定期購入 スキップとローファー 8巻 まさかのお付き合い？秘密の関係 高松美咲先生 あらすじと感想 （一部ネタバレがあるので注意）
次のヒットを探るのもまた楽しいオタクライフです。
今回は、次にきっとヒットするだろう作品、スキップとローファーという漫画をご紹介したいと思います。今回は8巻のご紹介です。
1巻から6巻はこちら
7巻はこちら
スキップとローファーとは？
スキップとローファーとは、田舎から出てきた優等生が、都会の高校で学生生活をエンジョイするお話。田舎育ちですので、ビルがたくさんあったり、新しいもの、キラキラしたものにあふれているのに最初は驚きます。
しかし、次第に友達ができるようになり、慣れない都会生活も楽しくなってきます。
素朴な主人公・岩倉美津未（いわくらみつみ）は、田舎の神童といわれ、頭がとてもいいのです。田舎をよくするため、東大へ行き、官僚になり、そして田舎へ返り政治の力で地域をよくしたいという夢をもっています。
今時めずらしいまっすぐな心根の女子高校生ですが、東京の進学校は今時の子ばかり。入学式でであったイケメンの同級生・志摩聡介に助けられます。聡介はいいひとですが、繊細で複雑な面もあって？！
さらにはしたたかな女子・江頭ミカや、きれいな同級生・村重さん、オタクな女子・久留米さんなどたくさんのお友達ができて……
繊細な高校生の気持ちと、ほんわか楽しい学園生活を描いたスクールライフです。
4月からアニメが開始！注目作になること間違いなし！
スキップとローファーはTSUTAYAでもおススメされている注目作
TSUTAYAレンタルコーナーでも目立った位置に配置してあり、今注目作であることがわかりました。
実際漫画好きの人にも、おすすめされた作品だったので気になっていたのですが、一巻からお試し読みして、これはいいかも！？と思いました。恋愛色はあるのですが、少女漫画タッチのようにキラキラしたものではなく、等身大の高校生らしさの恋愛なのですよね。
イケメンの男の子も、実は普通の男の子であったり。きれいな同級生も、実は普通の女子高生なのです。それぞれよさもあり、欠点もあり。それでも友人として認め合い、主人公・ミツミちゃんを中心に人間関係がよくなっているのが素敵ですね。
登場人物
岩倉美津未：田舎から出てきた秀才、生徒会所属。将来の夢は政治家
志摩聡介：イケメン、入学式からの縁で仲良くなる。元・有名子役
江頭ミカ：したたか女子、おしゃれも気に掛ける。志摩が好き
村重結月：カースト上位キラキラ女子、頭よし、顔よし、性格よし
久留米まこと：根暗を自覚しているオタク女子、眼鏡＆三つ編み
スキップとローファー 8巻あらすじ（ネタばれを一部含みます）
付き合う？
大切な存在だから離れたくはない……けれど、付き合ったり別れたりで別れるのもなんだか違う。ということで、お試しで付き合うことになったみつみと志摩。
部活が終わり、二人で帰宅。特別認定されたとみつみは顔が緩みます。
ですが、志摩は焦っていました。今までの女の子のなかで一番好きなことは確かなのですが、付き合うことに迷いがありました。
記憶にあるのは、母にお芝居を強要された幼いころ。
次の日、みつみと顔を合わせても迷いはぬぐえません。志摩が所属している演劇部で、部長をやるか？と問われ、サポート役ならといいます。部長には志摩は猪突猛進タイプを過大評価しすぎで、君も前にでてもいいのだから覚えておいてといわれます。
ですが、やはり前にでる勇気はなく副部長になります。
みつみは、友達に志摩と付き合ったことを切り出せません。秘密にしているみたいで心苦しいと思うのです。
愛されて育つ子
みつみと久留米のクラスに、ぶりっ子系女子の千笑璃（ちえり）ちゃんという子がいます。みつみはそのあざとさには鈍感で、周りの女子はちえりを嫌いです。
志摩とみつみが話していると、周囲はつきあってる？とからかいますが、ふたりがそんなわけないといわれます。
そんな女子の態度に否定しない志摩に、みつみは怒ってしまいます。
ちえりはふたりが付き合っていること知ってしまいます。ちえりは、家族が仲がよくなく、男子にはあざとかわいくし、気を持たせます。
ちえりにとって、志摩は自分と同類であまり近づきたくはありません。
ちえりは二人の関係を分析し、みつみは人の悪意に鈍感であることを気が付きます。
悪意も違和感も気づけば口にだす。それで相手にどう思われようが気にしないタイプだとみつみを判断します。
そんなみつみは正しい、他人の評価なんてどうでもいいくらい愛されて育ったんだねと言います。
みつみは鉛のようなもやもやを感じます。前向きさも勇気も、もともともっていたものではありません。
みつみは、ただかばってほしかったそれだけでした。
生徒会選挙
それから、みつみは態度を志摩に謝りました。考えるのは生徒会選挙のこと。対抗馬は、眼鏡男子の氏家君。
人とはなれ合わず、あまり表にでない氏家くんの立候補に周囲は驚きます。みつみは演説をし、氏家くんも演説をします。結局、みつみが生徒会長に任命されました。
みつみは、中間試験は今までで一番わるく、あまり調子がよくありません。
氏家くんも生徒会では異端な存在でした。コミュニケーションがとれず、効率重視をしては、周囲が困惑してしまったり。そんなみつみは心を開いてほしいといいますが、氏家は、みつみが心を開いていないのにできないと泣き出します。
氏家君は中学のときは勉強ができ、一目置かれる存在でしたが、高校になれば高校生活をエンジョイし、さらにはイケメン・美女＆頭がいい人がいて、すっかり影がうすくなりました。
大学へ行き、一流企業に行けば幸せになれると思っていた氏家くんは愕然とします。
だからみつみみたいな人がいて、ほっとしたといいます。自分より下であると。
