凜のヲタク的日常 はてなの章

ゲーム・アニメ・漫画などリアルでは語れない事を発信(BL含&分別)

購入した漫画 宇宙兄弟 27巻 (感想あり)

【当ブログはアフィリエイト広告を利用しています】


宇宙兄弟の新刊がでましたね!
今回も手に取って読み始めたら止まらなかったです。

読み終わった瞬間、その読み応えにため息がでます。
一時期少し勢いがなくなりましたが、今はみんなが宇宙へ行っています。

一つの山場ですね。


 

宇宙兄弟(27) (モーニング KC)/講談社
¥617
Amazon.co.jp


表紙は、ムッタが憧れる医師で宇宙飛行士のせりかさん。

前回のあらすじは簡単にこちらから見られます。

 

www.rinnrinnkarinn.xyz

 










前回のあらすじ


月に無事に到着して、初めての一歩は手だった。
人類初めての一歩が手をついたことだったムッタは少し残念。
そして宇宙では、憧れのセリカさんと会うことに。




27巻。





宇宙ステーションISSで実験をしているセリカ。
一緒にいるのは同じ日本人宇宙飛行士のえな。

セリカは難病(ASL)の特効薬を作るミッションがある。

しかしその研究をわがものにしようと近づいた企業もいた。
しかし断られる。

それを妬みに思った社員が、セリカの噂をでっち上げて匿名でネットにさらした。

いっきに拡散した噂。
セリカはお金のために、研究し、企業から資金を受け取ったとバッシングを受けることに。
セリカは父のために研究している。
父がその病で亡くなったからだ。

父も同じ医者だった。
目の前で自分の病について研究し、最後まで生きようとした父の志を彼女は継いでいる。

JAXAは彼女のストレス値が上昇していくのがわかる。
文部科学省は、噂を感知し、セリカのミッションをやめるよう進言してきた。

JAXAもミッション続行か判断を悩む。

セリカは惑わされる。
しかし、ムッタがメールでくれた動画によって励まされるのだった。

セリカは屈しなかった。
えなも彼女を応援する。



「発する言葉は、自分自身なんだって。

皆がネットに打ち込む文字も、結局その人でしかない。

鏡を見ていることに気が付いてない人が多いだけ。

そう思ったら楽になった」

BY 伊東せりか


「我々は、世間の誹謗中傷やクレームのようなものをいささか気にし過ぎではないでしょうか。

人の悪口というのは

仲間内で言う人は凡人、

口に出さない人は賢人、

不特定多数に向けて発信するのは暇人ですから。」

BY JAXA所長


そして最後のチャンスを祈ったとき、実験に光が見える。










感想


27巻は、宇宙飛行士のことというより。
ネット社会でのバッシングについてでしたね。
宇宙兄弟では色々なことをテーマに描かれています。

これらは綿密な取材などがベースになっているのでしょうね。
日本のネット社会の怖さをうまく表現されていました。

有名人が最初は持ち上げられるのに、
何かあるとそれが真偽がはっきりしなくとも
バッシング対象になる怖さ。

目立つものは一斉に叩くという、いじめの心理みたいなのが働くのでしょうか。

もう少し、ネットでのマナーというものを改めて私たちは考えなくてはと思うときがあります。
勢いのあるバッシングは時に子ども達や、新しい才能をつぶす可能性もあるからです。
せいかさんも実験が成功してよかったです。

次回、彼女は宇宙飛行士としてどんな評価がされるのでしょうか。
待ち遠しいです。
 
ではまた次回。