凜のヲタク的日常 はてなの章

ゲーム・アニメ・漫画などリアルでは語れない事を発信(BL含&分別)

図書館で借りたシリーズ 知の体力 永田和宏

 

 

図書館では、新着の本を検索することができます。

そのなかで面白そうな本があったので、早速予約。

一ヶ月くらい待ったら、手元に来ました。

 

 

 

知の体力

 

永田和宏

 

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

「答えは必ずある」などと思ってはいけない。“勉強”で染みついた呪縛を解くことが、「知の体力」に目覚める第一歩になる。「質問からすべては始まる」「孤独になる時間を持て」「自分で自分を評価しない」「言葉にできないことの大切さとは」―。細胞生物学者にして日本を代表する歌人でもある著者が、これから学ぶ人、一生学び続けたい人たちにやさしく語りかける。自力で生きぬくための本物の「知」の鍛錬法。

 

 

経歴がまず面白そうだったので、気になりました。

京都大学で、細胞生物学を研究されていた先生です。

現在は京都産業大学で教職をされているそうです。

 

わたしがおもしろいなと思ったのは、実は奥さんが歌人。

お子さんも歌人。永田さんも、歌人の一面があります。

研究者ですが、歌人の一面もあって、おもしろい経歴です。

 

本を読んでいて、書いてあったのですが、京都大学名誉教授という経歴ですが。

一回、研究者としての道は諦めたそうです。

実は、学生運動もあったりで、授業もなく、勉強よりも恋愛に夢中になってしまったそう。

そのあと留年をしてどうにか卒業、就職。

29歳のときに会社を辞めて、大学に戻ったそうです。しかもお子さんがふたりいたのにです。

 

なんてチャレンジをしているのでしょうか。

一般的な奥さんならまず反対するでしょうね。まだお子さんも小さいのに。

ただ楽観的に考えていたそうで、そのあと研究を継続して、教授に。

すばらしい経歴を重ねています。

 

 

と、経歴を書いてしまいましたが。

本の内容は、現在の社会を説教したりと、熱く論じておられました。

最新の社会問題や、論点を独自の視点から鋭い考察で語られています。

昭和22年生まれで、授業に対する姿勢が熱すぎるというか。

すこし昔の形式だなと思ったりも。ある意味研究バカな一面も垣間見れます。

 

ただ説教している点も、うなずけることも多かったです。

多様性こそ大事という視点。

あまりに右向け右、学校のいいなりになりすぎている学生に危機感をもっているそうです。

純粋すぎるのはいけないと、自分の頭で考えることが大切。

だから挫折したり、失敗していい。それを許さない教育に関して、危機感をもっているそう。

大学についても、企業のための組織になっていて、研究する機関であるのに、それもおかしいと述べていました。

 

高校と大学は別物だということを、学生に教えることが大切だと永田さんは言っています。

確かに研究というのは、無駄があっていいと思ってます、

すべてが社会に役にたつ前提がおかしいなと思います。

 

研究したいと思う気持ちが大切。確かに社会に役にたつと、プレゼンできる人が有利なのは確か。

資金が集められますからね。それはプレゼンの仕方を工夫すれば、相手の反応も変化してくるでしょう。

 

 

あとは、今gaccoというサイトで、アクティブラーニングについて、勉強しています。

それについても意見を述べていて参考になりました。

 

 

⇒ 無料で学べるオンライン大学講座 gacco

 

 

アクティブラーニングというのは、最近日本で盛んに議論されている勉強の方法です。

つめこみ式の勉強から、21世紀型スキルを使った問題解決できる能力を育成する勉強へ。

 

ただ永田さんは、何でもアクティブラーニングもおかしいなと言っていました。

まさにその通りですね。

わたし個人の意見とすれば、大学や大学院でアクティブラーニングをすればよくないかなとは思いました。

わたしが通っていた大学院は、詰め込み式の授業はほぼなかったです。

アクティブラーニング形式がほとんど。

学部のときは、つめこみ式の授業がほとんどで、ゼミくらいしか、アクティブラーニングとしての形式はありませんでした。

もっと大学も変化してもいいのかもしれないなと思いました。

 

 

現在の教育について、いろんな視点から危機感をもっている永田さん。

知の体力。隙間時間に読むには適していると思います。

 

永田さんおすすめの本も図書館で予約してみました。

 

 

 

 

では今回はここまで。

 

また次回に。