定期購入 BL漫画 純情ロマンチカ 30巻 ついに宇佐見母と父の思惑が判明！卒業間近の美咲は？中村春菊先生 あらすじと感想（一部ネタバレがあるで注意！）
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アニメ化もされ、BL漫画としては大人気の純情ロマンチカの最新刊が発売されました。
今回は、30巻です。BL漫画でこの巻数は異例な長さだと思います。それだけファンも多く、知名度もある作品。
今回は、うさぎさんにお見合い話があってさらに美咲が告白され…その後の展開になります。宇佐見母と父の対面も果たし、宇佐見家が動き出します。
前回 29巻の詳しい記事はこちら
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祝・純情ロマンチカコミックス刊行
20周年！
純情ロマンチカとは？今までのあらすじ
簡単に純情ロマンチカのあらすじを過去に書いた記事より抜粋いたします。
超有名小説家（ＢＬも書く）の宇佐見秋彦と恋愛中の大学生、高橋美咲。
（宇佐見氏は高橋の兄と同級生で、兄を好きだった。
主人公・美咲は成績が悪く勉強をみてもらうことに。
兄は宇佐見の気持ちを気が付くことはなく、結婚を嬉しそうに報告する。
宇佐見の気持ちをしった高橋は兄に激怒するも、優しい宇佐見に惹かれる自分がいるのに気が付く。
大学に無事受かり、新婚の家庭を邪魔しない＆学校から近いという理由で宇佐見と同居することに。
宇佐見はまっすぐで素直な高橋に、依存にも近いほどの気持ちをもつ。
家庭の味でご飯を作り、しっかりした家事をする高橋。
胃袋も生活も面倒をみてくれる高橋に、べったりな宇佐見氏。
そんな二人が巻き起こすストーリー。
現在高橋は出版会社に内定をもらうことに。卒論で大忙しの美咲、しかし宇佐見の父親の地味な干渉と、自分の兄へ宇佐見との関係をどう説明するかなどいろいろ悩むことに）そして、兄への宇佐見とのことをカミングアウトをした美咲は、思いを強くする。
純情ロマンチカ 30巻の内容は？あらすじ（ネタバレを含むので注意）
宇佐見と兄の対面
大学卒業を間近に控えた美咲。バレンタインのお返しのため、告白してきた女子へ会って断ろうとするも、泣かれてしまい精神的に疲弊。一方で、ウサギさんへの恋心を改めて確認し、自分にとってウサギさんは唯一無二の存在だと再認識します。
ウサギさんは父との対立を抱えながらも、兄・春彦と再び会い、宇佐見家を継ぐことについて再度話し合います。春彦は“愛人の子”として宇佐見家に迎えられた過去があり、父は“正妻の血”を残したいという執着から、秋彦（ウサギさん）に家を継がせたいと考えていると判明。春彦はそんな父の考え方に距離を置きたがっており、ウサギさんもまた「兄こそふさわしい」と葛藤します。
宇佐見と母との対面
そんな中、ウサギの母が登場し、熊のぬいぐるみが並ぶ“くま部屋”を見て思わず懐かしそうな様子を見せます。その後、母と話した美咲は「ウサギさんを縛るものを少しでも軽くしたい」と願い、母の想いを伝えてもいいかと尋ねます。
やがてウサギさんは、美咲と出会ってからの自分の変化を振り返り、「お前のおかげだ」と素直に感謝を伝えます。卒業式が迫り、スーツを新調するウサギさん。そして誕生日のプレゼントには「美咲が欲しい」と冗談めかして言いますが、美咲にはやんわり却下されます。
美咲と宇佐見父との対面
一方、美咲のバイト先に現れたのは――なんとウサギさんの父。美咲が母と会ったことを話すと、父は「自分は最善を尽くしているのに周囲に理解されない」と主張。美咲はそんな父に「それはウサギさんのためじゃなく、あなた自身のためでは？」と真っすぐな言葉を投げかけます。
その言葉が響いたのか、ついにウサギ父と母が再び話し合う場を持つことに。
物語終盤では、美咲とウサギさんが再び気持ちを確かめ合い、ウサギさんは「3週間の世界遺産旅行」という驚きのプレゼントを用意していたことが判明！…するも、相変わらず仕事の締切が危ういウサギさんなので、旅行の実現はまだ未定のようです。
純情ロマンチカ 30巻の感想
30巻では、宇佐見家の血筋と家督問題、そしてウサギさんの母と父との確執が大きく取り上げられました。美咲の存在によって、ウサギさんが「自分の意思で変化を選び取る姿」が印象的でした。
また、美咲自身も成長しています。父との確執を抱えるウサギさんに代わって、その両親とまっすぐ向き合う姿は頼もしくすらあります。特に、ウサギ父への「それは息子のためじゃなく、自分のためでは？」という言葉は、読者の心にも刺さる名場面。
そして、卒業間近の余韻と**“スーツ姿のウサギさん”**のビジュアルにドキドキした読者も多いのではないでしょうか。
ラストの「世界遺産旅行プレゼント（未遂）」も、ロマンチカらしい“夢と現実”が絶妙に入り混じった展開でしたね！
次は一年後でしょうかね。31巻も楽しみにしています。
◆こんな人におすすめ！
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宇佐見家のドロドロとした背景にドキドキしたい人
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家族と恋愛、両方の絆に触れたい人
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卒業や別れをテーマにした青春物語が好きな人
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ウサギさんの「甘すぎる愛情」に癒されたい人
おわりに
純情ロマンチカの30巻のあらすじと感想をご紹介しました。
美咲の卒業という大きな節目と、宇佐見家の重たい家族事情が交差する重要な一冊。甘さと切なさのバランスが絶妙で、シリーズのファンにとっても“読む価値アリ”の巻でした。
さて、次巻では卒業後の美咲の進路や、宇佐見家の動き、そして2人の関係にどんな変化があるのか楽しみですね！
純情ロマンチカと世界一初恋は、微妙に世界観がリンクしています。読むなら両方読むことがおすすめ。
ですが、読まなくても特に問題はないので、好きなほうから読み始めて大丈夫だと思います。ただし、電子書籍は発売がまだない作品ですので、読むなら紙の書籍を購入ください。
純情ロマンチカ 前巻の29巻はこちら
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中村春菊先生の世界一初恋はこちらもどうぞ
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