先日、大杉漣さんが亡くなったニュースが速報で流れました。
大杉さんは、北野武監督の映画では常連。
遅咲きの俳優として、まさに日本の名脇役として最も有名な人の1人でした。
名脇役というのは、年齢を増せば増すほど味わいが深くなる人が多いです。
66歳では、あと10年は余裕でいい演技をできただろうと思います。
とても残念でたまりません。
そこで何かと話題の
バイプレイヤーズ
というドラマを見てみることにしました。
実はアマゾンプライム会員なら、ドラマが無料でみられます。
現在シーズン2の三話まで放送しているらしいですが、シーズン1をみてみました。
シーズン1予告編
現在シーズン2の動画は↓
テレビ東京で放送のバイプレイヤーズ。
名脇役の6人の俳優たちがシェアハウスで一緒に共同生活をするのがシーズン1。
大杉漣さん
松重豊さん(孤独のグルメの人)
遠藤憲一さん
寺島進さん
田中トモロヲさん
光石研さん
が自分という役になって、ドラマを演じます。
ちょいちょいリアルのネタを入れながら、名脇役としての6人がバタバタ日常生活をおくるのが楽しいです。
あらすじを紹介しますと。
6人に中国人監督から、中国版「七人の侍」のオファーを受けることに。
役所広司さんがメインで、バイプレイヤーズはその脇を固めることに。
監督からの指示で、大杉さんの別荘で共同生活をおくることになった6人。
実は、6人は10年前にバイプレイヤースという映画を作った仲間でした。
しかしその映画は、途中で決裂。完結させることができませんでした。
あるものは、役を奪ったという罪悪感。
あるものは、共演者と不倫関係になってしまうもの。
あるものは、エキセントリックな演技から周囲に迷惑をかけ。
あるものは、仲間のなかに裏切りがあったと疑うものもいて。
それぞれに思惑と、罪の意識をもちながらの共同生活。
全12話、30分ドラマですがあっというまに終わってしまいます。
それにおすすめな点は、それだけではありません。
ドラマの最後に、みんなで飲みながらドラマを振り返るコーナーもあります。
リアルの俳優と、ドラマでの自分という役。
それぞれ多少の違いはありますが、とても親しみをもてるドラマです。
俳優さんというと、特別なひとというイメージがありました。
ただリアルはただのおじさんだったり、日常生活があります。
それを自然でコミカルな演技で笑わせてくれる、いいドラマです。
まだみていない方にぜひおすすめしたドラマです。
では今回はここまでに。
また次回に。