定期購入自転車屋さんの高橋くん 5巻家族のトラウマと新しい絆松虫あられ先生　あらすじと感想

定期購入自転車屋さんの高橋くん 5巻家族のトラウマと新しい絆松虫あられ先生　あらすじと感想（一部ネタバレがあるので注意）

定期購入自転車屋さんの高橋くん 5巻家族のトラウマと新しい絆松虫あられ先生　あらすじと感想（一部ネタバレがあるので注意）

自転車屋さんの高橋くん【電子限定特典付】 (5) (トーチコミックス)

今回は、大人の純愛漫画を紹介したいと思います。主人公は、普通のOLです。セクハラ上司に耐えています。そこに、見た目がちょっとヤンキーな自転車屋さんに出会ったことにより、少しずつ変化していきます。

そんな二人の恋愛を応援したくなる、『自転車屋さんの高橋くん』を感想とあらすじです。一部ネタバレもあるのでご注意ください。

1巻から4巻のあらすじはこちらから

www.rinnrinnkarinn.xyz

恋愛漫画が熱い！大人の自然な恋の漫画に注目！

昔は恋愛漫画をよく読んだものですが、最近は大人の人も楽しめる純愛漫画が多くなってきている気がします。少女漫画でも、ピュアなものだったり、共感できるのもありますが、あまりに現実離れしていると世界観にはまれないものもあります。

ただぶっ飛んでいる設定などもギャグとしては楽しいので、やっぱり作風にもよりますね。

大人も楽しめる恋愛漫画はこちらもおすすめです。

年上女房と大学生が政略結婚！

ながたんと青と

www.rinnrinnkarinn.xyz

けもみみ好き歓喜！オオカミ部下とヒツジ上司さん

www.rinnrinnkarinn.xyz

ギャルとスーパーの店員のギャップカップル！

スーパーベイビー

www.rinnrinnkarinn.xyz

異世界ファンタジー好きにはおすすめ！夫を殺した相手に嫁ぐ妻

悪し妻かたり

www.rinnrinnkarinn.xyz

自転車屋さんの高橋くんとは？

パンをかじって自転車にのり出社する事務員のパン子。

OL歴は10年以上の中堅事務員です。ある時、自転車のチェーンが外れてしまい、助けてくれたのは、ヤンキーの見た目の男性。自転車屋さんでした。

会社の環境は果てしなくブラック！残業をふってくるイケメンに、セクハラ上司。助けになってれるのは、同じ事務員のキミちゃんです。ですが、パン子は高橋君の友人たちに交流するうちに、高橋くんのいいところを知ります。そして付き合うことになり……。

【登場人物】

飯野朋子（パン子）：事務員、30歳

高橋遼平：自転車屋さん、26歳

キミちゃん：パン子の友人、同僚

山本：パン子の同僚

テルちゃん：高橋くんの友達、オタク

まさやん：高橋くんの友達、中華料理屋さん、子持ち

断れない性格のパン子と、嫌なことははっきりという高橋君。見た目も性格も真逆なふたりですが、何かと居心地がいい関係です。最初はパン子も高橋君が怖いと思いますが、何気ないやさしさがたくさんあります。そんなパン子と高橋君の恋愛はゆっくり進んでいきます。チェックしていきましょう。

ドラマ化もされました！

www.tv-tokyo.co.jp

自転車屋さんの高橋くん　5巻（ネタばれが一部あるので注意！）

リンク

父との再会

パン子は、小さいころから父に「良い子」でいるように言われていました。父と母は幼いころからかみ合わず、パン子は父に何かあると叱られていました。父は会社の新人社員と不倫し、子どもができ、親は離婚します。

パン子は、愛犬が死んでしまい、元の飼い主である父の家に行き、愛犬たもつの遺髪を渡します。父の家は、腹違いの弟がいます。弟・隼人は引きこもりがちです。両親もお手上げのようです。

遼平と山本が岐阜からパン子の実家に訪れました。遼平はパン子が実家に帰ると思い追いかけてきましたが、パン子の母にきくと、パン子の母が引っ越しをするのでパン子が部屋を探しているだけでした。

パン子の母に頼まれ、遼平はパン子の父がいる家にパン子を迎えにいきます。愛犬たもつは、実はパン子の弟・隼人が飼っていたのです。しかし父が「全部人のせいにする人」でたもつが言うことを聞かず噛まれてしまい、捨てようとしたのです。それでパン子が引きとった経緯があります。

現在も犬がいますが、犬は父になつきません。父は次は猫を飼おうと言いますが、パン子は「犬も猫も飼う資格ないよ……」といいます。

そんなパン子に驚き、仕事を辞めたことをたしなめます。するとパン子の母と、遼平が訪ねてきました。父は遼平をみると「ああいう奴とつきあっているから、おかしくなったんだろ」といいます。

いい子であったパン子が口答えするはずがないという父。そんな父をパン子はタックルをします。父は倒れました。涙を流すパン子。

「お父さんに…都合が「良い子」なんか、いないんだよ」

遼平に謝ってというパン子をなだめる遼平。パン子は遼平がいて安心しました。パン子の母は、愛犬たもつの遺髪を二階にいる隼人に渡しにいきます。実はたもつをパン子たちが引き取ったあと、隼人がたまにたもつの散歩をしていたのです。

たもつが父を噛んだのも、隼人を怒鳴る父に怒ってしでかしたことでした。

思い出す遼平との出会い

帰ろうとするパン子たちに、隼人は追いかけてきます。すると、犬・タケルも出てきてしまい家から脱走します。パン子は慌ててタケルを追いかけますが、車が走ってきました。それを助けたのは遼平でした。

遼平は腕にケガをしてしまいます。山本に遼平を病院へ連れて行ってもらうことにします。山本がきていたことに驚くパン子ですが、山本が男性が好きだというカミングアウトをしたことを知ります。

隼人も病院に合流し、自分のせいで遼平がけがをしてしまったことを謝ります。そして、たもつが小さいころの写真をパン子に渡します。パン子はうれしさに泣き出してしまいます。パン子は自動販売機で、バナナオレを買いますが、思いだしたことがあります。

実は遼平が高校生のころ、パン子はバナナオレが売り切れていると自動販売機の前にいた遼平に渡したことがあるのです。それも病院でした。それは、遼平の祖父が心臓がわるくて倒れたとき。パン子にバナナオレをもらった遼平は、パン子を自転車の後ろに乗せて送ります。パン子は車にぶつかりそうになり、足を捻挫して病院にいたのです。

そして、遼平は自転車にのって通勤するパン子を気にするようになります。年月が過ぎてすれ違うことも多かったですが、お互いに話しかけることはなく、パン子も忘れてしました。ですが、自転車をきっかけに一緒にいるようになり、遼平はなんとなくパン子とずっと一緒にいる気がすると思ったのです。

仲直りすることになった二人。ご飯を食べていると、遼平はパン子に「一緒に暮らそう」と言われたと言います。忘れていたパン子ですが、遼平はプロポーズかと思ったと笑います。

祖父のことは心配な遼平ですが、パン子と同棲することを前向きに考えるようになりました。そしてホテルにいき一夜をともにします。次の日新幹線で岐阜に戻ると、商店街の人たちが歓迎してくれました。

巻末は、コロナで高橋くんに出会ったらの物語。マスクの高橋くんもまたかっこいい！

かきおろしは、山本が家族にカミングアウトしたときの家族との一コマ。