- 人気漫画あらすじまとめ 天堂家物語 9巻~12巻 怨念がこもる旧家に身代わりに嫁ぐ 斎藤けん先生
- 【登場人物】
- 天堂家物語 12巻あらすじ(ネタバレがあるので注意!)
- 天堂家物語 13巻あらすじ(ネタバレがあるので注意!)
- 天堂家物語 14巻あらすじ(ネタバレがあるので注意!)
- 天堂家物語 12巻 13巻 14巻 感想
- おわりに
人気漫画あらすじまとめ 天堂家物語 9巻~12巻 怨念がこもる旧家に身代わりに嫁ぐ 斎藤けん先生

天堂家物語【通常版】【電子限定おまけ付き】 13 (花とゆめコミックス)
今回は、超人気少女漫画・斎藤けん先生の「天堂家物語」をご紹介します。
12巻から14巻のあらすじと感想をまとめていきます。(ネタバレを一部含むので注意!)
天堂家物語は、花とゆめコミックで、無料アプリでも読めることからアプリ内でもその人気はトップクラス!
オリジナルものもあって、マンガは読みたいけれど、買うほどではない!というひとにはおすすめだと思います。
今まであらすじを一巻からまとめてきました。
過去の記事もどうぞ!
天堂家物語 1巻~4巻はこちらから
天堂家物語 5巻~8巻はこちらから
天堂家物語 9巻~11巻はこちらから
【登場人物】
主人公
らん
本作の主人公。
天堂雅人の婚約者として屋敷に入る。
天堂雅人
貴人の息子。
母を殺した犯人を探し復讐を誓う。
天堂家の血筋
天堂勝人
天堂家の先代当主。
志津子
勝人の妻。
貴人(たかと)
勝人と志津子の長男。
戦争で死亡。雅人の父。
操(みさお)
貴人の妹。
貴人に強い執着を持つ。
義人(よしと)
勝人の次男。
勝人の遺言により天堂家を継ぐ。
直人
妾の子。
義人の子ども
隼人
天堂家の長男。
周(あまね)
双子の兄。
晶(あきら)
双子の妹。
雪人
双子の下の弟。
天堂家の使用人
日下部榮
隼人の家令。
懸(あがた)
晶と周に仕える使用人。
サキ
雪人付きのメイド。
天堂家の外部人物
六郷
天堂家を調べている人物。
黒田に調査を依頼。
黒田
元新聞記者。天堂家を調査している。
間三千夫
有名な小説家。天堂家の過去の事件を知る人物。
鴉
らんに執着する殺し屋。
日下部榮に雇われている。
今までのあらすじ
らんは事情により「鳳城蘭」として、名家・天堂家に嫁ぐことになります。
しかしそれは、本物の花嫁の代わりとして送り込まれた身代わりの結婚でした。
蘭の夫となる天堂雅人は、周囲から狂人と恐れられている人物です。
最初は雅人の言動に戸惑う蘭ですが、一緒に過ごすうちに、雅人の孤独や不器用さを少しずつ理解していきます。
天堂家では家督争いや様々な思惑が渦巻いており、雅人の母・ちづるの死にも謎が残ったままです。
雅人に仕える立花や、天堂家に関わる人々の事情も絡み合い、物語は少しずつ大きく動き始めます。
最初は偽りの夫婦だった雅人と蘭ですが、危険な状況を乗り越える中で、互いを守ろうとする関係へと変わっていきます。
そして天堂家の争いの中で、二人の運命もまた大きく動いていくことになります。
天堂家物語 12巻あらすじ(ネタバレがあるので注意!)
天堂家では、操が新たな動きを見せます。
操は長男・隼人の婚約者である常子を呼び出し、雅人と接触する機会を作ります。
常子は舞踏会で見た雅人の姿が忘れられず、彼に対して淡い憧れを抱いていました。
しかし実際に出会った隼人は冷たく、近寄るなと突き放されてしまいます。
雅人と隼人のあまりの違いに、常子は戸惑いを感じます。
一方、らんと雅人の関係は少しずつ変化していました。
金平糖を分け合いながら二人は距離を縮め、互いに惹かれていることを強く意識するようになります。
しかし、らんは心のどこかで不安を抱えていました。
雅人が自分を「道具」として見ているのではないかという恐れです。
そんな中、天堂家の過去を調べている黒田と六郷は、
天堂家から解雇された使用人の行方を調べ始めます。
多くの使用人が突然姿を消していることがわかり、
天堂家に関わる事件の不気味さが浮かび上がってきます。
やがて天堂家では、先々代当主の三十三回忌が開かれることになります。
本来は隼人が出席する予定でしたが、
事情により雅人が代理として参列することになりました。
その場で雅人は、隼人が殺し屋鴉を雇っていることを知ります。
怒りを抑えきれなくなった雅人は、隼人に詰め寄り、
自分の母の死にも関わっているのではないかと問い詰めます。
隼人は雅人を挑発するように言います。
「お前からすべてを奪ってやる」
それに対し雅人も、「奪うのは俺のほうだ」と言い返します。
二人の対立は決定的なものとなりました。
一方で、操は雅人の婚約者として常子を正式に据えようと動き始めます。
その策略の中で、らんは天堂家にいられなくなり、
箱根の別邸へ行くよう命じられてしまいます。
雅人は冷たい言葉を口にします。
「道具になると誓っただろう」
それでもらんは雅人を想い続け、屋敷を去る直前、自分から雅人にキスをし、
「好きです」
と涙ながらに告げて、天堂家を後にするのでした。
天堂家物語 13巻あらすじ(ネタバレがあるので注意!)
