弱虫ペダル SPARE BIKE 12 (少年チャンピオン・コミックス)
キャラクターたちのレース以外の日常を描いた作品が、弱虫ペダル SPARE BIKEです。7巻で卒業していった先輩たちの大学編がはじまり、9巻ではその続きである大学編第二弾があり、10巻、11巻でも弱虫ペダルシリーズでは、今でも大人気の先輩たちのお話が中心です。
かつてはインターハイで戦ったライバル、またチームメイトだった仲間。それぞれが大学へ進学し、あたらしいチームで戦います。レースよりも日常がメインですので、キャラたちの日常を知りたいならチェックしていきたい作品です。
では、弱虫ペダル SPARE BIKE 12巻をみていきましょう。
弱虫ペダル SPARE BIKEに注目!!
まず、表紙なのですが…挑発的な巻島先輩が描かれていますよね。
今回12巻の先生からのコメントが、今回の表紙と本編の12巻の東堂さんの表紙が対になっているという解説がありました。
東堂さんは大学になったら、今度は巻島さんと仲間として一緒に自転車を走りたい!という熱い気持ちでいますから、本編をこえてのまさかの共演になっています。
両方持っている方は、並べてみると先生の意図を存分に楽しめると思います。
ほかにも、弱虫ペダル SPARE BIKEの公式ファンブックが発売されています。
本編ではファンブックがすでに何冊か発売されていますが、外伝の弱虫ペダル SPARE BIKEでもファンブックがあるのはうれしいですね。
原作者がかくスピンオフは大人気です。
弱虫ペダル SPARE BIKEは、本編がレースや自転車競技に焦点をあてているのに比べ、日常が語られています。
1巻から先輩たちの過去が語られ、なんと7巻から先輩たちの卒業後のことが詳細に描かれています。
さらに、9巻では続編の大学編もあり!今作10作では、今までに語られていない大学のこともあり、今後本編の弱虫ペダルの展開におおいに影響があると考えられます。
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弱虫ペダル SPARE BIKE 12巻あらすじ(ネタバレを含むので注意)
小関将との再会
神戸から静岡へ、小関が新幹線で訪れます。小関は、金城にとっての恩人で、自転車を続けるモチベーションでもあります。しかし中学のころ、社会人である小関が転勤をしてしまい、金城は再会を願っていましたが会うことができていませんでした。
金城は小関さんから連絡をうけ、数日前から落ち着きがありません。その様子に、荒北は驚いていました。
新幹線での改札口で待っていると、小関さんが現れます。背は大きくなっても笑った顔は変わっていないと小関さんは金城の頭を撫でます。金城が運転する車でふたりは、自転車をのせてロードを楽しみます。
小関さんに前を走ってもらい、それを追いかけることが憧れでした。
ウサ吉がなついている意外な人
また、新開・荒北が高校三年生だったころの話。
新開隼人が飼っているウサギである・ウサ吉。そのウサ吉を抱き上げた荒北にはある秘密がありました。それを見てしまう黒田は、荒北が狂犬であるのでウサ吉を食べるのでは?と恐れます。
荒北はウサ吉をもふもふしに来ていて、そのおなかに顔をうずめるのが好きなのです。実家で犬を飼っているのでもふもふに弱いです。一方、誤解をしたままの黒田が秘密を抱えたまま悩むことになります。
とんかつ屋にて集合
話は変わって……
筑波山でのレースがおわり、地元に大学がある東堂・田所は大学にある部室に戻ります。まだ設立したばかりの自転車部の部室には、何も物がありません。
椅子もテーブルもすべてこれから購入することになります。ふたりは忙しく、元同級生たちに挨拶もほとんどできませんでした。
腹が減ったふたりは、地元でおいしいと有名なとんかつ屋に行きます。古民家を利用した店はにぎわっていて、座敷に通されると、洋南大学・金城、荒北、待宮そして、明早大学・福富、新、石垣がいました。
おいしい店を探したらちょうどここがヒットしたということです。新開は食べるのも早く、荒北も大盛りのご飯を食べています。
