定期購入 ながたんと青とーいちかの料理帖ー 10巻 波乱の三兄弟の夫婦関係 あらすじと感想

ながたんと青と-いちかの料理帖-(10) (Kissコミックス)
今回は、ながたんと青とーいちかの料理帖ーの10巻のあらすじと感想をご紹介します。
時代は、昭和で戦争が終わってから少したってからの時代。主人公は夫を戦争で亡くした未亡人。そんな彼女がなんと年の差の男性と結婚するところから始まります。
そして、実家の料亭を立て直すことに。夫婦としては少しずつ絆が強まっていきますが、年の差もあり、互いに遠慮があります。また、政略結婚での結婚ですから、それぞれの親のことも関係してきます。
前回までのあらすじ ながたんと青とーいちかの料理帖ー 1~9巻はこちら
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恋愛漫画で気になる作品がある!大人も読みたい恋愛漫画
最近、大人女子でも楽しそう!と思える恋愛漫画が増えている気がします。一時期、大人女子向けといえば、セクシーシーン多めで、レディースコミック的なものは多かったです。とはいえ、少女漫画を好むので、それメインというより、心情的な揺れ動きが描かれた作品が大好き!
何よりじれったく、なかなか進まない恋愛劇って漫画として楽しいですよね!少女漫画だと何年も進展が進まない!なんてものもありますが、大人の恋愛というのは、さくっと進展するけれど、世間体だったりリアルな問題が多くて、実は読んでいるとしんどくなったりします。
もちろんリアル女子恋愛漫画もいいのですが、少しリアリティがない恋愛漫画も読んでみたいです。しかし、あまりにもファンタジーすぎてもちょっと違う。そんなわがままな願望をかなえてくれる恋愛漫画が増えている気がします。
そして、なんとドラマ化が決定しましたね!
やはり原作がしっかりしているからこそ、メディア化でさらに人気が出そうです。
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無料漫画でもランキング上位!これからの話題作
『ながたんと青と』の作品を知ったのは、ネットで楽しい!というのを見たのもありますが、LINE漫画で無料で試し読みをしたのが始まりです。
無料漫画アプリでは、待っていると次の日続きが読めるものも多くなっていて、時間つぶしにはよさそうです。
LINEマンガ、ピッコマなどは有名どころですよね。
オリジナルものもあって、マンガは読みたいけれど、買うほどではない!というひとにはおすすめだと思います。
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また、白泉社の公式無料アプリ「マンガPark」だと人気漫画が無料で読めます。キャンペーンがあると、全巻読めたりするのでダウンロードしておくと漫画がお得に読めるときもあるかも!
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無料アプリのランキングは、実は次の人気作を探すのは都合がよかったりします。
無料アプリですので気軽に読めるのがポイントですよね!しかも最新話が読めたりも!
今回ご紹介する『ながたんと青と』も上位ランクイン中!
各電子書籍サイトでも、1巻2巻が期間限定で無料で読めたりと、これからさらに話題になっていきそうな作品だと思いました。
ながたんと青ととは?
