久しぶりの新刊の記事です。
おサボりが過ぎて、まとめてばかりの記事続きだったので今回は一作ずつ書く事にしました(挫折有)
今回の作品は、この漫画はすごい!で男性編にもランクインし、さらにはマンガ大賞7位という快挙。
今まで購入していた中学生の青春&身長差の恋の「富士山さんは思春期」が無事最終巻を迎え、この先青春物の漫画を買いたいなと思ったところ出会ってしまった作品です。
今作も特に大きな変化はないものの、ドキドキさせてくれました。
- 恋は雨上がりのように(5) (ビッグコミックス)/小学館
- ¥価格不明
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男性誌で連載というだけあって、青年誌のような胸が焼けるようなドキドキはありません。
何と言っても表紙の女子高生の恋の相手は、バツイチのおじさんだからです。
不器用でそして哀愁のあるおじさんと、夢破れた女子高生の何とも言えない距離感。
それをじっくり楽しむ漫画です。
少女漫画であるような、お金持ちのイケメンと女子高生のお話のような展開ではなく。
実際こんなおじさんいるかも・・・・とすんなり連想できてしまう恋の相手。
しかし女子高生も等身大の、純粋な女の子。
そんな二人は、全然進展はなく・・・むしろあるはずもなくといった展開です。
今回の五巻では、過去作家を夢見た店長(恋の相手)と古本市場へ行くといったもの。
あくまで友人として女の子は誘います。
店長も保護者という名目で、自分の好きな本を目当てに行きます。
前半は女子高生の文化祭と同僚(バイト先の)の絶対うまくはいかない恋の相手を語るというもの。
色んな人が出てきて、願いはあるけれどなかなかすんなりはいかないことが小さくですが描かれています。
少年誌なら「夢」があって「努力」すれば、いつか叶う!
といったものが多いですがこれは大人の漫画。
「夢」があって「努力」もしたけれど、なかなかうまくはいかないのが世の中で。
そのなかうまく自分に折り合いをつけながら、みんな生きているというような哀愁を感じます。
今回も大満足の一冊でした。
まだ手に取ってない方は、電子書籍で一巻を無料でみられる機会も多いですので探してみてください。
恋は雨上がりのようにの関連記事です。
(さぼったりしているのでとびとびです。)
こちらの漫画もおすすめです。
ではまた次回。