らんが箱根の別邸で暮らしている頃、雅人は操の策略に乗りながら、常子と接触を続けていました。
常子は雅人の前で緊張してしまい、操の思惑に翻弄されていることにも気づきません。
雅人はそんな常子を見て、「天堂家の内情を知れば逃げ出すだろう」と考えます。
しかし、雅人の頭から離れないのはらんのことでした。自分から突き放したはずなのに、
なぜあのとき「好きだ」と言ったのか。
雅人は苛立ちながらも、らんの存在を強く意識します。
一方、箱根では殺し屋の鴉がらんのもとに現れます。雅人の隣に別の女性がいるかもしれないという不安から、
らんは涙を流します。
そんならんを見て、鴉もまた心を揺らされていきます。
その頃、天堂家では不穏な出来事が続いていました。
双子の兄妹である周と晶は、母親からの扱いによって精神的に追い詰められていました。
晶は次第に不安定になり、周に「一緒に死んでほしい」と懇願します。
しかし周にとって晶は、これまで生きる支えとなってきた存在でした。
そんな中、雪人のもとへ向かった晶は、翌日、池で溺死した状態で発見されます。
一方、雅人はらんを追って箱根へ向かい、ついに再会を果たします。
らんは、自分が雅人の道具でしかないのなら側にいられないと告げます。
しかし雅人は強く抱きしめ、言います。
「心を奪われたのは、お前だけだ」
役に立たなくてもいい。
そばにいてほしい。
二人はついに互いの想いを確かめ合い、
長くすれ違っていた気持ちが結ばれるのでした。
天堂家物語 14巻あらすじ(ネタバレがあるので注意!)
14巻では、天堂家の過去と血縁関係が明らかになっていきます。
天堂家の先代当主は天堂勝人。
その妻が志津子です。
二人の子どもは
長男の貴人と、娘の操。
貴人は戦争で亡くなり、
その息子が雅人でした。
貴人の死後、
家督は弟の義人が継ぎます。
義人の子どもには
・隼人
・双子の周と晶
・雪人
がいます。
天堂家の過去を調べている黒田と六郷は、小説家の間三千夫を訪ねます。
彼は、天堂家で起きた数々の事件について語ります。
雅人の母の惨殺事件。
相次ぐ不審死。
そして天堂家から解雇された使用人たちの失踪。
天堂家には、外からは見えない深い闇がありました。
一方、晶の死によって周は精神的に追い詰められ、
天堂家の歴史を調べ始めます。
らんはそんな周を心配し、協力しようとしますが、雅人は周を信用するなと警戒します。
そして隼人は、隼人の弱点がらんであることに気づきます。
雅人を追い詰めるため、隼人はらんを排除しようと動き始めるのでした。
天堂家物語 12巻 13巻 14巻 感想
12〜14巻は、物語の雰囲気が大きく変わる巻だと感じました。
それまでの天堂家物語は、らんと雅人の関係や身代わり婚約という設定が中心でしたが、このあたりから「天堂家という家そのものの異常さ」が強く描かれるようになります。
特に印象的だったのは、晶の死をきっかけに家族関係の歪みがはっきり見えてくるところです。
天堂家では血縁や家督が何よりも優先され、人の感情はほとんど顧みられません。
そんな環境の中で生きてきた雅人や双子たちの苦しさが、より強く伝わってきました。
その一方で、雅人とらんの関係は少しずつ変わっていきます。
最初は「復讐のための道具」と「身代わり婚約者」という関係だった二人が、互いの存在を本当に必要としていることに気づいていく過程は、とても印象的でした。
ただ、物語はここで安心できる展開にはなりません。
直人がらんを排除しようと動き始めたり、天堂家の過去の事件が次々と明らかになったりと、むしろ不穏さは増していきます。
天堂家という家が抱える闇がどこまで深いのか、そして雅人の復讐がどんな結末を迎えるのか。
ここから先の展開がさらに気になる巻でした。
おわりに
天堂家物語 12〜14巻では、物語の大きな転換点となる出来事が次々と描かれました。
操の策略によって離れ離れになるらんと雅人。
しかし箱根で再会した二人は、互いの想いを確かめ合うことになります。
その一方で、天堂家では晶の死という衝撃的な事件が起こり、
家族の関係や天堂家の歪んだ構造が少しずつ明らかになっていきました。
さらに黒田と六郷の調査によって、天堂家で過去に起きた事件や不審死の存在も浮かび上がります。
雅人の復讐の物語は、やがて天堂家そのものの闇へと深く踏み込んでいく展開になっていきます。
そして14巻の終盤では、隼人が雅人の弱点がらんであることに気づき、
らんを排除しようと動き始める不穏な流れも描かれました。
天堂家の権力争いはさらに激しくなり、
雅人の復讐、そしてらんの運命も大きく揺れ動いていきます。
次の記事では、物語がさらに大きく動く
15巻〜16巻のあらすじと感想をまとめていきます。
天堂家物語 1巻~4巻はこちらから
天堂家物語 5巻~8巻はこちらから
天堂家物語 9巻~11巻はこちらから



