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話題沸騰中!料理自慢の年上女房と大学生の政略結婚 ながたんと青とーいちかの料理帖ー 1~7巻 磯谷友紀先生 あらすじと感想

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話題沸騰中!料理自慢の年上女房と大学生の政略結婚 ながたんと青とーいちかの料理帖ー 1~7巻 磯谷友紀先生 あらすじと感想(一部ネタバレがあるので注意)

 


ながたんと青と-いちかの料理帖-(1) (Kissコミックス)

 

今回は、ながたんと青とーいちかの料理帖ーという恋愛漫画をご紹介したいと思います。

現在、既刊7巻。先日新刊が発売したばかりです。

 

時代は、昭和で戦争が終わってから少したってからの時代。主人公は夫を戦争で亡くした未亡人。そんな彼女がなんと年の差の男性と結婚するところから始まります。

 

びっくりな展開からはじまる恋愛ですが、果たしてどんなお話でしょうか。みていきましょう。

 

恋愛漫画で気になる作品がある!大人も読みたい恋愛漫画

最近、大人女子でも楽しそう!と思える恋愛漫画が増えている気がします。一時期、大人女子向けといえば、セクシーシーン多めで、レディースコミック的なものは多かったです。とはいえ、少女漫画を好むので、それメインというより、心情的な揺れ動きが描かれた作品が大好き!

 

何よりじれったく、なかなか進まない恋愛劇って漫画として楽しいですよね!少女漫画だと何年も進展が進まない!なんてものもありますが、大人の恋愛というのは、さくっと進展するけれど、世間体だったりリアルな問題が多くて、実は読んでいるとしんどくなったりします。

 

もちろんリアル女子恋愛漫画もいいのですが、少しリアリティがない恋愛漫画も読んでみたいです。しかし、あまりにもファンタジーすぎてもちょっと違う。そんなわがままな願望をかなえてくれる恋愛漫画が増えている気がします。

 

たとえば、先日完結した『わたしたちはどうかしている』昼ドラ満載ですが、和菓子職人の戦いもあって、大人女子でも楽しめる恋愛漫画。

 

 

ほかにもAmazonでオリジナルドラマ化され話題沸騰になった『はぴまり』

作者の円城寺マキ先生は、ドラマ化で話題になった『恋は続くよどこまでも』も手掛けており、大人女子でもきゅんとしてしまう恋愛漫画が多いです。

 

 

ほかにも連載初期から話題になり、ドラマ化も決定した『婚姻届に判を捺しただけですが』も結婚からはじまり、ドタバタ恋愛に発展するお話ですね。

 

 

結婚・婚約から恋愛がはじまる系恋愛漫画も多く、大人気です。

 

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変わり種だと、悪妻と名高い女性が再婚した歴史ファンタジーものも注目しています。

『悪し妻かたり』

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結婚からはじまる恋愛漫画は人気作品も多いです。小説家になろうでも女子人気が高いものは、政略結婚ものも多いです。

 

 

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無料漫画でもランキング上位!これからの話題作

『ながたんと青と』の作品を知ったのは、ネットで楽しい!というのを見たのもありますが、LINE漫画で無料で試し読みをしたのが始まりです。

 

無料漫画アプリでは、待っていると次の日続きが読めるものも多くなっていて、時間つぶしにはよさそうです。

 

LINEマンガ、ピッコマなどは有名どころですよね。

オリジナルものもあって、マンガは読みたいけれど、買うほどではない!というひとにはおすすめだと思います。

 

manga.line.me

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また、白泉社の公式無料アプリ「マンガPark」だと人気漫画が無料で読めます。キャンペーンがあると、全巻読めたりするのでダウンロードしておくと漫画がお得に読めるときもあるかも!

 

app.seedapp.jp

 

無料アプリのランキングは、実は次の人気作を探すのは都合がよかったりします。

無料アプリですので気軽に読めるのがポイントですよね!しかも最新話が読めたりも!

