凜のヲタク的日常 はてなの章

ゲーム・アニメ・漫画などリアルでは語れない事を発信(BL含&分別)

購入したBL小説 凪良ゆう先生 初恋の嵐

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凪良ゆう先生の新作の小説きましたね!

実はアマゾンで予約していたのですが、入荷の目途がたたないとなり。
楽天で急きょ予約。
着いた日に読み終わりました。

初恋の嵐 (キャラ文庫)/徳間書店
¥691
Amazon.co.jp

今回は思うところがあったので。
手抜きのあらすじ紹介。

内容紹介

「俺は将来、悪徳弁護士になって金を稼ぐんだ!!」大学生と偽って蜂谷の家庭教師に現れた同級生の入江。目的のためなら年齢詐称も厭わない現実主義者だ。有名ラーメン店の跡取りで、将来が決まっている蜂谷は、自分と正反対な入江に驚かされてばかり。共にゲイだと知っても「お互い範疇外だ」と言い続けていたけれど!? 築き上げた友情の壁は簡単には崩せない──こじらせまくった永い初恋
(アマゾンより引用)





感想など


入江は苦学生で、蜂谷がボンボン。
この同級生の恋愛です。

心境的にどっちの気持ちもわかるというか、特に入江の実情が結構リアルにわかってしまって。
途中からそっちの方に引っ張られてしまい、読めなくなってきました。

現在の奨学金の話、大学の入学の資金の話。
どれも実際あることなんです。

私も調べつくした内容なので、あるあるだなと。
入江に関しては、ダメおやじのせいで、大学が危ぶまれます。

ただ入江には強靭な精神力と、それを活かす頭脳もある。
蜂谷もボンボンでも優しくて。

BLってやっぱファンタジーだなと、現実に戻ってしまいました。








(以下少し自分の話が続きます)



親に大学いけなくなるかも、それを実際言われたら。結構ショック大きいです。
私も大学進学前に、親の仕事が・・・。
弟も控えていましたので、どうすれば安く学校へ行けるのか。
それを考えました。

結果アルバイトはもちろん、特待生の制度などを使いました。
成績は上位にいなくてはならなく、アルバイトも絶対。
家から通えるところ、など学校も決まっていきます。

ランクを落としてでも大卒の資格はほしい、と考えたので。
最終的には納得はいかなくても、進学はします。

初めて挫折を感じました。
自分ではどうにもならないことがあるなと。
努力不足って言われたらそれまでなんですが、弱音を吐いたら。

「お前より大変なやつはたくさん世の中にいる」

意外と簡単にこんな言葉をいう人いますよね。
経験値のない十代の頃はその言葉だけで胸がえぐられます。
いつもなら気にならないことが、追い詰められてると大きな衝撃になります。
立ち位置がかわると、人間関係も見えなかったものが見えてきます。
そんな中過去の自分にこう言いたいです。

「弱音を吐くくらいしかできないから悲しいんだよね。生き急ぐな」って。
すべての手段はやりつくしても、できないことがあって。
それが一番悔しくて、悲しいのは本人なんですよね。
だから、弱い自分を認めればよかった。
弱い自分を認めるのは、負けではないんですよね。

生きていて執念さえあれば挽回はあるんです。


入江のリベンジはまさに共感しました。


入江が生徒に言いますね。
いじめた本人は何百日しか覚えてないんですよね。

いじめに対抗するのはリベンジなんですよ。
いじめるやつに仕返しする手段として、自分を傷つけるのは結局は大切な人を傷つけるだけ。
しかも入江は言います。傷つけた本人はそのうち結婚して、子どもができ。過去も忘れる。

そいつより、自分が思う幸せな暮らしをして、幸せになって、自分が満足すればリベンジなんですよ。
傷ついた過去が、本当の意味で過去になったら。
もうその時自分は幸せになっていると思います。

出来なかったことは、時間をかけて叶えていけばいいんです。
私も今は行きたかった学校に通い、人生の師とも呼べる先生方に出会い、今は思う存分勉強しています。
周囲では定年されてから来た人も多いですからね。

もしこれを読んでいて、辛い経験をされた方に。
相手を許せだなんて言いません、絶対そいつよりも幸せになれ!

本を読んだ私の感想です。





ではまた次回!




 

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