定期購入 BL漫画 花恋つらね 7巻 祖父たちの隠された過去とは? 夏目イサク先生 感想とあらすじ
花恋つらね(7)【電子限定おまけ付き】 (ディアプラス・コミックス)
今回は、大人気BL漫画家さん・夏目イサク先生の人気作「花恋つらね」を7巻を紹介していきたいと思います。
BL漫画はなかなか長くは連載しません。月刊誌に連載がほとんどですから、単行本の間隔も長いです。ですから一巻からの内容を忘れやすかったりが多いです。BL愛好家さんなら共感してもらえるかなと思いますが、前の巻をなくしてしまったりして、新刊がでてもなんとなくしか覚えてなかったりします。
そういうこともあって、自分用にメモ書きとして記事にしておこうと思いました。
今回は「花恋つらね」7巻のあらすじと感想をまとめます。
花恋つらね 1~3巻のあらすじはこちらから
花恋つらね 4巻5巻はこちらから
花恋つらね 6巻はこちらから
夏目イサク先生の作品は大人気
夏目イサク先生の作品は、大人気!本屋でも人気のある漫画家さんとして取り扱われ、コーナーも見かけたことも何度もあります。比較的長い経歴のマンガ家さんで、王道のBL作品をかいてくれているという印象です。
今回の作品も王道の物語!まっすぐな心根の少年たちの恋愛と青春が楽しめます。
すごもり継続にてBL漫画をまとめ買い中!夏目イサク先生の作品も集めています。
今お気に入りの作品はこちら。
王子様の理由
カップリングは、御曹司×ホテルマンの身分差恋。一巻のみですが、王道メンズラブの展開が好みです。典型的なボンボンと一般人のホテルマンの恋ですが、まさにファンタジーのような世界!現実的ではないのですが、これはこれで好み!花恋つらねが好きな人にぜひおすすめしたい作品です。
花恋つらね とは?
花恋つらねとは、高校生のふたりが主人公。なんと歌舞伎界のプリンスのふたりなのです。少女漫画では、歌舞伎界の御曹司との秘密の恋などの作品は何作か読んだことがあります。
古典芸能のBLも複数ありますが、歌舞伎でしかも跡取り同士がカップリングだなんて秘密の恋としてドキドキしますね。
「玉乃屋」松川惣五郎(本名:東周吾)
「大谷屋」新井源介(本名:野田淳平)
ふたりが俳優として、そしてライバルとして……唯一無二の相方として結ばれていく過程を楽しめる作品です。
4巻では紆余曲折があり、惣五郎はついに告白を!
好きではありましたが、恋心だと思っていなかった源介。両想いになりました。そして巡業が終わったらある約束をすることに。
しかし5巻では、兄に交際がばれてしまいそうになり?!
そして6巻では、ふたりは大人の階段をのぼっていきます。
今回の7巻では、絶縁をしたらしい互いの祖父たちの過去が明らかになります。
ではみていきましょう。
花恋つらね 7巻のあらすじ(ネタバレを含むので注意!)
頼もしい協力者
学校を卒業しなかなか二人きりで会えない、惣五郎と源介。源介の提案により、協力者をつくることになります。それは高校時代の友人たち。
源介の親友でモデルの西田のマンションの一室を、源介が借りることにしました。そのときの裏工作として、惣五郎の親友の寛人にも協力してもらいます。
そして、西田には惣五郎と源介が付き合っていることもカミングアウトします。
家に帰ると祖父・菊右衛門が舞台の録画をみています。『籠釣瓶花街酔醒』
花街一番の花魁・八ッ橋が恋人がいるのですが、身請け話を断れず、関係がばれてしまい人前でひどい言葉で上客を縁切りします。しかし恨みをかった花魁な妖刀で斬殺されるというもの。
惣五郎は最初から恋人選べたらいいのにと祖父にいいます。
祖父たちの過去
菊右衛門は思い出します。
「大丈夫、どうにかなるって」
かつて幼馴染であり、ライバルであり、それ以上の絆をもっていた源介の祖父・寿一郎のことでした。あのとき違う選択をしたどうなっていたのだろう、と今でも思うのです。
50年前、菊右衛門は惣五郎であり、寿一郎は源介という名前でした。物心ついたときから一緒に舞台にたち、兄弟のように育ちました。しかしその思いは強くなり、周りに結婚の話が持ち掛けられるようになると、源介は惣五郎と結婚できたらというようになります。
惣五郎は源介を意識するようになります。お互い秘めた気持ちが膨れ上がり、稽古でも気持ちを抑えられなくなったきました。しかし惣五郎は、自分たちは結婚して子供を残さなければならないことをわかっていました。
自分の気持ちを認めたらだめだ、という気持ちで源介の手を振り払いました。
そしていくら稽古をしても源介の前では意識してしまい、一緒の舞台には立たないようになりました。そして一年後、源介は結婚しました。そして惣五郎も一年後結婚しました。
いつか一緒の舞台にたちたいという夢はかなわないまま源介改め、寿一郎との約束が果たせないまままになってしましました。しかしこの思いはきっと無駄にはしないと誓うのです。
密会
なかなか公演があり会わないままに二週間、やっと西田の家で会うことができました。そしてつかの間の逢瀬を楽しむことに。惣五郎はドラマのちょい役に出演しすることになりますが、歌舞伎の演技の癖がぬけなく、なかなかうまくいきません。
落ち込む惣五郎を元気づける源介。どうにかドラマは終わり、稽古にもどる惣五郎。ですが、源介の兄・蔦丸には交際を反対されます。
蔦丸は女形、もともと男形もしていましたが、体格のせいもあって諦めました。自分の個性を認めてくれたのは、惣五郎の祖父・菊右衛門でした。ですから、菊右衛門を尊敬しています。ですがお家芸を継ぐのは、荒事のできる源介。後を継ぐのは決まっています。
ですが、源介はあきらめないといいます。そして惣五郎が源介がでる『天守物語』の舞台を見に行くことになります。そして、惣五郎は源介の一番の相方になると決めました。
巻末は、ドラマで王子役を演じた惣五郎。ヒロイン役のセリフをいう源介に、王子モード惣五郎がセリフを言うことになり?!
花恋つらね 7巻 感想
花恋つらね7巻ですが、今までなんとなくにおわせていた祖父たちの過去が明らかになります。やっぱりといえばそうなのですが、祖父たちも恋仲のような気持ちをもっていたのですね。ただ時代も時代です。許されない仲だったのはわかります。
しかし、今は男性同士の恋愛も認知されるようになっていますよね。身内に味方がいるのは心強いですね!目下の悩みは兄たちの反対ですが、芸の道を大切にすることをおろそかにになければ、どうにかなる?と期待もできます。
惣五郎がいう相棒になるというのは、公私ともに相棒というのを印象付けるということなのでしょうか?ふたり一緒でなければ成り立たない!と世間に認めさせるほどの芸を極めればもしかして……と胸アツな展開を期待してしまいます。
夏目イサク先生の作品はそこまでダークな展開はないと思うので、惣五郎と源介のハッピーな展開を楽しみにしつつ、続きを待っていきたいと思います。
おわりに
花恋つらね 7巻の感想とあらすじをまとめてみました。祖父からの願いが叶うように、惣五郎と源介の幸せな未来を期待していきたいと思います。
8巻以降も歌舞伎をがんばる二人をもっとみられるかなと思います。
また次回に。
花恋つらね 8巻はこちら
花恋つらね 1~6巻はこちらから
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