今回ご紹介する『ながたんと青と』も上位ランクイン中!

各電子書籍サイトでも、1巻2巻が期間限定で無料で読めたりと、これからさらに話題になっていきそうな作品だと思いました。

 

ながたんと青ととは?

「ながたんと青と」とはどんな内容なのでしょうか?題名の”ながたん”というのは、包丁のことです。主人公の女性、いちかが包丁を使える女性料理人です。実家が京都の料亭なのですが、男性しか厨房にははいれない時代なため、女性であるいちかは、婿をむかえて料亭を切り盛りしていました。

しかし、時代は戦争真っただ中。夫は戦死してしまい、残されたのは夫の包丁。しかし京都の料亭は経営危機にあり、ホテル業をいとなむ山口氏の子息と結婚することで資金援助を受けることになります。

 

その話は妹がうけることになりますが、妹が駆け落ち婚!ということで、いちかがお見合いを受けることになりますが、あちら側も都合があって次男から三男が相手になります。

 

年の差が15歳!ちょっとした親子の違いがあります。しかし家同士の思惑により、仕方なく結婚することから始まるのがこのお話。しかし、三男の男性も思ったことをはっきり言う、いけずな人。まるでピリッと辛い「青とうがらし」のような人なのです。

「青と」というのは、

年が若く十分に成長していないこと、人柄、技能などが未熟であることを表わす。

 

青二才などに使われますが、若さゆえに、まっすぐすぎたり頑固すぎたり、初々しかったりという面もあります。19歳の大学生ですから、いくら大人ぶっても、34歳の女性の前ではかわいい弟みたいなものです。

 

登場人物

 

主人公:桑乃木 いち日(くわのき いちか)

夫:山口 周(やまぐち あまね)

妹:ふた葉

周の兄:山口 縁

縁の妻:山口 鈴音

料理人:戸川

料理人:慎さん

 

ちょっと無理があるのでは?と最初思ってはいたのですが、7巻まであっというまに読んでしまいました。

 

 

ながたんと青と 1巻のあらすじ(ネタばれを一部含みます)

 

 
1951年、京都。戦争が終わり6年がたった京の町は、被害が少なかったとはいえ、苦難の連続でした。料亭うまれのいち日は、今はホテルの厨房で働いています。
戦争中、軍の徴用や戦災などで日本のホテルは打ちのめされていましたが、戦後は進駐軍により、接収され、約70の館が将校宿舎などに使用されました。しかし、50年代にはいり、接収は解除され、ホテルも通常営業になりつつあります。
 
桑乃木いち日、34歳。卵料理が得意で、前菜の担当をしています。料理をアレンジすることも好き。夫は料理人でしたが、二カ月だけの夫婦で、戦死しました。料亭は、母、妹・ふた葉が接客をしていて、料理長は戸川という料理人です。馬があいません。
 
ふた葉にはお見合い話がきていて、大阪のホテルを経営する山口家の次男がお相手。しかし、当日に次男ではなく三男に変更されます。当人であるふた葉も、料理人の慎さんと駆け落ちをしてしまいます。叔母がかわりに、未亡人であるいち日が結婚すればと提案します。料亭の存続のための支援を断つわけにはいかないからです。
 
15歳も離れているふたり。しかし相手である、山口周はそれで構わないといいます。いち日は34であり子供も無理かもしれませんが、お互い好きな人もいるし、子供も養子で構わないということ。
 
結婚して、初夜であっても別に寝ることになります。周は料亭を立て直すというのです。
 
周は学生であり、いち日が朝ごはんにパンを焼いたりと、口は憎らしいことを言いますが、いち日の料理に関しては褒めてくれます。
 
ところが、GHQを接待することになった役人さんが料亭を探していて、厨房を使わせてほしいと言います。料理は外から外国人スタッフを連れてくるそう。周はそれを引き受け、一品だけ出せることになりました。女性の職員もいて、アイスクリームをつくることに。
 
