凜のヲタク的日常 はてなの章

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定期購入 たまのこしいれ ―アシガールEDO―4巻のあらすじと感想 4年の歳月が二人を引き裂く!最後の別れ…

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定期購入 たまのこしいれ ―アシガールEDO―4巻のあらすじを感想 4年の歳月が二人を引き裂く最後の別れ…

【一部ネタバレを含みます】

 


たまのこしいれ ―アシガールEDO― 4 (マーガレットコミックスDIGITAL)

 

当ブログでアクセスがある記事、アシガール。そちらの続編があることを知ってましたか?

 

戦国時代を舞台にした少女漫画『アシガール』の待望の続編、
たまのこしいれ「アシガールEDO」がついに登場!

『アシガール』は戦国時代を舞台に、唯の青春と冒険を描いた大人気少女漫画。その続編である『アシガールEDO』では、物語が江戸時代に移り、唯の子孫である速川月が新たな冒険を繰り広げます。

この記事では、『アシガールEDO』第4巻のあらすじと感想をお届けします!

 

前回の3巻はこちら

 

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まだ第1巻を読んでいない方は、ぜひ以下の記事をご覧ください

 

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たまのこしいれ ―アシガールEDO― 舞台と背景

物語の舞台は江戸中期・享保15年(1715年)、八代将軍・徳川吉宗の時代。タイムスリップしてきた主人公・速川月は、志喜家という大名家に巻き込まれます。この時代特有の参勤交代の制度や、正室と側室の立場、そして大名家が抱える世継ぎ問題がストーリーの重要な背景となっています。

また、前作『アシガール』の戦国時代から約150年後が舞台となり、御月家の伝説が受け継がれていることが描かれます。特に主人公・月は、戦国時代の主人公である唯の姪という設定で、唯の活躍が江戸時代でも語り継がれているのが興味深いポイントです。

 

 

元祖・アシガールのお話はこちらもどうぞ

 

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たまのこしいれ ―アシガールEDO― 前作との繋がり

『アシガールEDO』は、戦国時代を舞台にした前作『アシガール』の直接的な続編であり、物語の中心に御月家の歴史が深く関わっています。
特に、主人公・速川月は、前作の主人公である唯の血を引く姪にあたり、唯の活躍が江戸時代でも語り継がれる伝説となっています。
また、タイムスリップを通じて現代と過去を繋ぐ物語の構造は、前作ファンにとって懐かしさと新鮮さを同時に感じさせるポイントです。

 

たまのこしいれ ―アシガールEDO― 主要登場人物

 

速川月(はやかわ つき)

  • 年齢:17歳
  • 性格:発明や読書が好きで、一人遊びを好む現代っ子。結婚には無縁だと思っていたが、突然志喜家の若君との婚礼を命じられる。
  • 特徴:唯の血を引く姪で、江戸時代に飛ばされて晴貴様と出会う。
  • 役割:物語の中心人物で、現代の価値観を持ちながらも、江戸時代の人々と心を通わせていく。

晴貴(はるたか)

  • 年齢:15歳
  • 立場:志喜家の嫡男で、次期当主。美しい顔立ちだが、病に苦しみ、世継ぎを急かされている。
  • 性格:無愛想で冷静な一面があるが、次第に月に心を開いていく。
  • 重要な背景:実母が亡くなり、後添えの正室・お倉が登場。病気の原因として陰謀が疑われている。

玉姫(たまひめ)

  • 立場:御月家の六代藩主・御月定永の娘。晴貴様の婚約者として婚礼を急がれるが、逃れるために現代へタイムスリップしてきた。
  • 性格:心優しい女性で、月とは遠い血縁関係がある。

勇之進(ゆうのしん)

  • 役割:玉姫を守る侍で、家老の嫡男。玉姫の逃亡に付き添う形で現代に現れる。
  • 特徴:玉姫への忠誠心が強く、月たちの運命にも関わっていく。

お倉の君

  • 立場:晴貴様の継母で現正室。晴貴様の病気の陰謀を仕掛けたのではないかと疑われている人物。
  • 性格:表向きは穏やかだが、影で城内に手の者を仕込んでいる可能性が示唆される。

天光院様

  • 立場:志喜家の関係者で、晴貴様の病の背景に疑問を抱いている人物。月に重要な情報を伝える役割を担う。

菊乃(きくの)

  • 立場:若君と年が近く、側室候補とされる女性。月にとって微妙な存在感を放つ。

 

 

 

たまのこしいれ ―アシガールEDO― 第4巻あらすじ

18歳まで待つと誓う15歳の晴貴

前のトリップの時の話。未来からやってきた晴貴は、ついに月の両親と対面。戸惑う母をよそに「月がどこから来ようとも構いませぬ」と語る晴貴の誠実さが心に沁みます。しかし、現代では18歳にならないと結婚できないため、ふたりは“真の夫婦”になることをあと3年待つことに――。

