黒執事発売 28巻 発売!
予約本をチェック!黒執事がリストにあったので、早速事前予約していました。
自分の中で購入本は、大好きな本。先が気になってしまい、発売日が楽しみでした。
いつも表紙も美しく、今回は誰が表紙なのだろうというのがひとつの楽しみです。
さて28巻の内容も気になるところですが、発売まで間があいたので復習をしたいと思います。
2021年1月8日 電子書籍化されました!!
各サイトから購入することができるので、電子書籍で購入したかった人には朗報ですね。
黒執事 前回から波乱な内容
主人公は実は双子だった?!
死んだはずの、本物のシエルが登場しました。
前回の27巻の記事はこちらにまとめてあります。
美しい表紙、前回の27巻が本物のシエルなのかなと思います。
ソーマの執事も殺され、婚約者のリジーも行方不明。
血を抜き取る不思議な劇場の悪事を暴いたシエルたちでした。ですが、まさかの黒幕が登場します。
27巻では今まで語られなかった、シエルたち家族に降りかかった悲惨な事件について語られました。
セバスチャンをなぜ召還したのか?そしてシエルはどうやって兄と入れ替わったのか。伏線がちりばめられた今までのストーリーを回収し、明らかになったことが多い巻でした。
次巻の黒執事 29巻の記事はこちらから
黒執事30巻はこちらの記事へ
黒執事31巻はこちらの記事へ
さらっとしたあらすじですが過去の記事もどうぞ
黒執事 28巻の内容は?あらすじ(ネタバレあり!)
では簡単にあらすじをまとめていきます。(ネタバレを含みますので注意!)
「ごめん、連れていってあげられない」
絶命した兄を残して、復讐に向かう弟。弟は悪魔にすべて焼き払うことを命じた。
そうして血に塗られた饗宴や、兄の亡骸を隠滅しようと企んだ。あのときにすべて灰になったはずだ。
だが、それを阻んだのはアンダーテイカー(葬儀屋)だった。
両親のように灰になってしまったら復元できない。兄・シエルの遺体を持ち運び、実験を開始した。
アンダーテイカーはファントムハイヴ家が失うものがないよう、暗躍しているようだった。それを過去の痕跡から、セバスチャンは察していたようだった。
兄・シエルの背後にいるアンダーテイカー。
スフィア劇場の事件も、彼らの仕業だった。
「僕はずっと君の傍にいたよ」
兄・シエルは笑顔だ。逃げ延びて、ファントムハイヴ家を再興したとき。アン叔母さんを殺してしまったとき。アメリカの船旅。学園生活……
すべて目撃していたという。
そして一連の事件は、すべて彼らの仕業。船の死体が生き返る実験も、すべては兄・シエルを生き返らせるためだった。彼らのために、たくさんのひとが犠牲になった。
そこに死神のウィルとオセロが登場する。
アンダーテイカーに対する制裁をしようとする。だが、そうはならなかった。
警察が屋敷に突入してきた。
「弟が僕になりすましていました」
叔父と警察に告げるシエル。ふたりシエルがいることに状況は混乱する。
「シエルは嘘はいっていない、ずっと嘘をついていたのは彼よ」
そこに現れたのは婚約者のエリザベス。
エリザベスは弟を指さした。そうして警察に、アンダーテイカーの悪行を弟たちになすりつけた兄。セバスチャンと弟・シエルは逮捕されてしまった。リジーは家に帰ることになった。
リジーは混乱したままだった。
入れ替わったことや黙っていたことを責める気持ちもある。ただ、好きなひとが入れ替わったことを気がつかなかった。もし本物のシエルがあらわれなかったら、結婚して老いても気がつかなかっただろう。
そしてもし、死んだのがシエルだと知ってしまったら、純粋に喜べただろうか。自分の汚い心に気がついてしまう。
恋心も不実、彼も偽物。ぜんぶ、にせもの。
逮捕されたシエルたちは、途中使用人たちのおかげで逃走に成功する。
兄・シエルのもとに残ったのは唯一タナカ。そんなタナカをみて、シエルは楽しそうにわらう。
今まで喧嘩などしたことがない双子の兄弟、本気で兄弟喧嘩ができることが楽しみで仕方ない様子だった。
そして地下水道に逃げ込んだシエルたち一行。また助けられた。
相手は劉たちだった。彼らのおかげで、着替えと食事を提供してもらった。いつかその貸しをかえしてもらうという劉。
このまま海外へ逃げるかどうか考えることになった。
中国か、インドか。英国にこだわる必要があるのかと問われるシエル。
「あー、うるせえー!」
シエルは肉をほおばった。女王の番犬になったのも、仕事もしたのも、家を再興したのも。すべて自分の力だった。シエル・ファントムハイブは確かに兄だ。
だが、ファントムハイブ伯爵は自分だ。
目指すは名前の奪還だ。
黒執事 28巻の感想
まさかの逮捕劇!
エリザベスが痛そうに顔をゆがめて、シエルのことを嘘というのは悲しさがあります。
確かに主人公は嘘をつきました。でもそれには事情があります。
愛するひとたちを奪われ、復讐するためには仕方のないこと。復讐を完遂するには誰かを傷つけることは、とっくにわかっています。
今まで温室育ちで、好きなひとを好きといっていただけのリジーの心が切ないです。
ハッピーエンドではないのは黒執事の定番。
その苦しさも、すごくきれいに描写されていて心理描写がすばらしい28巻でした。
そして窮地におちいった主人公ですが、使用人たちの助けにより、逆襲をねらっていきます。華麗なる復活劇がこれからの楽しみ。
いつも爽快な展開もあるので、28巻以降も追いかけていきたいです。
バトルシーンも今回は少なかったので、たぶんこれから盛りだくさんだと思われます。死神、アンダーテイカーそしてセバスチャンたちのバトルも気になります。
まとめ
次回は、28巻。
予告では、大事なひとを失ったソーマが血の涙を流していました。
今年の冬に発売だそうです。決意の代償をかかれているページ。
負の連鎖がおこっていきそうです。まだまだ展開が気になります。
そしてアンダーテイカーは、なぜこんな実験をしたのでしょうか。
アンダーテイカーは、ファントムハイブとどういう関係があるのでしょうか。それも伏線がありながらも、明らかになっていません。
マンガでは細かい伏線が多く描かれているので、伏線を推測して今後の展開を予想してみるのもたのしいです。
次巻の黒執事 29巻はこちら
電子書籍化で販売開始した黒執事
黒執事は電子書籍の販売が開始したので、どのサイトでも購入することができると思います。
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では今回はここまで。
また次回に。