当日、女性の故郷の写真をみてしまっていたいち日は、とうもろこしのアイスクリームを作りました。好評になり、記事にもなります。
 
評判になり、料亭に予約がはいりますが、料理長の戸川はやめてしまい、職人がいなくなってしまします。
 
ながたんと青と 2巻のあらすじ
 

 
夫の周は今の体制を一掃できてよかったといいます。お盆に入り、父や夫を迎えるいち日。いち日は、女性であるので、小さいころから厨房に入ることはできず、父たちの仕事を見ているだけでした。しかし、父の料亭をなくしたくない!という気持ちは膨らみます。
 
厨房にたつことが夢であった、いち日。40人の予約を周のアイディアで、お弁当で乗り切ることに。器を義兄の縁に借り、アメリカ・日本の婦人と子どもたちが訪れます。
 
かわいらしいお弁当に女性たちは大喜び!しかし語学の壁があり盛り上がりはありません。しかし最後に、手巻き寿司をふるまい、みんなで一緒につくることに。成功しました。しかしそれが記事になってしまい、女性が料理長をやったということを世間にばれてしまいます。
 
夫の策略でしたが、周は風邪をひいてしまいます。いち日は看病をしますが、前夫は喘息もちで、彼が寝込んでいる姿を思い出してしまい涙します。
 
そんな周に、学生である同級生が見舞いにきます。いち日にとっては、違う世界の人であることを改めで実感します。そのなかに女性もいて、てっきり周の思い人か?と勘違いしますが、周は好きな人の話はしないでくれと拒絶します。
 
叔母がふたりの養子を探しはじめ、周はこの料亭を本気で立て直すと言います。なぜなら、父にとっては跡継ぎの兄以外はどうでもいい存在。ですから一生、兄たちに奴隷のように使われるだけの人生だとわかっています。
それならば、料亭を立て直し、いつかはこの料亭を物にするつもりである父たちの介入を防ぎたいと思っているのです。
 
そのためには、ホテルを辞め、料亭に専念してほしいと周に言われます。
 
いち日は、5年前西洋料理教室をならい、そこの先生に紹介され、ホテルに勤めることになりました。ホテルのシェフの田嶋がいち日の腕を買ってくれたのです。
 
田嶋に、軌道にのらなかったら戻ってこいと言われ、いち日は料亭の再建に本腰をいれることを決意します。
 
 

 
 
ながたんと青と 3巻のあらすじ
 

 
お月見会の予約がはいりますが、戸川が辞めたことで客は驚きます。そして、料理を食べ、戸川の足もとにも及ばないから仲居に戻れと言われてしまいます。
落ち込むいち日ですが、母の機転で、ふたりきりで一緒に外でお弁当を食べることに。帰りに周は、いち日に髪留めをプレゼントします。
そして台風が近づき、一泊することになります。
周はお披露目会を行おうと、招待状を出します。記事がでて、嫌がらせの電話などあり、いち日はためらいます。しかしこれ以上大阪から援助を受けるわけにはいきません。
すると、芸者である市賀が馴染みの政治家に行きたいと言います。
お披露目会では、以前記事にしてくれた女性記者も同席します。いち日の料理は女性たちに大人気!いち日は、市賀に気に入られ、がんばってと応援されます。
 
いち日の誕生日がちかくなり、周はいち日をレストランに誘います。そして台風の日、子供をつくると言ってしまったいち日ですが、つくるならつくろうという周の提案により、一泊することに。しかし酔いがまわった周はそれ以上することはできませんでした。
 
そして叔母が養子をつれてきます。おかべみちやという男の子。両親が戦争でなくなりました。親戚をたらいまわしにされ、行き場所がありません。
 
みちやの可愛さにほだされ、いち日はみちやを引きとろうといいます。しかし、みちやのことが兄にばれ、大阪に呼び出された周。正月までに帰るといい出ていきます。
 
ながたんと青と 4巻のあらすじ
 

 
市賀のおかげもあって、おせちの注文もはいる料亭。しかし周はなかなか帰ってきません。心配になったいち日は、みちやを連れて大阪に行くことになります。
 
周たちのところへ行くと、歓待され、周と兄は言い争います。周は父と交渉し、一年以内に収益をださなければ、料亭にホテルとたてるということになっていました。
周は、義兄の妻・鈴音の前では大阪弁になります。いち日は、周の思い人が誰かわかってしまいました。
 
