定期購入 弱虫ペダル 79巻 新開兄弟のバトルの結果は？インターハイ後の坂道は巻島さんに会えたのか？ 感想とあらすじ（一部ネタバレを含むので注意）
弱虫ペダル79巻が発売しました！
新体制になっての初戦・峰ヶ山ヒルクライム戦が終わり、総北に新しい風が出てきました。一年生時に辞めてしまった、坂道たちの同級生二名が自転車部に再加入しました。しかしトラブルも坂道の実力の前では、問題なし！さらにMTB王者の雉からまさかの宣言をされました。一方、新体制になった箱根学園では、3年生追い出しのレースが始まります。そこで新開兄弟のバトルが勃発！さてどうなるのでしょうか？
みていきましょう。
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前回の78巻の記事もご参照ください。
新開兄弟が激突する！！期待の78巻
あの人がインターハイに参加する？！注目の77巻！
75巻 76巻 再加入部員が一波乱おこす！
新体制初戦 峰ヶ山ヒルクライム戦 72～74巻
新章開始！三年目のインターハイへ向けての新体制
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MTB編 開始
インターハイ二年目の結果がわかる！
弱虫ペダル 63巻はこちら
また、38巻から記事をまとめています。
まとめなくても別にいいのですが、文章にすると内容を次巻まで覚えてられるのですよね。長期連載になっているので、細かいところはすっとばしてまとめます。
自分用のメモがわりの記事にもなっています。
バトルの緊迫した描写は見どころも多く、細かいエピソードも漫画では描かれているので、もっと弱虫ペダルの世界を知りたい人はコミックもご覧ください。
弱虫ペダルとは？今までのあらすじ
あらすじ
小野田坂道、現在高校二年生。自転車部所属
そんな彼の楽しみは秋葉原。なんと自転車で秋葉原まで行っていた。その何十キロという距離を毎週行っていた彼は、知らぬ間に自転車が強くなっていた。
今泉くんと坂道は自転車を通して、仲良くなっていく。そうして自転車部に入ることに。
そして三年生、二年生、一年生がそろい。全国大会のメンバーを選抜することに。坂道は素人ながらメンバーになり、全国大会に行くことになる。
一年目の大会は、総北は見事一位になる。最後のゴールをきったのは、なんと坂道！
そして二年目を迎えた。新一年生をむかえて、総北高校は新体制で全国大会に挑む。箱根学園も新体制で、優勝を狙ってくる。
真波と坂道の戦いは熾烈を極めるものだった。ゴール1kmを過ぎても、両者は一歩も引かない。そしてついにゴール！勝者は小野田坂道！二年連続で先頭でゴールをしたのだった。
夏休みになった選手はそれぞれの休暇にはいる。坂道は、いつもの練習する道で今までみたことがない自転車に乗る少年に出会う。
出会った少年は雉 弓射（キジ キュウイ）。彼はマウンテンバイクのインターハイで二連覇している。坂道は実際にマウンテンバイクに乗ってみたり、雉の誘いでレースを見に行くことに。
雉のサプライズにより、坂道がMTB初心者クラスレースに参加する。レースがはじまり、優勝候補の壱藤と接戦の末、坂道が優勝！！
夏休みが終わり、ロードレースの日常が戻ってくる。
総北の新しいキャプテンになった坂道だが、初めてのレース・峰が山ヒルクライムでは、一年生を出場させると決める。そして段竹がトップでゴールをする。
しかし、総北高校には一年時に辞めてしまった元自転車競技部部員が再加入！そして杉元を破り、レギュラー入りを狙う川田。”運”で優勝できたと思う川田は、坂道相手に勝負をしかけ圧倒的差で負けてしまう。
そして坂道の前にMTBの王者・雉 弓射が再び現れ、ロードレースのインターハイに出て優勝すると宣言をされる。一方、箱根学園では3年生の追い出しレースがはじまり、そこへ大学生であるOG・新開隼人も参戦する。兄弟対決になり、本気のぶつかりあいが始まった。
弱虫ペダル 79巻のあらすじ（ネタバレを含むので注意）
新開兄弟バトル決着
新開悠人は、一緒に走る人のことを敵だと思っていました。しかし、それた違ったと感じました。それは最大の敵は兄だったということです。
互いにぶつかりあい、突き放し激走します。そのくらいついてくる姿勢に、兄・隼人は喜びます。悠人は兄に言います。
「おまえを倒す！！」
のこり300ｍ。隼人は顔を変えます。
「オレも心おきなく鬼んなれる！！」
最後の一撃がくるのがわかる悠人、悠人も鬼の表情になり、兄弟で最後のスプリントを走ります。残り250ｍ。
兄は知っていました。悠人が中学校のとき、学校の先生じいじられていていること。レースでは兄と比べられ、いい思いをしていなかったこと。ですが、兄も目の前のことに一生懸命で、弟を思う余裕はありませんでした。ですが、隼人が大学生になり、大学で一人暮らしをする荷物のなかに弟のきくCDがありました。隼人がきくCDの好みも知らないと実感した兄は、弟に何もしてやれなかったと思うのです。
