巨人」のように、巨人が人間を襲うこともありません。
ただ悲劇があるならば、ただ体の大きさの違いだけ。
男性同士の恋愛は比較的寛容な世界のようで、主人公たちは両思いなのに体の違いで悩みます。
その悲恋も、とても深刻ではあるのですが。
作者さんの意図したギャグの構図なのか、それとも天然のネタなのか。
笑いそうになるのをこらえ、いやいや2人は真剣に悩んでいるのだから・・・・と思い直します。
すっごく大笑いではないのですが、なんというか面白い。
シリアスなはずなのに、面白い。まさにシュールというか。
昔流行った「すごいよ、マサルさん」を思い出しました。
すっごく笑えるわけでばないのに、思い出し笑いしそうになるんですね。
ただ作者さんのキャラの愛を感じられて、みんなハッピーエンドになっていくのは嬉しかった上下巻です。
一番突っ込みをいれたのは、同級生の森が大学を博士課程含め2年で修了したところ。
学士4年、修士2年、博士3年。ストレートにいっても、一般的に9年かかります。
森は愛ゆえに、2年で修了した彼。そこはかない笑いが生まれてきました。
作者さんの細けーことはいいんだと、ねっちり描くとこはかいて、どうでもいいことはさっととばす。
そういう良い意味で雑なところもまた好感をもちました。
作者さんの優しい世界、そしてキャラクターへの愛。
それがあふれてる作品です。
こういう作風のBLが出てきたのも嬉しいですね。
大満足です。
今回はここまで。
また次回に。