次の日、鈴音にマドレーヌの作り方をたのまれたいち日。義兄・縁は甘党です。周と鈴音は、幼馴染で同級生であること、そして兄弟仲があまりよくないことを知ります。
三兄弟である、縁・栄・周。栄はいい縁談があり、アメリカに行っています。
 
そして大阪のホテルのレストランの支配人と顔をあわせ、料亭でだすワインを融通してもらえることになります。
 
正月がすぎ、みちやが小学校へ転入する日が近づきます。みちやの世話と、料亭があり、周がしばらく朝食を作ると言い出します。周も夜は、男性の仲居としてお酒の説明などをして評判は上々。
 
そして、周からは手土産用に焼き菓子の販売を始めてみたら?と言われます。シェフの田嶋や市賀にも協力してもらい、焼菓子の売れ行きは悪くありません。
 
そして、周の同級生であるカップルが、料亭で披露宴をしたいと依頼がありました。新婦である女性が、女性料理人であるいち日にあこがれをもち、結婚してからも働きたいと思っていると言います。
 
田嶋にバレンタインのお菓子について相談しているうちに、偽物の夫婦みたいと言われ、いち日は夫婦みたいにするのはあちらが気の毒、気持ち悪いんやないかなあと言います。ですが、周はそれを聞いてしまい、いち日に対していらいらしてしまいます。
 
そして二人でお酒をくみかわし、一夜きりの逢瀬をしてしまいます。
 

 
ながたんと青と 5巻のあらすじ
 

 
酔った勢いで一夜をともしてしまった二人。周は一夜の出来事を思い出してしまい、ギクシャクしてしまいます。桑乃木家の法要が行われ、親族が集まります。従弟の陽平とその子・みさとも来ます。
しかし、ぎっくり腰になってしまういち日の母。昼間の接客の心配をしますが、妹・ふた葉からの絵葉書が届きました。
 
人手不足のため、ふた葉に仲居を復活してもらおうと、周は迎えに行くことにします。そして、周は料亭再建のため大学を辞めるといいだします。あと八か月で成果をださなければ、料亭をつぶさなくてはなりません。
 
とはいえ、いち日は反対します。いち日は、周には店に縛られてほしくないという気持ちがあります。才能があり若い周。可能性はたくさんあるのです。
 
周はちゃんと桑乃木の人間になりたいと言います。いち日は解放できる日がくるまでと心に思いながら、お願いしますと手を差し出します。いち日の考えていることはわからない周ですが、彼女を愛しいと思うようになってきます。
 
周はふた葉と慎さんを探し当てます。小料理屋をはじめましたが、つぶれてしまい、今は無職の慎さん。借金があるといいます。そして三人で帰ることに。慎さんは酒浸りになってしまい自棄をおこしています。包丁はもう持たないというのです。
 
仲居として復帰したふた葉。常連さんも戻ってきます。そして女性記者の藤田さんから、料理コンテストがあることを知らされる周。ところが、罪悪感をもった慎さんとふた葉は黙って家を出ようとします。そこでいち日は、三人でコンテストに出ようといいます。いち日、ふた葉、慎さんで出場することになります。
 