「ながたんと青と」とはどんな内容なのでしょうか?題名の”ながたん”というのは、包丁のことです。主人公の女性、いちかが包丁を使える女性料理人です。実家が京都の料亭なのですが、男性しか厨房にははいれない時代なため、女性であるいちかは、婿をむかえて料亭を切り盛りしていました。
しかし、時代は戦争真っただ中。夫は戦死してしまい、残されたのは夫の包丁。しかし京都の料亭は経営危機にあり、ホテル業をいとなむ山口氏の子息と結婚することで資金援助を受けることになります。
その話は妹がうけることになりますが、妹が駆け落ち婚!ということで、いちかがお見合いを受けることになりますが、あちら側も都合があって次男から三男が相手になります。
年の差が15歳!ちょっとした親子の違いがあります。しかし家同士の思惑により、仕方なく結婚することから始まるのがこのお話。しかし、三男の男性も思ったことをはっきり言う、いけずな人。まるでピリッと辛い「青とうがらし」のような人なのです。
「青と」というのは、
年が若く十分に成長していないこと、人柄、技能などが未熟であることを表わす。
青二才などに使われますが、若さゆえに、まっすぐすぎたり頑固すぎたり、初々しかったりという面もあります。19歳の大学生ですから、いくら大人ぶっても、34歳の女性の前ではかわいい弟みたいなものです。
登場人物
主人公:桑乃木 いち日(くわのき いちか)
夫:桑乃木(旧姓・山口) 周(やまぐち あまね)
周の兄:山口 縁
縁の妻:山口 鈴音
周の次兄:川島(旧姓:山口)栄
栄の妻:川島 頌子
妹:ふた葉
ふた葉の夫:慎さん、古参の料理人
ちょっと無理があるのでは?と最初思ってはいたのですが、7巻まであっというまに読んでしまいました。

ながたんと青と 10巻のあらすじ(ネタばれを一部含みます)
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告白
急に会いにきてしまったことに、周は動揺し、いち日もどういったらいいか困惑します。
「うちは今、周さんのことがとても好きです」
「今は一等大事…なんです」
「先に言わせてしまってすみません」
互いの気持ちを告白します。周のまっすぐな気持ちの伝え方に、顔を真っ赤にして、若いと思ういち日。
そして、帰り際店の話になりますが、二号店のことで少し気がかりがありました。
川島の家に帰ると、着替えがおいてあり二人で同じ部屋に泊まることになります。
そして次の日、周はいち日に三色そぼろ弁当をつくり出かけていきます。その料理の手際のよさに、川島の人もいち日も驚きます。
いち日は川島の人に、次兄・栄について聞かれますが、いち日もまだよくわかりません。
川島の義姉は体調がすぐれませんが、あまり時間をとれないならば、義姉と栄は一緒にすむのはどうかという話になります。
いち日は義姉を大切にしてほしいと願います。
壊れる心
一方、長兄の妻・鈴音も義母から呼び出しがあります。女の子をうんだばかりですが、週に一回は夫婦の時間をとるように言われ、男の子をうめと言われる日々。
もしそれができないのであれば、夫に妾をあてがうといわれます。実家も頼れない、友達もいない、子供もおいてもいけない。
鈴音の心は限界に来ていました。
鈴音は裁縫が上手ですが、そんなものは何も役に立たないと絶望します。いち日がうらやましい、周もうらやましい。
そのときに、夫である縁がきますが、夫を突き飛ばしてしまいます。
二号店の話ままだうまくいっていません。というのは、二号店を任されたいち日の妹の夫である慎さんが材料に妥協を許さず、価格帯や原材料のことで栄と話がまとまりません。
慎さんは二号店とはいえ、桑乃木の暖簾を任されるということから、妥協をしたくはないのです。
そしていち日がお世話になったシェフ・田嶋さんもお手伝いが無事終了し、店をだす準備に入ります。いち日の養子である、みちやも料理に興味をもちはじめ、将来はみちやを田嶋さんの預けるか?という話にもなります。
いち日はそこに来た栄と話をして、一号店が回転率を意識した店、二号店は今までどおり一人一人を大切にする店という位置づけはどうかと話します。
栄に妻である・頌子を大切にしてほしいといいますが、流されます。
そこに周が帰ってきますが、なんと長兄の縁も来ます。
縁と鈴音
縁がはじめて鈴音にあったのは10円前ほど。周の幼馴染だと知りました。そのあと、お見合いをして正式に婚約をすることになりますが、山口は戦火でたちゆかなかった鈴音の実家を助けるかわりに、大阪の一等地を手に入れました。
