BL漫画 花恋つらね 6巻 夏目イサク先生 付き合うのがばれた?!高校を卒業したふたり
今回は、大人気BL漫画家さん・夏目イサク先生の人気作「花恋つらね」を6巻を紹介していきたいと思います。
BL漫画はなかなか長くは連載しません。月刊誌に連載がほとんどですから、単行本の間隔も長いです。ですから一巻からの内容を忘れやすかったりが多いです。BL愛好家さんなら共感してもらえるかなと思いますが、前の巻をなくしてしまったりして、新刊がでてもなんとなくしか覚えてなかったりします。
そういうこともあって、自分用にメモ書きとして記事にしておこうと思いました。
今回は「花恋つらね」6巻のあらすじと感想をまとめます。
花恋つらね 1~3巻のあらすじはこちらから
花恋つらね 4巻5巻はこちらから
BLをまとめて買う季節がきた?!再度すごもりで
コロナの影響もあってひきこもりにさらに輪をかけて、電子書籍でマンガを読むようになりました。たくさんの作品に触れたいのはもちろんですが、じっくり時間をかけて長い作品を読みたい!というタイミングがありました。
ということで連作をまとめ買い!おとなにしかゆるされないプチ贅沢こそ大人買い!
1月2月とBL漫画をいろいろまとめて購入してしまいました。
最近は、力のある作家さんが毎月たくさんいて、どの作品を買えばいいのか迷います。あとでおすすめのBL作品も記事にしたいと思います。
夏目イサク先生の作品は大人気
夏目イサク先生の作品は、大人気!本屋でも人気のある漫画家さんとして取り扱われ、コーナーも見かけたことも何度もあります。比較的長い経歴のマンガ家さんで、王道のBL作品をかいてくれているという印象です。
今回の作品も王道の物語!まっすぐな心根の少年たちの恋愛と青春が楽しめます。
花恋つらね とは?
花恋つらんれとは、高校生のふたりが主人公。なんと歌舞伎界のプリンスのふたりなのです。少女漫画では、歌舞伎界の御曹司との秘密の恋などの作品は何作か読んだことがあります。
古典芸能のBLも複数ありますが、歌舞伎でしかも跡取り同士がカップリングだなんて秘密の恋としてドキドキしますね。
「玉乃屋」松川惣五郎(本名:東周吾)
「大谷屋」新井源介(本名:野田淳平)
ふたりが俳優として、そしてライバルとして……唯一無二の相方として結ばれていく過程を楽しめる作品です。
4巻では紆余曲折があり、惣五郎はついに告白を!
好きではありましたが、恋心だと思っていなかった源介。両想いになりました。そして巡業が終わったらある約束をすることに。
しかし5巻では、兄に交際がばれてしまいそうになり?!
花恋つらね 6巻のあらすじ(ネタバレを含むので注意!)
卒業
一夜をともにした、源介と惣五郎。しかし抱き合って寝ているのを、源介の兄に見られてしまいました。
それを知らず、源介を惣五郎は日常に戻っていきます。高校卒業まであと二カ月。バレンタインが近づきます。
惣五郎はたくさんのチョコをもらいますが、源介は持っていません。源介は受け取らずにいたのです。そして惣五郎にチョコを渡します。
浮かれたふたりの一方、源介の兄・蔦丸は悩んでいました。そして、その事実を惣五郎の従兄の武市に相談します。
蔦丸の家は、代々跡目は立役が継ぐのです。そうなると男同士の恋愛はご法度。ご贔屓筋にも言い訳がたちません。
兄が邪魔をするようになり、惣五郎とふたりっきりになれない源介は卒業旅行に行くことにします。惣五郎の友人・ヒロト、源介の友人・西田もいれて4人で旅行へ行くことになりました。
沖縄旅行
卒業式が行われ、沖縄に到着する4人。ヒロトの機転で、やっと二人きりの部屋になれた惣五郎と源介。甘い一夜が過ぎます。
同業者ゆえ、公演があれば一緒にいることができると喜ぶ二人ですが、役者一本になったふたりは稽古が待っています。
4月は大歌舞伎が行われ、籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざわ)が演目と稽古が始まります。
メディアへの露出もふえ、仕事に大忙しのふたり。その様子をみてハラハラする武市ですが、カメラマンのヒデも同じ様子です。そしてふたりは話しあうことに。
すると武市は、ふたりの仲を惣五郎の祖父・菊右衛門が知っている事実を知ります。
武市と蔦丸は、惣五郎と源介を呼び出し、二人の仲を知っていることを告げました。そして芸の肥やしとして割り切れないなら、別れたほうがいいと言われてしまいます。
源介は兄たちを説得をするといい、そのまま4月の大歌舞伎になってしまいます。
しかし惣五郎は別れる夢をみてしまい、眠れない日々が続きます。いつか別れてしまうかもしれない、そんな不安がありつつも、源介はどうにかなると言います。
そんな二人の話を、祖父・菊右衛門は聞いていました。
巻末のショート短編は、初夜をむかえたふたりの朝の光景。そして武市の葛藤のお話。
花恋つらね 6巻 感想
花恋つらね6巻ですが、5巻で兄にばれてしまい、すぐに反対されるかと思いましたが、周囲は意外と冷静に受け止めている感じです。
友人たちも沖縄旅行で協力的でしたし、蔦丸さんも武市さんも男同士で付き合うのはありだとしても、芸として割り切れというのはやっぱり芸能界だからなのかなと思いました。
しばらく周囲は反対するでしょうが、7巻の予告をみていると、どうやら祖父たちが絶縁してしまった背景がわかるようです。なんとなく回想をしていると、惣五郎たち祖父も色恋があったのでは?と予感があるのですよね。
芸に魅了され、好みの姿だったら、性別をこえて恋焦がれてしまう運命なのでしょうか。
Twitterで夏目先生のつぶやきをみると、不幸にはならないので安心してください!とのこと。やはりファンの方は、バッドエンドは見たくないですよね。
でも、谷あり山ありのこの関係。どうふたりは歌舞伎の世界で生きていくのでしょうか。先を楽しみにしています。
おわりに
花恋つらね6巻の感想とあらすじをまとめてみました。とても読みやすい漫画ですし、王道なキャラ&ストーリーですので万人受けする作品だと思います。
悪い人がでてくることなく、芸の世界に向き合う男の世界を堪能したいならぜひおすすめです。
次巻の 花恋つらね7巻はこちら
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- 置き場に困らない
- 人にばれない
- いつでもどこでも見返せる
電子書籍との相性はいいです。
紙書籍よりもお値段が安いこともあるので、値段やキャンペーンを見ながらどれをどういった形で購入するか悩むのも楽しみのひとつ。
BLは置き場に困ることも多いので、安いタブレットを購入して電子書籍用にひとつあるだけでもとても便利です。
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