慎さんが料理人に復帰して、父の出汁の味を再現する慎さん。戸川がきて出汁の取り方をかえてしまいましたが、慎さんはずっといち日の父の出汁の取り方を覚えてしました。
 
そして叔母も慎さんとふた葉は結婚を許可してもらうことになります。
ながたんと青と 6巻のあらすじ
 

 
叔母の丸川は、先々代の長女です。料亭を愛していました。ずっと料亭にいたいと思っていましたが女性では跡をつぐことはできません。そのため経理のため簿記を勉強しますが、呉服屋に嫁にだされます。とはいえ、嫁ぎ先は嫁に甘く、簿記の勉強もさせてくれ、家をしきっているのは叔母。愛すべき桑乃木家の見通しをたてることが目標となっています。
 
そしてコンテストが行われ、辞めた料理長・戸川がいる料亭を出てきます。慎さんも久しぶりに料理をした実感がもて、料理が生きがいだと思います。
 
結果は、優秀賞で2位。戸川のところは審査員特別賞でした。いち日は、熱を出してしまいダウン。結果を聞き安心します。久しぶりに話しながら一緒に寝ていると、いち日は周を手放す自信がなくなってきたことを感じます。
 
そして7月がきます。みちやの父方の祖母がなくなり、代理人の弁護士から連絡があります。遺産の手続きがあるようです。
東京にいくことになった三人。みちやは養子になってから、食べ方が急いでいて焦っているようなところがあります。
 
それは兄たちが食べていたところを見ていたからです。兄弟たちはみんなばらばらに引き取られ、いまだに兄たちが肩身が狭い思いをしていることを知ってしまいます。
 
相続する土地も兄たちにあげるといい、みちやは京都へ帰りたいと泣きだします。
 
東京見物にいく三人。いち日は、周の将来について聞きます。そしてどう思っているか?と問われ、かわいいと言います。みちやや料亭を背負っている周。とてもがんばってくれています。京都へ帰る三人。
 
そして夜、周から好意を持ち始めていると告白されます。しかしいち日は気の迷いだと聞き入れません。
 
すると、周の実家から電話があり鈴音が家出したと連絡が入ります。当の鈴音は、娘の小夜子を連れて、桑乃木家にきます。
 
鈴音は一歳になると娘を乳母に預けられるのが嫌になったそうです。そして世継ぎをうめとせかされる日々。鈴音は洋裁の先生になり、普通の母になりたかったといいます。
 
義兄の縁が妻を迎えにきました。
 
ながたんと青と 7巻のあらすじ
 

 
縁ははやく帰ってこいと鈴音に言いますが、鈴音は結婚しなければよかったといいます。そして甘党である縁にお菓子をだし、対応はふた葉に任せることにしました。
周は兄に帳簿をみて、あと5年あれば借金を返せる見込みだと言います。兄にその腕を実家のために使えと言われます。しかし、周は実家にいてもしょせんコマにすぎなく、婿にでてから、たくさんおいしいものを作ってくれ、優しくされる日々。
 
いち日には、兄のいうことも一理あると言われ、いらついた周はいち日にキスをします。
 
昭和27年秋。鈴音は何かをしたいと、みんなのまかないを作ることにしました。同級生カップルの披露宴の打ち合わせも滞りなく行われ、同級生はいち日とうまくいっている様子の周に安心します。
 
鈴音のご飯をたべる、いち日と周。周のお箸が長いことに気が付きます。それは鈴音の配慮からでした。そんなささいなことをしっているふたりの関係に、なぜか落ち込むいち日。
友人の披露宴のメニューのために、シェフの田嶋に相談にしにいく周といち日。
田嶋は近いうちにレストランをやめ、小料理屋をはじめると言います。ふたりの間には入れない空気をかんじる周。
 
そして無事披露宴が行われます。叔母がふた葉と慎さんの式もあげなさいと言いすることに。先日21歳になった周を思うと、いち日は離縁をするべきでは?と周に言います。
 
ですが嫌だという周。部屋も隣にしようと言われ、なぜだか涙がこぼれるいち日。
 
そして鈴音、小夜子、みちや、周で出かけていくと、周がけがをして戻ってきました。みちやを助けようとしたそうです。周の変化に気が付く、いち日。周はいち日を手に入れたいと思っているので、変わりたいと思っています。
 
