人気漫画あらすじまとめ 天堂家物語 1~4巻 怨念がこもる旧家に身代わりに嫁ぐ 斎藤けん先生 【ネタバレが一部あるので注意！】
今回は、超人気少女漫画・斎藤けん先生の「天堂家物語」をご紹介します。
1巻から4巻のあらすじと感想をまとめていきます。（ネタバレを一部含むので注意！）
天堂家物語は、花とゆめコミックで、無料アプリでも読めることからアプリ内でもその人気はトップクラス！
また、白泉社の公式無料アプリ「マンガPark」だと人気漫画が無料で読めます。キャンペーンがあると、全巻読めたりするのでダウンロードしておくと漫画がお得に読めるときもあるかも！
ほかにも、少女漫画などが豊富にあるのはピッコマやLINE漫画などだと思います。
オリジナルものもあって、マンガは読みたいけれど、買うほどではない！というひとにはおすすめだと思います。
大好きな斎藤けん先生！過去の作品を読破！
斎藤けん先生の作品にドはまりしてしまった結果、過去の作品をすべて読みました。
そのなかでも人気漫画「かわいいひと」は、死神顔の花屋さんと天使な彼女との初々しい恋愛がよかったです。
かわいいひとの感想を過去に書きました。
7巻が最終巻でした。こちらはあらすじをまとめています。
また、「かわいいひと」のほかにも好きなのは、「プレゼントに真珠」
6年前の記事なので、いろいろと粗が目立ちますが、熱い思いで書きました。
やり手の貴族のお嬢様と、へたれな年下貴族の恋愛劇！これはこれで新しい感覚で、もっとドタバタ劇を読みたかったです。
斎藤先生の作品に出てくる女子はみんなメンタル強めです。男性側がヘタレていることが多く、ヒロインがヒーローを助けに行くことが多いです。
人気大爆発！レトロモダンな大正時代を描く 天堂家物語
無料アプリでも人気が爆発している「天堂家物語」ですが、人気の理由はやはりレトロモダンなところだと思います。
大正や明治時代の和と洋がいい感じで混じっているのが、雰囲気としていいですよね。
【はいからさんが通る】も、今でも根強い人気です。
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こちらも婚約からはじまるドタバタ劇！
また、【煙と蜜】という漫画も人気があります。
年の差の婚約者との日常系のお話です。
また当ブログでも紹介した、【金魚繚乱】も大正時代の雰囲気がまたいい漫画です。
原作は古典小説ですが、このドロドロした愛憎劇がまたいいですね。
ほかにもレトロな雰囲気を感じられる【エロスの種子】でも、昭和・平成・令和といろんな強い女性の在り方を描いていて、ひきこまれます。
前書きが長くなりましたが、天堂家物語も、最初は婚約者として天堂家に嫁ぐことになるわけですが……実は、身代わりの花嫁で偽物でした。
冒頭からあっさり偽物とばれてしまうのですが、果たして主人公は天堂家でどう生きていくのでしょうか？みていきましょう。
天堂家物語 1巻あらすじ（ネタバレがあるので注意！）
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偽りの花嫁
鳳城家の三女・蘭。彼女は天堂家に嫁入りする予定です。しかし、天堂家に嫁いだときに、相手から偽物だとばれてしまいます。
事の起こりは半日前、河でおぼれていた伯爵令嬢を助けたことが始まりました。天堂雅人に嫁ぐ予定でしたが、それが嫌で身投げしたというのです。
じっちゃんにチビと言われ、じっちゃんが生前人のために生きていたことを胸に、ご令嬢に身代わりになると申し出ました。名前のない少女は、じっちゃんの思いを継ぎたいとなんの偽りの心なく人を助けました。
そして雅人様に死んでみろと言われ、ためらいなく短刀を首にさそうとしますが、寸ででとめられます。まさか本当にやるとは思わないと雅人も驚きます。情けをかけられ、逃げることが許されました。
家に帰ると、雅人が短刀をとめるためけがをしたことが気になります。じっちゃんの秘薬を渡しにお屋敷にいくと、背後から狙われます。しかしあっさりを倒し、雅人は驚きます。身をまもる術をじっちゃんに教えたもらっていたのです。
じっちゃんが死んだとき、首を吊ろうとしましたが、柱が折れ死ぬことができませんでした。だったら、人を助けた死にたい。そう雅人に告げると、死にたがりと笑われます。お前が、鳳城蘭になれと言われます。
茶会
雅人は操叔母様に刺客の話をします。そして運が悪く、顔に傷を負ったと報告します。金で買われたお嬢様をうまく使いなさいと言われ、溺愛する実の兄にそっくりな雅人に触れる操叔母様。そして指を噛む雅人。
