定期購入 弱虫ペダル SPARE BIKE 13・14巻 大学生組はいざ、広島へ!サラリーマンになったあの人と福富の夏休み 感想とあらすじ
弱虫ペダル SPARE BIKE 13 (少年チャンピオン・コミックス)
弱虫ペダル SPARE BIKE 14 (少年チャンピオン・コミックス)
キャラクターたちのレース以外の日常を描いた作品が、弱虫ペダル SPARE BIKEです。7巻で卒業していった先輩たちの大学編がはじまり、9巻ではその続きである大学編第二弾があり、10巻、11巻でも弱虫ペダルシリーズでは、今でも大人気の先輩たちのお話が中心です。
かつてはインターハイで戦ったライバル、またチームメイトだった仲間。それぞれが大学へ進学し、あたらしいチームで戦います。レースよりも日常がメインですので、キャラたちの日常を知りたいならチェックしていきたい作品です。
では、弱虫ペダル SPARE BIKE 13・14巻をみていきましょう。
弱虫ペダル SPARE BIKEとは?
原作者がかくスピンオフは大人気です。
弱虫ペダル SPARE BIKEは、本編がレースや自転車競技に焦点をあてているのに比べ、日常が語られています。
1巻から先輩たちの過去が語られ、なんと7巻から先輩たちの卒業後のことが詳細に描かれています。
さらに、9巻では続編の大学編もあり!今作10作では、今までに語られていない大学のこともあり、今後本編の弱虫ペダルの展開におおいに影響があると考えられます。
先輩たちや他校の人の過去がわかる!
SPARE BIKE 1巻~5巻のあらすじはこちら
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話題沸騰の大学編開始!
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東堂さんの進路の話を知りたいなら8巻!
弱虫ペダル SPARE BIKE 9巻 大学編第二弾!話題沸騰の続編連載!
田所先輩の大学編は10巻!
大学編レース開幕!11巻!
12巻は大学生組集合!
新開・福富・石垣、そして荒北、金城、待宮がとんかつ屋に!
本編 弱虫ペダルも大人気連載中!
坂道が三年生になる!
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巻島先輩との再会の話 80巻
各校の新体制 71~79巻
71巻から新体制スタート!
2年目のインターハイの結果も熱いです!!!
1年目のインターハイの結果はこちら
また、38巻から記事をまとめています。
弱虫ペダル SPARE BIKE 13巻あらすじ(ネタバレを含むので注意)
広島再会編|井尾谷と待宮、まさかの再会劇!
金城・荒北・新開・待宮の4人が向かったのは、広島・呉。
待宮は「彼女とのデート」のはずが、うっかり試験勉強をサボってしまい、彼女に泣かれて焦る。猛勉強してなんとか単位を取得した待宮は、夏休みに呉へ。
一方、地元で就職し、スーツ姿で社長秘書をしている井尾谷。
元ヤンのような風貌から一転、社長からも「アシスト魂」を評価され、充実した日々を送っていた。
呉に到着した4人は、地元のグルメを堪能しつつ、井尾谷からの返事を待つ。しかし、井尾谷は仕事でメールが返せず、社長に文章を添削してもらっていた。
ついに「とびしま自転車ライド」当日、スタッフとして現れた井尾谷。しかし待宮とはすれ違い、再会は果たせず…。
そこで荒北たちが立ち上がる!
社長に交渉し、残されたわずかな時間で井尾谷を連れ出し、全力でペダルをこいで待宮の元へ。
ようやく再会を果たした2人は、笑顔で言葉を交わすのだった。
巻島渡英編|インターハイを前に日本へ帰還!