月日はたち、鈴音が帰ることになりました。周もいち日も一緒に帰ることにします。
 
父には店の帳簿をみて、収益が安定していることを説明し、店には手を出さないという言葉をもらいます。
するとアメリカから、次男・栄が帰ってきました。
 
続きの8巻はこちらから
 

ながたんと青と 感想

ながたんと青とを読んで、正直あらすじだけでは読みたいと思っていませんでした。まず年の差が激しすぎるし、恋愛を考えるのはちょっとと思っていました。
最近、すごい年下の彼との恋愛漫画も増えていてあまり好みではなく、手にとることが少なかったです。ですが、試し読みをしてみたら、とにかく面白い!と思い、ぽちっと購入してしまいました。
 
年の差夫婦ですが、ストーリー的に出資をうけるための政略結婚です。昭和の時代ですから、設定にも無理がなく、女性がまだ外で働くのはいろいろ厳しい時代背景があります。
 
そのなかでもたくましくやりたいことを仕事にしていきていく主人公の強さとしなやかさがまずとっても魅力的です。34歳ですが、結婚生活はたった二カ月のみ。ずっと好きだった人との思い出を抱えながら、それでも前向きに生きています。
 
一方婿となった周ですが、大阪の商人ですので個よりもまず商売。兄弟であってもまず商売が優先の家です。戦後、どんどん経済は復興しているので事業を拡大させたい父の気持ちもあるでしょう。
 
それでも、抗いたい気持ちから最初は料亭を復活させるという周ですが、最初からいち日の腕だけは買っていたと思います。そして頑なだった態度も、おいしい食事からどんどんいち日の魅力にとらわれ、年の差を飛び越えるまで好きになってしみます。
 
やっぱり胃袋をつかむのは、ぐらっときますよね!周のすごいところは、お坊ちゃんであるのに、考え方が新しいところがあります。男性であっても仲居をやりますし、朝ごはんは作ったり、子育てには協力的です。
 
今でこそイクメンなんて言葉はありますが、当時から率先するとは進んでるなと思います。ただ、いち日の料理人としての腕を見込んでいるので、合理的に考えて自分がやったほうがいいという判断もあるでしょう。世間体を気にせず、我が道をすすんでいく強さが周にはあると思いました。
 
いち日こそ、恋愛にも世間体にも臆病になるところが多いです。それは大人だからこその臆病さもあると思います。若いときは、若さゆえ飛び込んでいける強さもあります。
 
しかし、大人になっていくということは思慮深くなり、いろんなものが見えていくことにもなるのです。大人の判断として、理性を優先することも多くなります。
 
ですから、大人のジレンマと、若さゆえの強さのぶつかり合いが、なんともじれったくて読み応えがあるのがいいと思います。
 
恋愛もいいですが、料理レシピも豊富で、ここでは割愛させていただいていますが、ぜひコミックを読んで料理も一緒に楽しんでほしいです。
 
ドラマ化やアニメ化などもできる作品だと思いますし、これからの進展がとても楽しみです。続刊もおいかけていきたいですね。
 
 

おわりに

『ながたんと青と』のあらすじと感想をまとめてみました。実は、ほかにも気になっている恋愛漫画があり、近日中に読んで感想とあらすじをまとめてみるつもりです。
 
今年になり、平凡な恋愛なのですが、それがいい!という恋愛漫画がでてきて見つけるのが楽しいです。本屋めぐりも楽しく、おすすめされている棚を観察しています。
 
先日最終巻になった『あせとせっけん』も普通の社会人の恋愛ですが、応援したくなるカップルでした。

 

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同じ政略婚約に年の差といえば、『煙と蜜』も注目されています。

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『ながたんと青と』は1巻、2巻が無料で読めるサイトが多くなっているので、まずは試し読みをおすすめします。

 

 

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キャンペーンの合わせ技を使えばかなりお得になることも。クーポンの不意打ちもあるのでこまめにチェックがおすすめ

 

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