最近、本を読んでいることが多いです。
漫画は定期的に読んでいるもの以外、なかなか購入まではいかず。
今、資格の勉強も続けていて、アニメ&ゲームをしていると漫画の方まで手が回らないです。
実は資格は、保育士の勉強をしています。
研究に使えることもあり、また今興味があって授業をとっている分野で、だったら内容も似ているし資格をとろうかな~とぬるい理由です。
文系の研究は、どんな分野の勉強をしても損がありません。
今まで理系の専門的な学問以外は、万遍なくかじって勉強してます。
哲学、法律、心理、教育、文学、福祉、デザイン、情報、社会、経済、政治、国際、語学、環境などなど。
もっと細かい分野はあるのですが、ざっくり有名な分野はこんな感じでしょうか。
海外だといくつか同時に学位がとれるそうで、それもうやらましいなと感じたりもします。
ただ、記憶力はよくないし、ただただ勉強が好きなだけのオタクですので、研究で成果を上げることはまた別の話なのかなと思ってます。
さて、今回読んでいた本でなかなか新しい観点で面白いなという本を見つけました。
誰も教えてくれなかった 子どものいない人生の歩き方
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少子高齢化の現在、未婚率が上昇、晩婚化も進んでいます。
こどもをもたない人生、というのはだんだんマジョリティ(多勢)になるというのはデータでも出ていると述べられています。
どうしても、こどもをもつ→幸せ
というのは、世間一般の風潮。
ただ、結婚→出産という親世代が当たり前にしたきたことは、いまはいろんな要因があり、簡単にいくものではありません。
それは経済的なこともそうですし、性別の多様化もある。
また親になることをいやがる人もいます。(過去の様々なトラウマから)
そういう生き方を選ぶのは、自由であって、○○したから偉いというのはおかしいのかなと思います。
わたしもたぶん、子どもはもたないし、結婚もかなり遅くなってからでいいと思っている人です。経済的な不安もありますが、一番には健康面。
持病をもちながら、結婚し、子どもを育てる体力がないと思ってます。
何も知らない人からは、「深く考えなければいいよ~」とか「やってみたらいいじゃない?」とか言われますが、自分のことは一番自分が分っています。
自分の中で、子どもは余裕がある状態で迎えたほうが子どもにとってもいいと思っています。
だから、健康面が安定し、経済的にも安定するときは、もう子どもはうめない年になっているんだろうなと思っています。
そういうわたしにとってじゃあこれからどういう生き方をすればいいのか?
こどもをもたない選択をした女性達に焦点をあてた本です。
インタビューを受けたのは30~50代の女性。
夫として男性側のインタビューもありました。
それぞれ子どもをもたない選択をした理由は、それぞれ。
本当に重い理由から、なんとなくという理由まで。
それぞれ感じ方は違いました。
子どもをもたない。
少子化の今、ふとどきなことを言う!!!みたいな頭の固い人に怒られることもあります。
ただ、お話させてもらうのは、持てない人をもたせることを考えるよりも、持ちたい人に持たせる方が先決じゃないでしょうか?ということです。
例えば、子どもはあと1人ほしい。でも経済的な理由や、頼る人がいない。
そんな人を助ける方が先決だと思うのです。
ゼロから1にするより、1から2、2から3に増やす方が簡単なのと一緒です。
合計特殊出生率が2を上回れば人口が維持できる。
子どもをほしい人が、安心して、子育てできる環境を整える方が、先決だと思います。
そのなかで、まったく子育てに参加しないというのはさびしい気持ちもあります。
子どもをもたないかわり、社会に何かできるように考えることも大切だと本に書かれてました。
保育士の資格をもつのも、子どもを育てないけれど、育て方を勉強するにはいいのかもしれないと思った部分もあります。
友達のこどもたちは可愛いし、その子達が将来世の中に出て、社会っていいなと思えるように、少しずつ何かできたらと思って過ごしてます。
いい本にめぐりあいました。
ぜひ、お子さんのいるかたにも読んでいただきたいです。
男性にもおすすめです。
では今回はここまで。また次回に。