さて今日は久々に自宅にある漫画を整理していました。
私結構高校生くらいまでは、購入した漫画を保存していました。
今は置き場に困るので、基本的に売るようにしています。
ただどうしても、手放せない漫画はいくつかあります。
中にはもう行方知れずの漫画家さんのコミックスもあります。
今回はその中で手放せないでいる漫画の一つ、京山あつき先生の漫画の本をご紹介。
- ihr HertZ (イァ ハーツ) 2015年 01月号/大洋図書
- ¥1,010
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Hertzという雑誌でよく見かける漫画家さんです。
実はこれ、母がおすすめしてきました。
私がこのジャンルを読み始めたのは母の影響。
母も実はこういう本を手に取ったのは、祖母が暇つぶしに読んでいた漫画のなかにあったのを見つけたからだそうです。
祖母は亡くなりましたが、本が大好きでよく老眼鏡をつけて少女漫画・レディースコミック、そしてBL本までみていました。
さすが大正生まれでしょうか。いろんな文化にはオープンな世代なのかもしれませんね。
さて話は戻って、京山先生。
私が最もはまり、いまだに読み返すと胸がキュンキュンしてしまう漫画。
- 聞こえない声 HertZシリーズ/大洋図書
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- 枯れない花 (ミリオンコミックス Hertz Series 76)/大洋図書
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- 見えない星 (ミリオンコミックス Hertz Series 38)/大洋図書
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この三作品。シリーズものです。
一時期流行ったブサイク受けのジャンルではこれが一番の作品でしょう。
これは雑誌で毎回楽しみにしてましたが、もう一回読み直したくて漫画をそろえました。
あらすじ
見た目もかっこよくなく、女の子にもてるわけでもない。
それに部活では野球をしているが、自分の顔の印象で先輩からも誤解をうける。
万年補欠であり、いたって普通の男子高生。背も小さい。
そんな自分でもレギュラーになりたい。
練習後球を拾ったり、見えないところで活動していました。
それを部活ではエース。そしてイケメンの先輩が観ていました。
自分とは別次元にいる先輩。
自分を褒めてくれ、フォームを直すアドバイスをくれたり。
自分にも優しくしてくれます。
一緒にいる時間が増えてきます。
先輩は自分といると楽だといい、人気者であるのに気にかけてくれます。
自分も先輩にはなれなくても、ベンチに入って代打にでもなりたい。
そう思って先輩のいないところで努力します。
そうすると先輩とは別行動になります。
急に態度が変わった主人公に、嫌われたかと思った。
そういいます。
ですが先輩に近づきたいと伝えると、思わず抱き寄せてしまう先輩。
知らず知らずのうちに、彼をみて大切に思うようになるのです。
しかし主人公は恋愛なんかしたことがありません。
まして相手は男、学校のスーパースター。
つりあいません。
そして先輩の引退試合。代打にでるものの負けてしまします。
慰める先輩。そしてそんな真面目に頑張っている君だからこそ好きだと言います。
まだ恋愛初心者の主人公、そしてすごくもてるのに真面目で一途な先輩のお話です。
感想
BLは基本ファンタジーです。
ただファンタジーすぎると、これは性別入れ替えただけの男女物語かな?
そういう作品も多いです。
ですがこれは、男子高生の青春。そして日常が無理なくかけています。
心理描写もうまく、絵もほのぼの可愛らしい。
特に劇的なエピソードはない高校生らしい恋愛ですが、丁寧にかかれています。
本当にいい漫画です。
この漫画から京山先生の漫画を集めました。
今作は真面目ですが、実はギャグも描ける先生。
- キスミーテニスボーイ (キャラコミックス)/徳間書店
- ¥576
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これは変なカップルの話です。
思わず笑ってしまうことが多いです。
主人公のイケメン受けくん、そして変態日本人テニス選手攻めの話。
ハードな描写はほとんどなく、ほのぼのしているのですが妙にいやらしいというか。
是非おすすめ。
- 仮面ティーチャー (キャラコミックス)/徳間書店
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- さよならbaby (キャラコミックス)/徳間書店
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- あさってのジジョウ (H&C Comics ihr HertZシリーズ 135)/大洋図書
- ¥669
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- アンバランスなネオンサイン (キャラコミックス)/徳間書店
- ¥700
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本当に面白い作家さんですが、それほどメジャーではない先生。
人気も出てほしいけれど作品が丁寧で素晴らしいので、このままマイペースに頑張っていってほしいです。
ではほかにもいくつかシリーズで記事を書こうと思います。
ではまた次回。