凜のヲタク的日常 はてなの章

ゲーム・アニメ・漫画などリアルでは語れない事を発信(BL含&分別)

定期購入漫画 エロスの種子2巻 感想

 

6月も下旬。

買い逃した漫画がないか巡回していました。

そうしましたら、発見!

一巻の衝撃に、次出たら買おうかなと思っていました。

 

19日に発売だったみたいですが、楽天では紙の書籍は売り切れ!

ここはポイントで買いたかったので、電子書籍にしました。

 

 

 

 

 

 

一巻を買ったときの感想はこちら。

 

 

rinnrinnkarinn.hatenablog.com

 

 

 

前回のレビューでも書いてはいたのですが、今作もただの漫画とは言い切れません。

なんというか、とても文学的。耽美小説というのでしょうか。

大衆小説なんだけれど、品があるような。文学好きにはたまらない作風となっています。

 

2巻はさらに耽美の雰囲気を感じました。

耽美というか、昔の官能小説を読んでいるような感じです。

そこに女性史がからまってきていて、時代時代の女の業や、禍々しい情念を感じます。

愛ゆえの女の情念。絡みつくような熱と、誰にでももっていた気持ち。

日常を切り取ったような、どこにでもある風景なのですが、ぞっとします。

 

2巻では、明治や大正時代の古い酒屋に嫁いだ女の話。

そして、現代風になってラブドールを作る男の前にあらわれた女の話。

そして、学生運動をしているカップルと画家の話。

そして、戦争中芸妓あがりで将校の愛人になった女の話。

 

時代によって、背景がまったく違いますが、通じるのはそこにある情念。

とくに一作目の、酒屋に嫁いだ女の話は、最後はぞくっと背筋が凍るほどの怖さがありました。

なんと女とは、狡猾なものなのでしょうか。

不自由であった時代だからこそ、男の先を読み、あっさりと貶めていく。

怖いお話です。

 

 

昔からのお話、八百屋お七から出る炎のような情念。

 

 

 

 

 

こういう作風の漫画も少なくなってきたので、久々に魅入ってしまうエロスの種子。

ただあからさまな描写は、エロくはありません。どちらかといえば、グロテスクなんです。

でも雰囲気のエロスをだすには、それなりの技量が必要。

雰囲気を出すのが難しい。

 

チラリズムこそ、そそられるように。

開けっぴろげには、神秘を感じません。

そういう雰囲気と余韻がある作品は楽しいですね。

 

おすすめの作品です。

 

 

では今回はこのへんで。

 

また次回に。

 

 

rinnrinnkarinn.hatenablog.com