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BL漫画 SUPER LOVERSを大人買い!あらすじをまとめておさらいしてみる 12、13巻 あべ美幸先生【後編】

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BL漫画 SUPER LOVERS(スーパーラヴァース)を大人買い!あらすじをまとめておさらいしてみる 12、13巻【後編】感想ネタバレあり注意!

 

 

久しぶりにまとめ買いしたBL漫画 SUPER LOVERSのあらすじをまとめた4記事目です。SUPER LOVERS 12巻、13巻のあらすじと感想【後編】です。

 

年末年始とBL祭りが自分のなかでありました。久しぶりに大人買いしてしまったのが、SUPER LOVERSです。

 

SUPER LOVERSは、長年連載をしており、現在13巻までコミックになっています。

13巻もあると発売の度に、前回どんな話だったのかな?と思い返すのが面倒になったりも。

そこで、さらっとあらすじをまとめておき新作が読み返す用にまとめておくことにしました。

 

発売まで期間があくので、どうしても展開を忘れてしまいます。1巻からすべて思い出すのはちょっと自分の記憶力では厳しいです。ですからかいつまんで思い出せるようにまとめました。

 

ただしあらすじですので、実際のコミックだともっと細かいエピソードがつまっています。

 

未読の方は、アニメからでもぜひ視聴してみてください!

 


SUPER LOVERS コミック 1-13巻セット

 

アニメ化もされていて、二期まで放送!

DVDも発売されています。

 

 


SUPER LOVERS 第1巻 限定版 [DVD]

 


Super Lovers: Season Two/ [Blu-ray]

 

 

海棠零:皆川純子さん

海棠晴:前野智昭さん

 

 

わたしはアニメの一期から作品を知り、それから二期をみたあとにコミックを1巻からすべてそろえました。

 

視聴はもちろん動画配信サイトで。

dアニメストアではBL漫画作品がみられるのでお気に入りです。

 

 

www.rinnrinnkarinn.xyz

 

SUPER LOVERSとは?

SUPER LOVERSはあべ美幸先生が手がける、エメラルド連載の義兄弟ものBLです。

義兄弟といっても単純な義兄弟とはいえない複雑な関係があります。

 

さて、SUPER LOVERSとはどんな内容なの?という方向けにさらっと一言でまとめてみると……

 

兄・海棠晴(元・ホスト)×弟・海棠零(高校生)

 

です。二人は、カナダの自然あふれる場所で晴が高校生のころに出会いました。

オオカミのように野生味あふれ、人が苦手な零。その零の心を一瞬で掴んでしまった晴。しかし、晴は日本に帰国すると事故にあってしまうのです。

 

それから数年たち、零は晴の元へやってきます。

ですが、記憶がなくなった晴は零に冷たくします。零は諦めません。

そうして次第に晴と零は心を通わせ、双子の兄弟と4人で一緒に住むことになります。

 

そんな海棠家4人のホームラブストーリーです。

 

では少しネタバレを含みますが、あらすじを紹介していきます。

 

SUPER LOVERS 1~4巻まではこちらの記事からどうぞ

 

www.rinnrinnkarinn.xyz

 

 SUPER LOVERS 5~8巻はこちらから

www.rinnrinnkarinn.xyz

 

SUPER LOVERS 9~11巻はこちらから

www.rinnrinnkarinn.xyz

 

 

 

SUPER LOVERS 12巻のあらすじ


SUPER LOVERS 第12巻 (あすかコミックスCL-DX)

スーパー弁護士・幹子

朝倉のカッターで切りつけられ、晴は記憶が戻った。そして警察を呼び事情聴取をされた。

そして弁護士の幹子に電話をしていた晴だが、零の体にある痕をみて焦っていた。

 

大人になるまで、そして大人になってからも甘やかして、自分がいなくては生きてはいけないくらいになるまでにして大切にしようと思っていた。

昨夜、泣いていた零の姿だけが断片的に頭に残る。

 

警察に事情聴取された晴だが、朝倉の弁護士が厄介な人だった。幹子が晴の弁護につくが、幹子も晴と知人だとわかると嫌みを言われてしまう。

 

朝倉はハルに熱中してしまい、会社員から水商売におちてしまったが、結果的に頭がとてもよく 5人の愛人になっている。上役の愛人であるので、同情を集めて、晴を訴えようとしていた。

 

しかし幹子は、相手の弁護士からの嫌みに頭にきて、相手の会社のスポンサーとしての資金をとめてしまった。怒らせたら怖い幹子。

 

警察に行くことになった晴だが、フランス人のマダムに道案内をする。フランス語も話すことができる晴。それをみた相手の弁護士は、見とれてしまった。

 