ですがそれも違いました。明るくて実直で、理解者も多くいるみつみ。
負けるかもしれないけれど、みつみに勝つつもりで勝負を挑みました。そんなみつみに自分の気持ちなどわからないと氏家は言いますが、みつみは怒ります。
自分だって全然うまくいっていないと。
みつみは泣き出してしまいました。
全部は無理だとみつみもわかっていたのです。
別れ
志摩とデートをすることになったみつみ。おしゃれをしてでかけます。
志摩は親にとって求められる子を強要され、どんな人にとっても求められている自分を演じるようになりました。
いつもニコニコ機嫌がよく、嫌がらず受け入れる子。
そんな自分ではないと価値がないからと思っていたのです。
みつみとデートは、公園でランチを食べること。
志摩にとっては高校になって穏やかで違和感がありました。世界はもっとグロテスクなのでは？と考えていたのです。
「志摩くん、私たち友達に戻れる？」
志摩とみつみの「好き」は違うことにみつみは気が付いていました。
付き合っていけば変わるかと思いましたが、みつみは大学へ行くために上京しました。生徒会長も忙しく、無理かなとみつみも思ったのです。
志摩くんとは性別関係なく、年齢関係なく、好きだなと思ったといいます。
志摩は次の日、みつみを見つけますが、みつみは平気そうな態度にちょっとショックを受けます。みつみは、ちえりに別れたことを打ち明けました。
志摩のことを友人に話せば、きっと志摩を怒ると思ったのでみつみはみんなに内緒にすることにしました。
志摩は、みつみが自分の「好き」は違うといったことにもやもやしていました。
公式サイトで1話の試し読みもできます。
スキップとローファー｜アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌
最近は電子書籍で購入することがほとんどです。
電子書籍サイトはたくさんありますが、著者が使っているのは、ebook、コミックシーモア、ひかりTVブック、Rentaです。
クーポンが配布されたり、割引セールがあるのでそのときにまとめて購入しています。
ポイント増量されたり、決済手段も多いので使いやすいです。
スキップとローファーをebookで読む/Ｔポイント＆Paypayがたまる
スキップとローファー 8感 感想
スキップとローファー8巻を振り返ってみました。
青春ってつらいよね……と思いました。自分も高校時代を思い返すと、みつみちゃんみたいな恋愛展開なんて全然なかったですが、友人たちが恋愛と勉強、部活全部こなしているのをみると、素直にすごいなと思ってました。
要領がいい人って全部そつなくできるんですよね。わたしは不器用でしたから、まず部活と勉強で体力がもたなくて、帰ってはとにかくゲームをしたくて、寝不足でいたのですよね。
それで体調を何度が崩したこともあったので、とにかく勉強がしんどかった記憶があります。
みつみちゃん、あなたはすごいよ……。と素直に思います。
志摩くんの気持ちのほうがなんとなく私もわかります。人に合わせるのが楽だし、リアルでは八方美人なほうだと自覚しているので、みつみちゃんみたいな人の前で堂々とできて、物おじしない子って、自分とは違うなと思うことが多くありました。
やっぱり、自分の意見をはっきり言って行動力ある人はすごいな！と思いましたし、自分はそうはなれないから、過大評価しすぎなところも納得できます。
大人になると、内向きか外向きかの違いでそこまで差はない気がします。
思ったことを口にでき、感情表現が豊かなほうが何かと楽なきがしますが、それも個性だと思うので、自分のやり方を見つけらればいいだけなのだと思いました。
隣の芝は青い、だから自分とは違うものをすごい！と思うのも若さのうちなのかなと思いました。
スキップとローファーって本当に、等身大のいろんな人間模様が思い出されて、ややトラウマも思い出したりするくらいリアルです。
痛くて苦い青春を振り返れる漫画だと思います。
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今アニメ化され面白い作品です。男女関係って難しい！
高校生の青春コメディです。
荒ぶる季節の乙女どもよ
アニメでも放送され、話題になって漫画です。文学部の女子たちの等身大の恋愛をピュア＆ちょっと下心ありで見事に描写しています。こちらもTSUTAYAレンタルで話題になっていたのでまとめ借りしました。
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あらすじを簡単にまとめた記事はこちら
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4コマ連載で、アニメ化は大人気！現在もアニメ化の続編が熱望されている超人気作です。恋愛もの？！なのに恋愛は発展しません。先日12巻が発売されましたが、どんどん新登場の人物が出てきて世界が広がっていきます。
アニメもぜひ見てほしいですね。
一部あらすじをまとめた記事もあります。
おわりに
終わってしまう作品がある一方、どんどんすばらしい作品に出会えるのがうれしいです。今回のスキップとローファーは、どこか懐かしいような女子高生たちの青春を描いたもので、学生は時代によって変化はあるでしょうが、かわらないところもあるのだなと思った一作です。
今回の8巻ではいったんは付き合ったふたりですが、別れてしまうことに。
まずは恋愛よりも勉強や部活！それはそれでいい判断だと思います。将来を考える大切な時期ですからね。さて、まだ高校二年生。続く高校生活がどうなるか気になりますね。
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