いち日との政略結婚と同じです。
縁は婚約を周に告げると驚いた様子に、自分より出来がいい弟から好きな人をとったことに少しばかりの優越感がありました。
気の乗らない鈴音に笑顔でいろといったのは縁。それから人形のように笑う鈴音でしたが、突き放されたときには感情が見えました。
どうしたらといち日たちに聞きにきますが、いち日の母から自分で説得しろと言われます。そしてもし母親を説得できないのであれば、鈴音を愛しているというのなら解放してあげろと言われます。
いち日の母も昔は跡継ぎをうめと言われ、病んでしまいそうだったことがあります。それをかばったのが夫でした。
桑乃木にきていた鈴音はずいぶん追い詰められていた、このままでは鈴音を壊してしまうといわれます。そしておはぎをもって帰宅する縁。
おはぎをもって鈴音のもとへいく縁ですが、かき氷をつくり鈴音に出します。
そして、縁の変化に同様動揺します。
「鈴音、俺と離縁しよか」
自分が何もしなかったため、ツケが回ってきたと考えました。縁にとっては家も盛り立てるのが優先、跡継ぎを強制できないと考え、もっと早くに気がつけばよかったと涙を流して鈴音を抱きしめます。
栄と頌子
頌子が栄のもとにきていました。家にいるだけではつまらなくて死んでしまいそうだと思い、どうせ死ぬなら好きなようにして死にたいというのです。
いち日たちの二号店の話をきいて、助けてあげてほしいと頌子に言われますが、お嬢様にはわからないことと拒絶されます。そのまま頌子は雨のまま帰ろうとしますが、栄が送ってくれます。
頌子は病弱で子供もうめない体と言われていました。そのため結婚は難しいとあきらめていましたが、栄との縁談がありました。
栄は子供なんて必要ないとはっきりといい、頌子はその言葉に救われた部分もありました。
そして頻繁に頌子は桑乃木に遊びに来ます。二号店の試食をしていると頌子は倒れます。病院に行くと、頌子は妊娠していました。

ながたんと青と 10巻 感想
ながたんと青との10巻のあらすじをみてきました。
10巻ではいろんなことが動き出しましたね。いったんは、いち日と周の両思いになり、恋愛としてはハッピーエンド?!とは思いますが、いやいやまだまだ問題は残りますね。
まず二号店のこと。二号店は桑乃木に長くからいる慎さんにお任せしますが、栄の考え方とは合わずメニューが難航します。
そのほかに、今回は次兄と長兄の夫婦関係がクローズアップされましたね。9巻からでてきてた栄の妻・頌子はお金持ちのお嬢さまですが、体が弱いみたいです。
ですので、10巻でも発覚しましたが跡継ぎは望んでいない様子。
さらに、夫である栄も子供は望んではいません。
気になるのは、周と縁の母が息子を二人うんだと発言していることから、栄は妾腹なのでは?という疑惑もあります。
そのため、跡継ぎを切望されている鈴音が心身ともに限界にきて、まさかの離縁の話まででてくることに。
やっといち日と周が両想いになったのに、鈴音が壊れてしまうと…ふたりの仲を何か波をたてる展開が予想できますね。
そもそも鈴音は誰が好きなのかもわかりませんし、縁も弟にはライバル心があり、鈴音は嫁としては好意はありますが、事業が優先です。
ですので、多少は迷いましたが、嫁より家のことを選びました。鈴音にとってそのことはどんな影響があるのかもっと壊れてしまわないか……不安です。
子どもの問題は、次兄・夫婦にもありますね。子供を望んでいない夫婦にまさかの子供ができてしまった。喜ぶべきなのでしょうか、頌子さんの体がまず妊娠に耐えうるのかもわかりません。
さらに栄も子供を望まないのには理由がありそうです。
まだまだ、この三兄弟夫婦には問題がありそうですね。
どろどろしないといいなと思いつつ、次の巻も楽しみにしています。
おわりに
ながたんと青とーいちかの料理帖ー 10巻のあらすじを感想をまとめてみました。
周囲の人間関係の動きが目まぐるしい10巻でしたね。それぞれの夫婦の形も違い、兄たちはあくまでビジネスでの結婚と考えていて、夫婦生活はあまりよくありません。
そのなかで、いち日と周は政略結婚ですが本当の両想いになり一歩進んでいくのを感じます。
まだまだ波乱があるだろうと予測できるので続きが楽しみです。
ながたんと青とーいちかの料理帖ー 1~8巻のあらすじはこちら
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