幹子が弁護している相手だとわかると、モテる男はいつだって理由があると納得していた。

 

晴はやはり零とどこまで進んでしまったかと聞き、零を泣かせてはしまったが、未遂だとわかり安堵したのだった。

 

古高先生のひとこと

カウンセラーの森との面談があり、晴はあまり零に心配かけないようにと言われてしまう。晴の言葉・行動に、零は大きく左右されている。

だが晴はそれは自分だってと思う。自覚はない。

 

花屋の紀保のもとへ花を買いにいくと、芹がピアノの弾いてと頼んできた。ふたりをみていた晴は、きっともっとモテる男になるだろうと零を思う。

 

だが、晴はデリカシーはなかった。零をみて「童貞臭い」と思わず言ってしまう。

さらに、同級生の榎本からも同じ事を言われてしまう。

 

榎本は、義理の母だった紀保が家庭教師だった時から好きで、父にとられてしまった。それを零に指摘され、また言い合いになった。

 

古高は、零と個人的に話すことがある。ヤギ部の顧問でもあるからだ。夏休み中も一緒に作業をしていることがある。

 

零が国内の大学をめざすというと、もったいないと古高はいう。晴も能力がある人であるし、ただの人になってしまうのはもったいない。

零は晴が望んだならと答えるなら、晴の場合はほかに選択肢がなかったのでは?と古高はいう。

 

子どもの頃の写真を双子の蒔麻に聞いた。写真をみると天使のような子どもだった晴。しかしカナダにいたことに誘拐されかけ、助かったが春子ではなく父親と一緒に日本へきたという。

 

零は自分が恵まれていたことを実感していた。何ももたない子どもだったのに、たくさんのものに恵まれた。何不自由なく暮らしてこれたのだ。

 

子どものころの話を晴に聞きたいが、零は関係ないと言われたらと怖くて結局聞くことができない。

 

友人の黒崎が、実家から帰ってきた。家族が海外へ行ってしまうらしい。黒崎は、父がこの高校の母校であっただけで、大学へはいかず働くつもりだという。

 

古高にも進路について改めて聞かれ、黒崎とは違って、零には選択肢があり幸運だと言われる。

 

両親がそろってなくても幸せな零。零は幸せは自分できめるものだという。

しかし古高は言った。

 

自分自身の価値を決められるのは恵まれた人間だけだよ?大抵は他者から決められる

なのに君は選択肢がある幸福に気づきもしなかった

君は君の周りに無頓着過ぎる

いや、忘れることを許されて逃げているだけなのかな

確かに子どもである君に何の罪もないよ?

けど思い出す努力を一切否定するのは腹が立つね

 

だって嫌なことを思い出さなくてもいいって言ったんだ 。

 

零は意識をうしなって倒れてしまった。

 

カナダへ修学旅行

 

1週間、零が家を留守にする。ごねているのは海棠家の長男だ。

1週間もひとりで寝ないといけない。無理だ。

カナダに一緒に行くと言い出す始末。呆れる零と双子たちだ。

 

そしてチケットを手配し、同じホテルまでとったという。零は気が重くなった。

同じ経営者のキヨにも怒られるが、昼だったらいいが夜にひとりになるのはダメなんだと本気でいっている。それを聞いて、顔が赤くなる零。

 

零は本気でキャンセルしろといい、仕方なく晴は引くことにした。

 

しかし篁(タカムラ)先生と夏生が話すには、晴は家族の危険察知能力がずば抜けている。だから晴が零から離れないのでは?と言う。

 

春子が手がけた小説が、テレビドラマ化した。原作は、零と春子の関係性を描いたような内容だ。子役の子どもは、晴の小さいころにそっくりだ。

 

そして修学旅行に出発した零。カナダに行くと、春子の隣人のロブ夫妻が迎えてくれた。晴が連絡してくれたようだ。

 

歓待される零、黒崎、榎本たちだが、あやまって黒崎が崖からおち川のなかへ。零は飛び込んだ。

記憶がよみがえる。手を繋いだ小さな零と、少し大きい少年。

 

一緒に飛び込んでくれるという少年。だが、零に対して辛辣にも言葉を発する。

 

たまには笑ってイエスって言ってみたら?