互いのレースのことを褒めたたえ、東堂たち新設のチームが2位になったことに話題が集まります。さすが名門校である明早は一位であったので、実力者がそろっていて安定の勝利でした。
とんかつ屋にして親交を深める
荒北はとんかつのうまさに荒ぶっていました。とんかつのうまさにそれぞれ舌鼓をうつことになりますが、とんかつのパン粉の話になると、田所の実家のパン屋の話になります。
明早大学は都内なので田所の実家がある千葉に行けると、明早大学のメンバーはいつか練習がてら立ち寄りたいといいます。
そして、一行はデザートを食べようとしますが、荒北が東堂の部屋でデザートを買って騒ごうと提案しました。東堂は家でゆっくりしたいため拒否したいのですが、その流れを変えてくれたのは、東堂の幼馴染・修作でした。いいタイミングであらわれる修作に安堵した東堂。
乾杯をします。
荒北のトラウマ
まだ荒北が高校生のころ、部活は引退し勉強しに行こうとしますが、福富から声をかけられます。福富は部室に野球のグローブがあったので、荒北とキャッチボールをしたいと言い出しました。
荒北は中学まで野球をやっていて、かなりの実力者でした。しかしケガをしてしまい、一時はグレていたのです。
そして、野球をやりたくないので箱根学園を選んだのです。
中学の荒北はチームメイトの中でも強く、コーチにさえ意見するほどの生意気さえありました。バッターとしても投手としても才能があります。
しかし、コーチが試合で荒北を温存すると言い出してから、替えの投手に暴言を言ってしまい、チームの雰囲気が悪くなります。結果をだせばチームも納得すると、さらに練習量を増やすことになり、体を酷使した結果けがをしてしまったのです。
それ以来グローブを持っていない荒北。戸惑う荒北に福富は無理なら誘わないといい、荒北はまた今度やろうといいます。克服できることを誓って。
巻末にはアラキタくんの安定の四コマも掲載!
イギリスへのエアーメール
イギリスの大学へ行っている、巻島さん。英語の授業も慣れてきて、変な柄のシャツを着ていると同級生に褒められます。
家に帰ると手紙がありました。洗濯などの家事をすませ、テラスで手紙を読むことになりました。その手紙は新しく部を立ち上げた東堂からでした。
田所と同じ部になったこと、レースで二位になったこと。そしていつか一緒に走りたいということが書かれていました。日本の姉妹校には短期留学の話があったことを思い出し、今度応募してみようかと巻島は思います。
弱虫ペダル SPARE BIKE 12巻の感想
SPARE BIKE 12巻をあらすじをみてみました。
前回、新しい大学チームが明らかになり初めての公式戦。安定の名門・明早大学が一位で、まさか二位が部創設まもない筑士波大学でした。
東堂さんの圧倒的カリスマ力と強さを感じるシーンが多かったですね。
また、今回はチームの交流もあり、卒業した先輩が全員そろった豪華な一冊でした。
さらに、夏になると、イギリスにいる巻島さんも合流する可能性もでてきました。
12巻の冒頭では、金城さんの恩師的な小関さんも登場し、これからもっと話に入っていく感じもありますね。
大学編だけでなく社会人編もあるのかな?といろいろこれからの展開も楽しいです。
今後、この三大学がどう大学シリーズを制覇するのかが楽しみです。また、本編で卒業してしまった、先輩たちがどの大学へ進学するのかも今後楽しみですね。
また、チームメンバーが混在し、新しいチームが作られるでしょう。
本編以上に熱いというひともいるほど、大人気シリーズ!はやくも13巻が読みたいです。
もちろん本編もチェックしていきたいですね。
本編 三年生になった坂道たち
弱虫ペダル 81巻はこちら
おわりに
弱虫ペダル SPARE BIKE 12巻のあらすじと感想をまとめました。
先輩たちの大学レースが濃くみられる満足の一冊でした。渡辺先生いわく、日常をメインにしているのでレースは描こうか迷ったみたいですが、やはりレースがあっての弱虫ペダルですよね。ですが、一冊で終わったので読みやすくてよかったです。
13巻ではどうなるのかまったく予想ができませんが、楽しみにしています。
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