凜のヲタク的日常 はてなの章

ゲーム・アニメ・漫画などリアルでは語れない事を発信(BL含&分別)

ジブリ映画の紹介 思い出のマーニー おすすめ文学映画も添えて

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数回にわたり、DVDや映画についての記事を書いたので。

今一番、DVD化で期待しているもの。


それは3月の下旬にDVD化される 思い出のマーニー



ジブリは総監督を宮崎駿さんが引退し、そしてジブリもアニメ映画制作を休止することになりました。

アニメの業界は本当に厳しいとよく聞きます。


今放映中のSIAROBAKOでもアニメ制作の激務、そして給与体系などひどい有様です。

ジブリはそんな日本の文化としてのアニメを育成しようと、クリエーターを守るため作られた会社だと聞いたことがあります。



今や世界的にもアニメ超大作を作るのは資金的にも厳しいようです。


私も一時期日本のアニメって素晴らしいと単に賛美していたのですが、それも個人の努力で成り立っていてクリエーターとして日本にいるのは難しいとのことを聞くと、技術が海外に流出してしまっているのを最近よく聞きます。



日本のアニメ会社も人件費削減のため、制作を海外委託することも当たり前です。
そのうち日本のアニメってなくなってしまうのではないのか。

そう思ってしまいます。




さてそういう意味も含めまして、新しいジブリのアニメ 思い出のマーニーのご紹介をしたいと思います。



思い出のマーニー [Blu-ray]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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思い出のマーニー。


これを制作したのはアリエッティを制作した米林宏昌監督。


女の子を描くのがとてもうまいと宮崎監督に言われています。


確かに思い出のマーニーは、マーニーがとてもきれいなんです。


宮崎監督も、マーニーにインスパイアされて三鷹のジブリ美術館でマーニーにた短編物語を作ったそうです。




そしてこのマーニーのキャッチコピー。


あなたのことが大好き。




意味深です。

鈴木プロデューサーは

二人の秘密という、少し狙った感じのものを付けたそうです。


ただこの大好きという言葉には、色々な思いがあることが作品をみると分かります。





新訳 思い出のマーニー (角川文庫)/KADOKAWA/角川書店
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原作は海外の児童文学です。

 

宮崎さんは児童文学を好まれていますね。

 

 

私も青少年文学、児童文学はとても質がよいとは思っています。

 

 

 

 

 

例えば西の魔女が死んだという映画あります。

 

これは児童文学が原作なのです。

 

 

映画もとてもよいもので、私は久々に本と世界観と映像すべてが融合した素晴らしい作品だと思いました。

 

 

 

西の魔女が死んだ (新潮文庫)/新潮社
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西の魔女が死んだ [DVD]/角川エンタテインメント
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この米林監督の作品を見ると、西の魔女が死んだの世界観によく似ていると感じます。

綺麗でいて、儚く。それでいて生命の素晴らしさ、美しさを表現できていると感心させられます。



アリエッティはまだ初めての作品だったので、ぎこちなさを感じました。


借りぐらしのアリエッティ [DVD]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)/岩波書店
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音楽も大好きな米林監督の作品。

アリエッティの時も何回も聞きました。


Kari-gurashi~借りぐらし~(借りぐらしのアリエッティ・イメージ歌集アルバム)/ヤマハミュージックコミュニケーションズ
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そして今作は、ジブリらしくはあまりないですが音楽も聞いているうちにはまってしまいました。


思い出のマーニー サントラ音楽集/徳間ジャパンコミュニケーションズ
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内容は調べればすぐにわかってしまうかと思います。

ただ私は実際映像で見てほしいです。


ジブリの自然の美しさ。

そしてメッセージがあるようで、個人の感情を大事にする寄り添うアニメ。


私は映画を見ている最中、涙ぐんでしまいました。



これはマーニーと主人公の友情の物語ではありません。


愛情であり、そして悔いであり。慈愛であります。


マーニーの心情を想像すると胸が痛かったです。




ジブリのアニメとしてだけでなく、良質な文学に触れるつもりで視聴する方がよいかと思います。


思い出のマーニー×種田陽平展 オフィシャルガイド/KADOKAWA/角川書店
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こちらも去年夏に江戸東京博物館で展示されたものです。
私も見に行きましたが、世界観がうまく表現されて時間があっという間でした。




2月20日にテレビでは風立ちぬが放映されます。


風立ちぬも大人のドラマのような映画です。

子ども向けではありません。







せっかく児童文学の映画おすすめを出したので一作追加しますね。


博士の愛した数式 (新潮文庫)/新潮社
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博士の愛した数式 [DVD]/角川エンタテインメント
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こちらも原作を読み、感動した作品。
だた映画化はそれほどではなかったかなという印象です。

ただ有名な俳優陣ですので見て損はないかと思います。








では今回は、ジブリの映画というより文学アニメの紹介でした。

またジブリについては書きたい記事がたくさんあるので。

ではまた次回。