 

一方、月は玉姫とその恋人・勇之進過去へ帰る別れのときを迎える中、「来月にはまた晴高に会える」と胸をときめかせていました。しかし次に現れたのは成長した玉姫で、すでに2年が経過していたことを知りショックを受けます。

 

4年の歳月が経っていた

 

過去と未来をつなぐタイムスリップの“時差”により、次に江戸に向かうとさらに2年が経過しており、晴貴は19歳に。最後に会ってから4年が経ち、月は「晴貴が再婚していたら…」と不安を抱きながらも再会を望み、変装して弓術大会を見物します。

しかし、晴貴が鶴姫との縁談を受け入れている場面を目撃してしまい、声もかけられず部屋に引きこもる月。想いを断ち切ろうとする中、仲間たちのはからいで医者の弟子“卯之助”として志喜家に潜入し、再び晴貴のそばへ。

 

顔を明かせないまま館で過ごす中、ふとしたことで幽霊騒動が発生し、正体がバレるきっかけに。晴貴は月の声を聞いてついに気づき、感動の再会となります。

 

側室になれと言われショックを受ける月

 

しかし、「晴貴が再婚する」と聞いたことが心に刺さっていた月は「側室になれ」と言われたことで激怒し、再び離れようと決意。「成長した姿が見たかっただけ」と告げて涙を流します。

やがて満月の夜、月は未来へ戻ることに。もう二度と戻らないと心に決めます――。

それから数日。落ち込む晴貴のもとに届いたのは玉姫の弟からの「ただいま戻りました」の声。なんと彼は月とともに未来にタイムスリップしていたのです。

そして再び、未来の世界でマシンが動き出す。思いがけない再会と、これからの新たな物語が動き出します。

 

たまのこしいれ ―アシガールEDO― 第4巻感想

まさかの急展開の4巻でしたね!表紙も19歳になった晴貴さま!美形すぎます。

しかし、4年の月日は結果的に月姫を隠し切れなかったのが悲しいです…

 

4巻の主なポイントはこちら

 

  • 年下だった晴貴が年上に!
    時を超える物語ならではの“逆転年齢差”が胸キュン。少年だった彼が、19歳の大人の男性として成長し、月の前に現れる展開がたまりません。

  • 心のすれ違いが切ない
    再会を夢見ていたふたりが、タイミングのズレや言葉足らずでぶつかる様子はリアル。月の涙も晴貴の葛藤も、読んでいて胸に迫ります。

  • 玉姫の弟が唯の子ども天ちゃんそっくり!彼の存在が希望の光に
    絶望しかけた未来に現れた希望の象徴。唯の子孫としてのつながりも感じられて、感動的なラストへつながります。

  • 現代×江戸×過去の重なりが巧み
    『アシガール』らしい“時を超えた群像劇”が健在。1巻から丁寧に積み重ねてきた人間関係と感情が、ここで一気に実る印象です。

 

4年の月日で月姫は死んだことになり、本物の玉姫は別人として想い人と結婚できました。そして晴貴は19歳になり再婚の話が進んでいきます。

月と晴貴は引き返せないほど遠くなってしまいました。晴貴も痛いほどそれはわかっていて、家のために縁談を引き受けます。それはもうどうしようもないです…

月もそれがわかっていますが、女子高生である月にとって側室になるのは受け入れられない現実です。晴貴も月の世界では、側室がないことを知っているためそれは月を傷つけるとわかっているからこその言葉でした。

 

もう離れるしかないのか…と悲しくなりますが、まさかの展開が最後にある?!と期待して5巻が楽しみですね!

 

こんな人にオススメ!

  • アシガール本編が大好きだった方

  • 年下→年上へと成長する相手にドキドキしたい人

  • 涙あり笑いありのタイムスリップ恋愛を求める人

  • シリアス×ロマンス×SFをバランスよく味わいたい人

まとめ

たまのこしいれ アシガールEDO第4巻では

4年越しの想いがついに交差する、切なくて尊い物語。晴貴と月のすれ違いはまだまだ続きそうだけど、彼らの未来がどう動いていくのか…今後の展開に期待が高まる第4巻でした!

恋と家族、未来への覚悟がどう動くのか、次巻も楽しみですね!気になる方はぜひチェックしてみてください。

それでは、また新刊が発売されたら更新します!

 

『アシガール』ファンも、これから読み始める方も楽しめる続編。ぜひ手に取ってみてください。

 

まだ第1巻を読んでいない方は、ぜひ以下の記事をご覧ください

 

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本作・アシガールの最終回はこちらから

 

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