今回は乙嫁語りの最新作のご紹介。第8巻です。
- 乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)/KADOKAWA/エンターブレイン
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先月ドハマりして全巻をそろえました。
そちらの記事はこちらで詳しくあります。
最新刊では・・・・
5人目のお嫁さんに焦点があてられます。
まだお嫁さんにはなっていないので、お嫁さん候補でしょうか。
メインヒロインの嫁いでからできた、お友達。
典型的なツンデレ体質で、顔がムッツリ怒ったようにみえる彼女。
お嫁さんの必須のスキルのお裁縫も苦手。
ガサツで、物事をはっきり言ってしまう性格から結婚相手が見つかりません。
本当は不器用なだけで、優しい彼女にやっと出てきた嫁ぎ先候補。
彼女の親は、相手のご機嫌を損ねないよう大慌て。
彼女も最後の希望と、半場諦めながらいい嫁候補であるように努めます。
しかし、実家が不幸なことに燃えてしまい。
彼女の嫁入り道具などがすべてダメになってしまいました。
結婚は延期されます。
ここまでが簡単の彼女のあらすじですが、8巻ではどのようなことになっていきますでしょうか。
あらすじ
冒頭は第4の嫁アニスと姉妹妻のその後。
第二の奥方になった姉妹妻シーリーンとアニス、お金持ちで賢き夫。
その三人の穏やかな日常が描かれる。
次に。
第五の嫁、パリヤ。
メインヒロイン・アミルの友人である彼女の家は、他族の襲撃により家が燃えてしまった。
花嫁になるため、女性は小さいころから大量の布に刺繍をする決まりがある。
それがすべてダメになってしまった。
当然、婚礼は延期になる。
パリヤは婚礼もダメになってしまうのではと恐れる。
パリヤは自分は一生結婚できないんだ!と泣くも、せっかくの猶予期間。
裁縫をみっちり鍛えることになった。
復興する街。
パリヤの婚礼相手・ウマルは、パリヤの勝気なところが気に入っている。
ウマルの母親が病弱だったため、父親も、女性は多少勝気で元気な方がよいと思ってパリヤを選んだ。
何か手助けできないかと、ウマルは字を書けて経理ができるので、街の復興を手伝いすることになる。
パリヤは、布が完成するのに3~4年かかると彼に言う。
なるべく早くそろえたいと伝える。
ウマルはパリヤの勝気なところを何度も見かけるが、特に何も言わない。
パリヤの両親は散々今まで縁談が断られたため、パリヤに大人しくするよういう。
パリヤもおしとやかで、理想の女性になるため努力しようとする。
まずはアミルをまねするが、うまくはいかない。
そこで街で一番の人気者、カモーラを観察することに。
そのうちカモーラもパリヤの熱心な動きに気が付き、友情が芽生えることになる。
アミルがパリヤに友達になったらどうかと提案し、カモーラとパリヤは友人になった。
感想
パリヤさんは結構前の巻から出ていますね。
最初はなかなか結婚できない子という立ち位置ですが、相手も見つかり。
ようやく出番が回ってきました。
しかしなかなか婚礼までたどり着きませんね。
パリヤさんは本当に不器用なので、彼女のよさを理解できないと確かに断られてしまうかも。
身の丈にあった結婚、これが乙嫁語りではいい意味で描かれている気がします。
親がほぼ結婚を決めているのですが、子どももそれが普通だと思っているので。
文化も違うことを理解すると、確かに不思議なことはないのかもしれません。
久しぶりに何度も読み返し、最初の巻からまた読み直しているお気に入りの漫画です。
次巻も購入は決定。
楽しみです。
ではまた次回。