だからお前は嫌われるんだ

 

犬が救助してくれたおかげで、零達は助かった。

昔は嫌われても気にはしなかった。また記憶が思い出される。

 

でも俺はキミが好きなんだ

だからキミも俺を好きになって

 

「NO」

 

うっかり晴に電話をするのを忘れてしまった。そして電話をすると、会いたいと零はいう。するとドアから人影が。晴がそこにいた。

 

短編は、篁先生とナツの夜のひととき。

そしてもう一編は、カナダへ極秘渡航する晴のお話。

 

 

 

 

SUPER LOVERS 13巻のあらすじ

 


SUPER LOVERS 第13巻 小冊子付き特装版 (あすかコミックスCL-DX)

 

「コイツは俺のもの」

  いつだって、そう言いたいんだ。

 

SUPER LOVERS 13巻帯の一節

兄と弟

カナダに来て、零は思い出す記憶がいくつかあった。

零が施設にいたころに、施設の子どもと職員が亡くなったのだ。施設のみんなでいったキャンプ先の川で溺死した。

 

亡くなったこどもは、施設の職員からお金を盗み、子どもたちのお菓子を渡していた。零はそれを正直に話してしまっため、その子どもは養子先からもどされてしまった。

さらに零はほかの子どもたちからも避けられてしまうことになる。

 

どうせお前みたいなのはどこ行ってもは嫌われるよ。

誰からも好かれない。

お前なんか誰も好きじゃない

 

そこにきたのが、日本から留学してきた日本人の青年だった。

 

零は春子の家に行き、晴の小さい頃のアルバムを見た。晴から持って行っていいと言われ、晴の小さいころを知ることになる。

 

ふたりが出会ったのは、零の年齢のころ。

17歳の晴は屈託なく笑ったのに、25歳の晴は少し苦しそうに笑う。

17歳のころの晴は、確かに幸せな子どもだったと晴は振り返る。

 

古高と晴はソファで座った会話をする。古高は、晴に大学へいかないかとすすめる。

しかし晴はやりたいことがないという。いつか離れていく兄弟たちだが、兄弟という縁があるから離れることはない。

 

古高は言う。

 

たとえ血が繋がっても

死んでしまえば残された者は突然

縁を切られたも同じです。

 

例え生まれ変わっても、長男で、双子と零の兄でいたいという晴。

 

わかりますよ

わたしも生まれ変わるなら

またあの人の弟でいたいですから

 

古高の兄

 

古高には兄がいた。亡くなって10年にもなる。未だに兄の死に顔が忘れられない。

 

零は過去の事故を調べると、亡くなったのはブライアン・コートニー13歳。

なくなった職員はボランティアの留学生で、名前はケイ・コダカ。

 

古高の家は両親が教師で、厳しい家だった。何でもできる兄は、親から期待されたが、自分がゲイだとカミングアウトして大学は海外へ行ってしまった。

親が期待したのは弟だ。だが、兄まで優秀ではなかった。家に引きこもるようになってしまった。

困ったときに助けてくれたのは兄だ。零たちの高校へ入り直した。だが、今度は母が男子校ということを恐れ、学校へ行かしてくれなくなる。

 

すると兄が弟をカナダに呼んでくれたのだ。

兄はボランティアしている施設で、弟のような子どもがいると笑っていたのだ。

無愛想な顔が似ているらしい。

 

お節介で自分がやらなればという使命感が強い。それが兄の苦手なところだった。

誰かに執着されたり、その真逆で嫌われるという極端な人間関係が多くなる。結果的に興味をもった子どもに逃げられ、ほかのこどもには贔屓するなと言われてしまい、最終日に事故にあってしまった。

 

零は、カナダでの知り合いに車に乗せてもらい移動していた。彼女は晴を昔から知っていて、晴が誘拐されそうになった現場をみていたらしい。

晴は春子を心配させてしまいたいと思ったのだろう、自分から知らない人についていったそうだ。それを聞いて驚く零。

 

一方、古高と晴。古高と事件を起こした朝倉という女性は知り合いだった。古高の兄につきまといをしていたことが朝倉はあるらしい。

晴が記憶をなくした日、偶然朝倉が晴の前に現われたのが不思議だった晴。なるほどと納得する。偶然にしてはできすぎている。

 

でも朝倉には感謝はしているという晴。晴を置いてくのは平気な零。置いて行かれるのはだめな晴。フェアじゃない。しかしあの出来事(記憶喪失事件)があって、零の気持ちを知った。

 

大っ嫌いって言われているのに、とても愛されていると感じられた。だからもう絶対に離さないと思った。

 

零は晴を駄犬扱いする。気がつくと、零にキスをしてとわがままを言い、言うことを聞かないからだ。

待てができない。

 

 俺が傍にいてほしいときは必ず嗅ぎつけて

どこへでもやってくる俺の可愛い犬だ

 

そして帰国することになった零たちだが、外でイチャイチャしたため風邪気味になる零。マスクをしての帰国となった。

 

かけられた呪い

 

零が晴と出会ったとき、零は眠りが浅い子どもだった。犬と一緒でないと眠れない。

いつから夜眠るのが怖くなったのだろうか。

 

