榎田尤利先生の作品を読もう企画 BL小説 菫の騎士
榎田尤利先生といえば、今は一般小説もかいています。
カブキブはアニメ化され、BLだけでなくひろい範囲で活躍されています。
ただし、BL作家さんとしても素晴らしい作品をつくられていて、たくさんの作品があります。
とつぜんBL小説を読みたい衝動にかられたので……
感化されて榎田先生の小説を読もう月間!!!!
榎田尤利先生の作品をまとめてよんでいます。
今回はファンはいるけれど、賛否両論ある榎田先生の作品。
菫の騎士です。
こちら電子書籍でも買えるものですが、私は古本で取り寄せました。
内容(「BOOK」データベースより)お伽の地と呼ばれる緑豊かなベネボレントの領主・ヤルウィンは、ある昼下がり、菫の褥で眠る男と出会う。それは、幼い頃一緒に過ごした大好きな従弟・ダンテの成長した姿だった。優しく、可愛らしかったダンテは、いまでは逞しく立派な、けれど何を考えているのかわからない青年へと様変わりしていた…。哀しみと憎しみ、そして勇気と愛の物語、誕生。
手抜きあらすじです。
あらすじはアマゾンさんより引用しています。
今回はファンタジー色の強い作品。
しかも
騎士×領主
騎士と領主は幼馴染、領主が年上です。
昔話が時折出てきて、ほのぼの・・・・・かと思ったらやはり榎田さん。
一筋縄にはいきません。
騎士くんがツンツンしておりました。
騎士くんは幼いとき、領主さんにメロメロだったのですが・・・・
色々な不幸なことがあり、ツンツンしているわけです。
騎士くんのトラウマが様々な形で語られます。
領主さんは広い心で受け入れます。
そこの背景には、他国の思惑があり。治めている土地に危機も。
というわけですが、榎田さんの作品の傾向からするとあっさり風味の設定と流れでした。
確かにこれは賛否両論あるのはわかります。
私が考えた反対派と賛成派。
反対派。
・絵が苦手
・オーソドックで目新しさがない
・榎田先生の作りこんだ世界がない
・榎田さんのファンタジーに違和感
などがあげられるのでしょうか。
賛成派
・絵は見慣れれば味がある
・シンプルだからこその萌えがある
・これはなかなかない榎田ワールド
・ファンタジー萌えならたまらない
などが推測されます。
良作ですし、文章は榎田先生らしく読みやすいし綺麗なんですよね。
榎田先生であることを考えなければ、普通に良作だと感じるでしょう。
個人的にファンタジー小説がそこまで実は得意ではないのもあります。
確かに他の榎田先生の作品に比べるとキャラにすごい特徴があるわけでもないので、地味に感じるのかもしれません。
私はむしろもっと榎田さんファンタジー小説を今後期待したいですね。
先生お得意の長編で読んでみたいです。
長編でなら名作になること間違いなし。
現代風な作品が多いので、これからファンタジーも榎田先生書かないのかなと期待してしまいした。
今回は感想というより、ただの意見になってしまいましたね。
でも榎田尤利先生といえば、もう名作中の名作…魚住くんシリーズを忘れてはいけません。
一般小説も期待大!
また一般小説も注目しています。
榎田ユウリ先生としてかかれています。
ではこの辺で。
また次回。