鳳城蘭として飾り立てられ、蘭として扱われることになりました。目下の目標は、茶会。顔を隠して、親戚とうまくやるのが任務。書生の立花に、作法を教わることになりました。
伯父の直人が、仮面をした蘭に驚きます。そしてプレゼントを贈りますが、落とし穴を作っていました。蘭は直人と一緒に穴に落ちます。みんなの笑いものになりました。
雅人は楽しかった茶会だと嬉しそうに笑い、蘭を褒めます。しかし夜になると直人が酔っ払い、蘭を刺そうとします。それをがばう雅人。雅人は倒れますが、まだ死ぬわけにはいかないと言います。
帰宅
次の日、雅人は蘭に褒美をやると言いますが、蘭は家に帰りたいと言います。立花は雅人の顔を見れば、何がいいたいかわかると言いますが、蘭はわかりません。
立花と訓練をする蘭。蘭はじっちゃんの名前は知らず、拾われてから体術・棒術・弓術・薬術・蘇生術などを教わりました。じっちゃんの畑をみたいと帰りたいという蘭。ですが、布団の簀巻きにされます。それでも抜け出して帰りたいと思います。
立花は雅人は天堂家で一人で戦っていると言い、蘭はそれを思い出します。すると屋敷の番犬が蘭を襲ってきました。正気を失っています。犬が苦手な蘭はおびえて、雅人が盾になりますが、やはり手で犬を倒す蘭。泣いて畑のことをいう蘭に、家に帰ることを許可します。
しかし雅人が蘭の家を尋ねます。そして礼をしにと、町に連れ出し、着物を買い着替えさせ、アイスクリンを食べさせます。途中おぼれそうな子どもを助ける蘭。そして、家に帰ると家が燃やされていました。
雅人の仕業です。じっちゃんの位牌ごと燃やされ激怒する蘭ですが、拘束されとじこめられます。
雅人に刺された傷をみせられ、自分を守って死ねと言われます。
天堂家物語 2巻あらすじ（ネタバレがあるので注意！）
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仕返し
「らん」として、天堂家の離れで使用人として仕えることになりました。そこでタキという使用人と仲良くなります。立花の遠縁ということで、ほかの女中には秘密にしています。
らんは、雅人に呼ばれます。女中を一人ずつ呼び出し、仕事について聞かれるのですが、タキの方が先でした。らんは胸がもやもやします。
ぶすっとして雅人の部屋に行き、タキが意味ありげにしていたので、自分と同じようなことをしたのか？と問います。しかし、「手に入れたいのはお前だけだ」と言われます。
してほしいことがあるか？と問われ、「特にありません……」というらんに、雅人様は怒り頭突きをします。
らんは凰城蘭としての素養をみにつけるため、文字を習うことになりましたが苦手です。らんは、雅人にじっちゃんの位牌を踏まれたことを根に思っていて、「ぎゃふん」と言わせたいと言います。すると、遺品を踏むなら、雅人の父の貴人の軍服を踏むのは？と言われ、らんはそうすると言います。
タキに立花について問われ、立花の左手は義手だと知ります。戦争でなくしたと言います。上官だった貴人様に命を救われたそうです。
叔母に雅人は、父に似てると言われ、また嫌な時間を過ごします。らんといるときは、雅人は笑顔になれます。らんは雅人の帽子をとり足で踏みますが、結局100倍返しされる羽目に。
凰城蘭がいるかもしれないということで、らんと雅人は下町に行きます。
すると川で流された人を助ける、らん。下町に行くと、助けた人が鴉という男だとわかります。蕗という女性がいたのですが、彼女は男をつくって逃げたといいます。
鴉は天堂家の黒い噂を知っているようで、雅人は警戒します。すぐ誰かを助けようとするらんに怒る、雅人。らんが死んだら自分を誰が守るのか？と問い、らんは言い返す言葉もありません。
夜も同じ布団で寝ることになりますが、らんはいろんなことを考えます。次の日雅人と宿を出ると、鴉に手を引かれ連れ出されてしまうらんでした。
鴉と話していると、らんが人助けをしていて、その理由を人助けをしてから死にたいというらんに大笑いします。生きる意味と問うと、生きる意味なんてないと銃を突き付けられます。
死ぬまでの暇つぶし。そして鴉に襲われそうになりますが、らんは二階から逃げ出します。雅人がそこに現れますが、鴉は蕗という女性と落ち合っていました。
鴉は蕗に殺されそうになり川に落ちていたのですが、鴉は蕗を殺そうとします。そこにらんがあらわれ、蕗を助けます。らんを気に入った鴉は、こっちにこいと言われますが、雅人様を守って死ぬと言います。
雅人は自分のものに手を出した鴉の容赦はしませんでした。
雅人は鴉の申し出を断ったらんを抱きしめます。鴉に襲われそうになってできて首筋のあとをみた雅人は、その上からあとをつけます。