舞台は変わり、イギリスの大学で学ぶ巻島裕介。
個性的な兄のデザインした服を着こなし、現地でもすっかり馴染んでいた。
しかし、日本から届く小野田からの手紙に心が揺れる。
「遠くから応援してください」という言葉に、抑えていた想いがあふれ、ついに日本へ帰る決意をする。
湿気に苦しみながら帰国した巻島を迎えたのは、金城と田所。
彼らは迷う巻島の背中を押し、3人でインターハイ会場へ車を走らせる。
間に合うかはわからない。でも、届けたい想いがある――そんな熱い展開で次巻へと続く。
弱虫ペダル SPARE BIKE 14巻あらすじ(ネタバレを含むので注意)
福富、過去と向き合う大学生活
福富は大学生活の中、1人登山に挑戦し、達成感に浸っていた。
そんな日々の中で、かつて自転車仲間たちが呉で集まっていたことを思い返し、懐かしい気持ちになる。
ある日、大学の同級生・桑名に誘われ、東海道研究会というサークルに入ることに。
その中で過去の自分、陸上競技に全てをかけていた中学時代を思い返す。
誰にも負けたくなかった中学時代
中学時代、幅跳びで全国を目指していた福富。
兄・父は自転車競技をやっており反対されていた。
しかし、全国を懸けた大事な大会で3連続ファール。
「これでダメだったら陸上部を辞める」と決めて挑んだ最後の試技でも失敗。
絶望の中、退部届を提出し、すべてを失った気持ちで過ごしていた。
そんな福富を見つけたのは、小学校時代に一緒にレースを楽しんだ新開だった。
自転車との再会、新しい道へ
新開に「久しぶりに一緒に走らないか」と誘われ、久々にペダルを踏む福富。
負けたくないと必死に走るが、結果は新開の勝利。
「チームスポーツなら、苦しみや後悔を1人で背負わなくていい」と新開に言われ、福富は心が少しずつほぐれていく。
「強くなりたい」「勝ちたい」と、自転車への情熱が湧き上がり、ついに自転車競技部への入部を決意。
新開と共に新たな挑戦へ踏み出すのだった。
大学生活、変わらぬ想い
時は流れ、大学生になった福富。
桑名と一緒に自転車を走らせながら、自転車に出会ったあの日を思い返す。
あの日、必死に追いかけ、何度も敗れ、それでも新開と共に成長してきた。
「1人じゃない」という意味を、今なら少しだけわかる気がする。
福富は大量のパスタを買い込み、新開のアパートを訪ねる。
「久しぶりに昔話でもしよう」と、新たな日常を楽しむ福富だった。
弱虫ペダル SPARE BIKE 13・14巻の感想
SPARE BIKE 13・14巻をあらすじをみてみました。
13巻と14巻は、それぞれ別々のキャラクターに焦点を当てながらも「仲間との絆」「過去の自分との向き合い」がテーマになっていたように感じました。
13巻は、待宮・金城・新開・荒北の“呉ツアー”がメイン。
個人的にグッときたのは、井尾谷が「社長秘書」として奮闘している描写です。かつての不良キャラだった彼が、まさかスーツを着てビジネスマンとして社会人をやっている。しかも「アシスト精神」が評価されているというのが胸アツでした。
その裏で、待宮が彼女の前ではオロオロするギャップや、青春時代の仲間との不器用なやりとりが、ほっこりして笑えましたね。そして、自転車を使って井尾谷に会いに行く“全力ダッシュ”は、さすがペダルらしい熱さでした。
14巻は、福富の過去編がじっくり描かれていたのが印象的です。
福富といえば、常に冷静でリーダーシップのある男…というイメージでしたが、実は中学時代に陸上競技で大きな挫折をしていたというのが意外でした。
「1人で戦う競技」と「仲間と戦う競技」の違いに苦しみ、そこから新開の存在に救われ、自転車競技へ進んだ道のりは、まさに福富というキャラクターの根本を知れる濃い内容でした。
さらにその延長線上で、大学生となった今、改めて「仲間と走る楽しさ」「1人じゃない強さ」をかみしめている福富の姿には、読んでいて温かい気持ちになりました。
どちらも日常パート中心ながら、キャラの深掘りがしっかりされていて、レースでは見えない「人間らしさ」が魅力的な巻だったと思います。
本編 三年生になった坂道たち
弱虫ペダル 81巻はこちら
おわりに
弱虫ペダル SPARE BIKE 13・14巻のあらすじと感想をまとめました。
今回の13・14巻は、どちらも「レースの裏にある日常」が丁寧に描かれたエピソードでした。
自転車漫画というと、どうしてもレースやバトル要素に目がいきがちですが、「仲間と過ごす時間」や「過去からの成長」を丁寧に描いてくれるのが、SPARE BIKEシリーズの最大の魅力だなと改めて感じました。
それぞれのキャラの背景を知ることで、本編やアニメでの見方もかわりますよね!
本編に戻るとさらに楽しいです。
次巻は、誰の物語が描かれるのか…今からとても楽しみです。
もちろん、本編のペダルも引き続き応援していきたいですね!
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