電子書籍専門店、シーモアから電子メールがきてました。
久々にログインすると何でも一冊50%オフのチケットが。
これは買おう!と今月はまだそんなに購入品がないし、というお財布が緩くなってしまいました。
いつもブログ様で拝見していて、絶賛されてた本。
上下巻です。
カッコウの夢 上 (on BLUEコミックス)
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カッコウの夢 下 (on BLUEコミックス)
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カッコウの夢。
絵からして、芸術的なかおり。
最近のBLは恋愛対象が男性同士っていうだけで、作品質が高いですよね。
あれ・・・BL買ったはずなんだけど、ストーリーがとても作り込まれてる。
といった物語が多いです。
映画のような構成と、ストーリー性。
でも男×男だからこその、刹那的な恋、情念。
でもBLだからこそのドリームと、ピュアな恋。
そのなんとも言えない混ざり合いは、上下巻にもかかわらず早く読み終えました。
簡単にいうと、スキなひとと、体だけの関係の人が入れ替わったら?
というもの。主人公は、スキなひとがいるのに、打ち明けることができず、体だけの関係の人がいます。
そんな主人公の思い人は、優等生。
関係をもっている人は、たばこは吸うし、ピアスもしているし、タトゥーもしています。
そんな反対の人を好きになるわけありません。
中身をスキになってほしいと、友人は告白してくるひとにいって振ります。
自分だけはそんな人を支え、スキであり続けると思う主人公ですが・・・
この複雑な三角関係、スキな人はそれぞれ違って。
そもそも本当に、人格が入れ替わるのだろうか?という疑問ももちつつ。
スキな気持ちをそれぞれにぶつけあい。
といった内容です。
途中、主人公が誰が誰で、スキな人は誰で???
といい意味で混乱している様が見事に描かれてます。
ですが安心してください、BLですからそこにドリームはあります。
最後はこういう風にもってきたか!といった展開でした。
途中ミステリーのような、サスペンスのような。
良い意味で緊張感がある展開もありました。
緩急がはっきりしていて、物語として完成度が高かったです。
いつも買っているBLがオーソドックスな昔ながらのBLが多いので、こういった作品もたまにいいなと思いつつ。年末にむけて、またBL熱が過熱するかも?と思ったり思わなかったり。
では今回はここまで。
また次回に。