「お前の生きる理由は、俺だ」
雅人はらんに言います。鴉はまたらんに会いたいと思うのでした。
そして天堂家では、晶が鳳城蘭を殺そうと画策するのです。
天堂家物語 3巻あらすじ（ネタバレがあるので注意！）
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妖しい双子
晶が周の部屋に行くと、使用人がでてきます。せっかくいいところだったのにと笑う周。淫乱な周は男女ともにすぐ関係をもちます。
周に鳳城蘭を殺したいという晶。美しい雅人を手に入れたい晶は、蘭が邪魔なのです。周はわかったと言います。
部屋にいて待てと言われた蘭ですが、熱烈に雅人に口説かれます。そこに誰かがいた気配がして、雅人は偽物殿ご苦労さんと笑います。蘭は雅人といると顔が熱くなることが不思議でした。
園遊会が行われることになり、所作を訓練することになりました。雅人に友人らしき人が来訪し、いつもと違う雅人をみる蘭。使用人のタキと縁日にいった蘭は、暴漢の襲われそうになりうっかり実力をだしてしまいます。
園遊会には、父貴人の軍服を着させようする叔母・操。立花に外出したことがばれてしまい、二度と勝手に外出するなとくぎを刺されます。
園遊会の訓練でうっぷんがたまっているらしい蘭に、気晴らしに話を聞いてあげ、金平糖をあげる雅人。そして、天堂家に来る前にどこにいたかと蘭が訪ねると、忘れたとさびしそうに言います。
そして園遊会は近づき、双子は策略をめぐらせます。
天堂家物語 4巻あらすじ（ネタバレがあるので注意！）
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園遊会
鴉は、蘭のことを思います。生きる意味を問う視線が忘れられません。
蘭は所作の合格を立花からもらいました。あとは衣装となり、着替えを雅人が見ようとするのが拒否します。今まで猿女と言われ、そんな色ごとに興味がなさそうな蘭が恥ずかしがるのが面白そうな雅人。雅人に触れられると顔が熱くなるといい、雅人は機嫌がよくなります。
園遊会当日、周と晶は同じ格好をします。そして雅人は父・貴人の軍服をきます。父そっくりな容姿に、天堂家の女性たちは涙を流します。
蘭は晶の格好をした周に井戸に突き落とされますが、自力で出てきます。その行動に周に偽物だとばれ、雅人に加担しても死ぬだけと言われ、それが本望だと言います。
偽物だとばれてしまうのが互いに困るので、騒ぎをおこさないことにしました。
しかし悲鳴を聞いた蘭は、庭で猫が死んでいるのを発見します。そして手が伸びてきて、雅人の危機を伝えられます。雅人を探した蘭は、鴉に拘束されている雅人を発見！そして、戦いますが腹を刺されてしまします。
次の日、大奥様が死に、蘭はどうにか一命をとりとめます。しかし、そこに使用人のタキが蘭を殺そうと訪れ、雅人が中にはいり、その刃で自滅してタキは死んでしまいます。
タキを足蹴にした雅人は、蘭に出ていけと言います。
天堂家物語 1~4巻 感想
天堂家物語1巻から4巻のあらすじをみてきました。
チビとして育てられ、らんという名前を与えられた主人公。本当の名前は出てこないので、らんという名前で新しく生きることになりました。
人間の思惑が乱れ合う、天堂家はみんなくるっていますよね。雅人様はなかなかドS的な発言をしていますが、真人間っぽいです。狂人ということなら、主人公らんのほうがよっぽどぶっ飛んでいますよね。
とにかく自分を大切にしていません。とにかく強いので危ない目にあっても、どうにか生きていますが、危うい人間として作中で一番やばい奴かもしれません。
また、人殺しに躊躇がない天堂家ですので、なんでこうなった？！という核の部分がよくわからないので、ただただ狂った人たちということが現在判明しています。
昔の偉い人ってみんなこうだったのか？と疑惑の目を向けてしまいそうですが、確かに西洋のお城などではやばいホラー話も多くありますし……中世などは血生臭い話もありますよね。
天堂家物語の落としどころはどこなのか？というのもずっと気になっているところで、どこかが大きく欠落しているらんが、どう変化しているのかも楽しみです。
おわりに
天堂家物語 1~4巻のあらすじを感想をまとめてきました。続きのあらすじも書く予定で、現在の最新刊まで内容はばっちり追っています。
らんの成長と、雅人様との恋愛模様なども見逃せないポイントです。
さて、二人の恋は発展するのでしょうか？また、この呪われた家で、どう主人公が戦っていくのか気になりますね。
続き 5巻～8巻はこちらから