 

高校のヤギ部のヤギに子どもがうまれた。母親が、子どもを無視をする。零はそれをみて、たぶんよくあることと思ってしまう。

 

カナダから帰ってきて、古高にお願いをする零。零は思い出したい記憶がある、それはたぶん亡くなった職員とかわした最後の言葉。

 

家に帰ると弁護士の幹子が、晴に頼み事をしている。コンタクトのモデルをしてほしいと頼んでいる。晴の目はかわった色をしている。春子の父からの遺伝であるらしい。

かわったいろの瞳を晴はあまり好きではないらしい。容姿を売り物にするのも、それほど好きではないようだ。

 

だが、幹子から安く今住んでいる家を売ってもいいと提案をされ、心は動いた。

 

お前に呪いをかけてやるよ

 

零が寝ていると思い出す、子どもからの言葉。職員からお金を盗み、子供たちにお菓子を渡していたことをばらして、自分の仕業だとばれてしまったと怒る子ども。子どものクセにお金をほしがるのがいけないのに。

夜になってうなされる零を心配する晴。

 

カウンセラーの森に相談することになるが、なぜか晴の話しを聞かれてしまう。

晴が零の傍にいたのは、彼の傍にいなくてはと思ったからで、零のわがままではないだろうと見透かされいた。

 

零がカナダから帰ってきて、夜夢でうなされていることから、夢について零に聞く森。

思い出すのは施設にいたころのこと。養子先が見つかって、二年もそこにはいなかった。

 

零も晴も、自分自身に呪いをかけているのは同じという森。

「罪悪感」という呪いだ。

自分のせいで誰かを不幸にしたと思っているのだ。

それは重い重い足かせだ。

 

零は、古高の実家に招かれた。そこにあるのは兄弟の写真。零はその男性に見覚えがあった。そして零は思い出したことを話す。

 

ブライアンから誰にも愛されない呪いをかけられた。

だがそれをみかけた古高の兄が、零にさらなる呪いをかけたのだ。

 

古高の声は兄とそっくりだ。だから零は思い出した。

 

零は呪いがかけられたということを、晴に伝えた。

晴は零にかけたい呪いがあるという。

 

毎日 俺とキスして毎日俺の作った飯を食って

俺がいないと生きていけないって呪い

 

すると零は思い出した。

古高の兄が零にかけた呪い。

 

レンにはこの俺が別の呪いをかけてやるよ

ーーーーー君は必ず愛される

 

ヤギの子どもは、違う母親からチチをもらっていた。母親でなくても育てられるのだ。

古高はシアトルの大学へ戻ってしまい、教師を辞めてしまった。

現国の個人授業は、零の同級生の榎本が引き受けるいい、零と黒崎は大いに驚いた。

 

短編は、ナツには男の恋人がいる?!というホストクラブでの噂についてのお話。

 

 

SUPER LOVERS 12、13巻 感想

12巻、13巻とカナダにとんでいった舞台です。

こんなに何度も海外を行き来するBL漫画はそうそうない気がしています。

晴と零はどこにいっても相変わらず周囲の目を気にせずラブラブでいますね。

 

古高先生には何かあるのかな?と予感はしていたのですが、まさかのお兄さんがいたことがわかりました。そして悲しいことに事故で亡くなっていました。

 

そしてその場に、零も居合わせた偶然。つながっていないようで、すべてがなんとなくつながっているのが SUPER LOVERS。

 

古高先生にとっても、零が記憶を思い出したことで、救われた部分もあったのでしょう。

同じ兄弟でも、絆の違いはあります。古高先生にとっては、救いヒーローでありながら、自分にはかなわない複雑な気分もあった関係だったのでしょう。

 

零と晴は似たもの同士だと、過去に何度もいろんな人から言われていますね。

生まれも育ちもまったく違い、性格もちがう零と晴。しかし、さびしがり屋でへんなところで人の気持ちに聡いところもあります。

 

お互いに成長していき、他人が入るスキマが1㎜もないほどの関係ですね。

14巻以降、この関係はどうなっていくのでしょうか。

 

零が高校3年生になり、18歳にもなっていきます。大人になる零、そして本来なら手放してしまった道を、どう晴は取り戻していくのかも気になります。

 

 

1~11巻はこちらからどうぞ

 

 

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 まとめ

やっと13巻まであらすじをまとめられてよかったです。書いていて長い!と思ったのですがあらすじをまとめてみると、作品を深く知ることができるので、さらにSUPER LOVERSの世界観にはまってしまいそうです。 

 

次の発売はまだ時間があきそうですが、次も購入していきたいと思います。

 

次巻の14巻はこちら

 

 

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