そのために弟を激励にきた兄。全開バトルを仕掛けます。
のこり100ｍ。悠人はいろんな感情がありました。恨み、反発――あこがれの気持ち。
ですが、今の時間が続けばいいと思う自分に戸惑いさえ感じます。
最後のひと踏み、のこり50ｍ。10ｍ、ゴール！！
兄、隼人の勝ちです。
兄はさわやかな笑みを浮かべて弟に手を差し出します。成長したと言いますが、そんな態度が気に入らない悠人。兄がすごいと言われても素直に認められません。
才能もセンスもあるという兄・隼人。知らぬ間に自分さえこえていたというのです。
それは、兄・隼人は一年時にインターハイさえ出ていないということ。三年生でやっと初出場したのです。つまり悠人は一年でインターハイにでることができ、兄を超えていると兄は思っているのです。
それを知った悠人は、照れてしまいます。兄はすかさず悠人の肩にある星をとります。
真波 VS 黒田
次は山、戦いはもともとクライマーだった黒田雪成と、現キャプテン・真波の激突になります。
黒田は東堂にあこがれてクライマーになりましたが、結局クライマーをかけて戦った部内のインターハイ選考会で、真波に負けてしまいました。そこで仕方なく変更しました。
インターハイの個人総合、二位と三位の闘い。まずは黒田が先に出ます。
加速もはやくスイッチが入っています。そして真波もしかけます。
インターハイ後の坂道と巻島さん
一方、千葉県の総北高校。坂道は蜘蛛のマスコット、ニョロ太郎をみて笑っています。
坂道は今泉と一緒に、インターハイ後のことを思い出します。
インターハイ、個人優勝をした坂道でしたが、そこで二連覇したこともあってインタビューに長い時間がとられました。
しかし、イギリスから駆け付けた巻島先輩は時間もなく、飛行機の時間もせまってきます。巻島さんは坂道に会わず帰ると言い出し、田所先輩が運転する車で行ってしまいます。
そして、インタビューから戻ってきた坂道はその事実を知ります。せっかくインターハイを優勝したあとにも関わらず、落ち込む坂道。やっと直接報告できると思っていました。坂道にとって大切なのは勝利ではなく「つながり」。
ですが、田所さん金城さんは巻島さんの気持ちをわかっていました。いくら十分だといっても、それは全然十分ではないと田所さんは言い、車を引き返すことにしました。
そしてバスに乗って帰ろうとする坂道の後ろに、巻島さんが現れるのです。
弱虫ペダル 79巻の感想
弱虫ペダル79巻のあらすじをみていきました。
因縁の兄への思いを晴らすため、全力で兄に挑んだ新開悠人くんですが、この負けん気の強さが今回も出ていましたね。兄も相当負けず嫌いですので、似たもの兄弟だと思います。
一見、兄の方は生粋のエリートで、苦労知らずだと思われがちですが、苦労人なのですよね。長男より次男のほうが実は器用だったりして、兄ができなかった偉業をなんなくこなしたことに兄に言われて気が付く悠人くんでした。
兄も目の前のことでいっぱいだったとはいえ、ひそかに弟にジェラシーを感じていたのでしょうか。ただ兄は精神的に大人でそんなことより、弟の成長を純粋に喜んでいる感じもします。
兄にしっかりと認められていたこと、くすぶっていた思いのたけをぶつけることができ、走ることへの迷いなどが晴れたのかなと思いました。つまりもっとシンプルに走ることができる、それは悠人にとって強くなることを意味していると思いました。
続いて、箱根学園最強のクライマー真波に負けてクライマーの座をあきらめた黒田さんと真波の対決もはじまりました。一般的に考えて結果はなんとなくわかりますが、真波がキャプテンとしてどうチームを引っ張っていくかは、これから楽しみです。
後半の総北学園でのお話も、面白かったです。ここぞというときに現れて、坂道を元気づける巻島さんですが、今回もそっけなく帰ってしまいそうな展開でした。そのちょっとしたひねくれた感じが、仲間はみんなわかっています。
小野田君も素直ですから、巻島さんに会えないことがショックで落ち込みます。ただ、慕ってくれる人にはとことん甘い巻島さんですので、無事再会できてよかったと思います。
次回はもう80巻になります。次回のインターハイにむけて各校がどうなっていくのか、今後も注目です。
おわりに
弱虫ペダル79巻のあらすじと感想をまとめてみました。新開兄弟のバトルの結果がわかり、より箱根学園の成長がみらえる一冊でした。
80巻もまたチェックしていきたいなと思います。
弱虫ペダル80巻はこちら
78巻はこちらから
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