凜のヲタク的日常 はてなの章

ゲーム・アニメ・漫画などリアルでは語れない事を発信(BL含&分別)

おすすめBL漫画家さん京山先生新作 すのーふれーくす ヘブンリーホームシックのネタバレと感想


今日は土・日の息抜き。
本屋さんへいって新刊のチェックと、話題の本の視察に行ってまいりました。



その中で新作コーナーになんと京山先生の漫画を発見しました。



ヘブンリーホームシック (on BLUE COMICS)/祥伝社
¥702
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ヘブンリーホームシック、4月25日発売。

 

すのーふれーくす (H&C Comics ihr HertZシリーズ)/京山あつき
¥670
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すのーふれーくす、4月1日発売。




どちらも今月発売したみたいですね。




まずヘブンリーホームシックからネタバレと感想。





「ヘブンリーホームシック」




「ねえ、オレらゲイなの?」
イギリスで再会した同級生の、太田と行貞。

ホームシックで参っていた二人は足を絡め、腕を抱き、ひざまくらを許したり。
その行為は次第に心も浸食し、お互いに離れがたい存在になっていた。

ある夜、ベッドですり寄ってくる行貞にたまらなく愛しさがこみ上げた太田は、
強引にキスをして、衝動のまま欲望を押し付けるのだが―――――。

非日常に揺れるエロティック・異国ステイ。


本の帯より引用。




主人公二人は転勤で海外に行っている、日本人。
しかし海外転勤と言っても、日本語は通じないし、食べ物も好きなものは食べられない。
そして人種差別もある。

一番は日本語を話せないストレス。

その中で会った、懐かしい友人。

日本語で通じることに、喜びを感じ、そしてひと肌の寂しさに泣いていた二人は肩を寄せあうように暮らします。


日本でならきっとこうはならない、密接した二人のかけがえない時間。

海外で働くことの厳しさをわかっているからこそ、お互いを理解し欲します。

ただそれもふとした瞬間に均衡が崩れます。

お互いに触れてしまったから。


戸惑い、避け合う二人。


でもやはりお互いを失うには、寂しさが勝っていたのです。




そして友人のような、恋人のようななんとも言えない関係のまま。
サマータイムで日本に帰ります。

しかしお互いは変わることなく、一緒にいたいと感じる二人。


またイギリスに帰り仕事に戻りますが、海外赴任により他国に辞令がでる可能性がでます。

会社を辞めてまでも行貞と一緒にいたいと言いますが、実はもう行貞も栄転を断っていました。

でも今一緒にいたいから仕事をやめるのは違う気がする。


そうお互い話し合い、今の関係を続けながら今の時間を大切に過ごす二人の穏やかな海外ステイ。


ここで終わりました。








感想。



これを読みながら、海外にお嫁に行ったお友達を思い出しました。

彼女は外国人と結婚したので、ヨーロッパに行ったのですが。

この二人と同じことを言ってました。


海外に行って、どんなに好きな人といても寂しい。

そう感じるそうです。
それは食べ物だったり、日本語の本が入手しづらいこと。
何より気軽に日本語を使えないことにストレスを感じていました。

私も彼女の家にステイして、彼女の悩みを聞いていたのですが。

私みたいに一時滞在とは違い、何年続くか分からない生活と積もる小さなストレスに、
―――――日本に帰りたい気持ちがある。

そういっていました。



その辺のリアルさがこの本にとてもよく描かれていますね。

海外生活を描くのは実はうまい京山あつき先生。


前に海外テニスのことも描いていましたね。




海外生活という一種独特な環境で生まれた恋、これを永遠かはわからないけれど。
今という時間を大切にする二人の関係に。

なんだか切なさと、リアルさと。

映画を見ているような儚さがありました。

読後胸がジーンとしました。



さすが京山先生!!!と買って正解でした。


私が好きな漫画家さんの一人、門地かおり先生に近い妙なエロティックな絵が感心します。

メロメロのしくみ (新装版) (ビーボーイコミックス)/リブレ出版
¥669
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絵自体は肉感的ではなく、細い線なんです。

ですが雰囲気がエロティックなんです、平凡な主人公なのに!





はあ、と満足の溜息を出してしまう本でした。






さて二冊目の本のご紹介。


「すのーふれーくす」




半年前――――オレはすでに変態だった。

ダメ兄のタケルには気になる人が二人いる。

化学の押島先生と弟の友達シュウ君だ。

純愛な変態がふたり同時に片思い?!


本の帯より引用。





タケルは試験管で悪さをしているところを先生に見つかってしまってから。

化学の先生と話す中になった。

その変態の姿をさらしたので、先生には呆れられるものの。
自分の変わった性癖を話せる信用できる大人だった。


自分は高校生。でも男の人が好きになってしまう。

変な自分、自覚はしている。

そして性癖も少し変わっていた。妄想すると止まらない。


ある時自分を邪険にする弟、その友人シュウを見かける。

彼は先生に似ているが、雰囲気はまるで違う。

でも惹かれてしまう。


彼の忘れた筆記用具でまた悪さをしてしまう。

しかしそれが騒動になり。


妄想を抑えられないタケルは、体だけの関係の男と気を紛らわす。
が、関係を終わらせようとしたとき脅されてしまう。


先生に助けてもらい、それでもやはり妄想と欲に負けそうになるタケル。


そんなとき野球部の後ろ姿が似ている男の子にときめく。
そしてまた手を出しそうになったとき一緒にいるところを、シュウに見られてしまう。

自分の性癖がばれたとショックで結局シュウとは離れてしまう。


2年後再会するも、実はシュウは弟が好きだった。

弟とシュウはなんだかんだでうまくいき。


タケルはなんだかんだ先生と両想いになりハッピーエンド。








感想




変態主人公ですが。

確かに暴走気味でしたね。

先生とシュウくんで揺れ動くのですが(妄想の中で)

他の人にも手を出したりとやはり変態な主人公君。



最後までどうまとめるのかな?
と行方を追っていましたが、やはりこんな感じかといった印象。


ただ物語としては物足りないかな。


変態主人公の妄想生活みたいな感じなら面白いですが、コメディではないので。

うーん、中途半端な気がするし。

消化不良のまま終わった気がします。


京山あつき先生の作品は、絶対的なハッピーエンドは基本的にありません。

男の人同士の恋愛なので、この先もいろいろ課題があるんだろうなとそう感じながらも。

そっと終わっていくスタイル。


ただ一作目のヘブンリーホームシックはそれがいい雰囲気でした。

すのーふれーくすに関しては中途半端な印象。
恋愛の過程が少なくて、主人公の変態ちっくな行為と思考メインだったからかも。




個人的にはヘブンリーホームシックの方が大人の物語でおすすめですね。
どちらもシリアス系で、平凡でも色気のある描写が多いです。

大人な恋ならヘブンリーホームシック。
とにかく変態高校生を見たかったらすのーふれーくす。

おすすめです。

 

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ではまた次回。



 

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