この本も、前回の記事同様とてもすすめられている方が多かった作品。
- それを恋心と呼ぶのなら (シトロンコミックス)/リブレ出版
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本屋でも何回もみた表紙でした!
平積みにされていたので、目立つんですよね。表紙がイエローですし。
表紙のイラストも喧嘩なの?!!と剣呑な様子、そして壁ドンに対する股ドンというのですかね。
明らかに攻め?さんがオラオラな展開で、そして受けさんも喧嘩上等なヤンキー漫画と思ってました。
では電子書籍では手抜き上等(?)な借りてきたあらすじを。
内容紹介
入試で見かけた天使は、泰誠の超ドストライクの好みの顔。
思わずふらふらと近づきその場でそのまま「好きです! 」と告白。
しかしなんとそいつは男だった!!
入学前からゲイ疑惑、入学したらそいつも入学していて犬猿の仲。
でもやっぱり顔が好きで、ついついちょっかいをかけてしまう泰誠で…
天使か悪魔か、ツンデレなんて可愛いモンじゃねえ!
口悪いモノ同士がけんかけんかでぶつかりあって最強コンビのハートが激震!
(アマゾンより抜粋)
文章にすると、オラオラ系なイメージになりますね。
実際漫画を読むと、そうでもないんですよね。
ヤンキー漫画ではなかったです。
青春漫画ですよ、普通の美形男子高校生の。
というより・・・・心はピュアそのもの。今時、好きだから「好き!」と言える高校生いるのか!!!!
と疑いたくなるほど、ピュアですね!
最近は目立つことはすぐネットに上げられてしまうわけですから、人前で好きだ!!!なんて告白したら大変なことに。
というのは置いておいて。
顔が綺麗な高校生と、ちょっと厳つい高校生のラブって感じですね。
昔から一定数のBL好きな友人が言うんですよ。
「真のラブはBLでしか実現しない」と。
私は、そうなの?と聞いてますが・・・・鬼気迫る説得に「た、確か・・・」にと頷くことが多いです。
それが現実でも当てはまるかはさておき、BLの世界ならではの密閉された空気。
これは独特でご都合主義といえばそれまでなんですが、私は心地の良い空気だなと感じます。
主人公二人の掛け合いがいいのはもちろんですが、実はこの作品は周囲の反応が優しい。
素晴らしい友人たちだと思うんですよね。
主人公たちが仲良く言い合いをしてようが、「わー、またやってる」みたいなね。
結局くっついても何も言わないし、優しい世界でした。
大人だなとそこに感心してしまった作品でした。
というわけで、最初から最後まで優しい世界でのBL。
これは安心できますね!
王道なBL漫画でした。
特に濃いめの描写もいらないような、爽やかな青春漫画。
最初の印象とは違ったのもよかったです。
このキャラクターで日常を描いても、結構友人たちもキャラがたっているのでありかと。
満足な一冊でした。
では今回はこの辺で。
また次回。