定期購入 あせとせっけん 6巻 同棲したふたりのはじめての生活 山田金鉄先生
あせとせっけん6巻が発売しました!
当初は電子書籍で購入していましたが、4巻から紙書籍で予約購入しています。
さらに本編も紙での媒体での連載が始まっています。
引き続き、ネットやアプリでも読めるそうですので、自分のライフスタイルに合わせて読めるのがいいですよね。
あせとせっけんは恋愛漫画!
社会人同士の恋愛ですが、ピュアで初々しいやりとりが見もの!
ただし、大人同士の恋愛ですのでじゃっかん大人向けシーンもあります。
あせとせっけん 話題沸騰!ネットでも大人気
あせとせっけんが1話配信されたときから、各電子書籍でも話題の作品としてとりあげられていました。
電子書籍で推されているものは、1話から勢いがあるものが多い印象です。
また、掲載誌でも地味に人気が集まっているものをとりあげられていますから、個人的に注目作が多くチェックすることが多いです。
話題になるということは、キャンペーンで無料で1話を読めたりすることも多く、自信作ではなければ話題にはなりません。
今作は、1話配信からネットでも話題になり、各電子書籍サイトでもランキング上位になっていました。
わたしもそれから目をつけていて、気がつけば電子書籍で購入していたファンです。ですが、1話ずつ買うのが面倒になってきたので本でまとめて購入することにしました。
あせとせっけんの作風が知りたいひとは、お試しで読むこともできます。
お試し版がpixivでも読めます。
さらにモーニング連載をしていますが、月額500円を払うと最新が読めるサービスもあります。
本をわざわざ買うのが面倒な人はこちらもおすすめです。
あせとせっけんとは?
あせとせっけんとはどんな話でしょう。
簡潔にいうと、あせっかきの女性×せっけんを作る男性
というカップリングです。
二人は同じ会社に勤めています。
「あせこ」と言われるくらい、小さいことからあせっかきの八重島麻子。人一倍、あせのケアはしています。出社をしても、まず行くのはお手洗い。あせをかいているから、ボディシートであちこち汗をふきます。
一方、人一倍嗅覚に敏感な男性社員がいました。彼は、名取香太郎。次々にヒット商品を生みだし、商品開発のホープ。
イケメンで仕事ができて、さわやか。まさに麻子には別世界の人。
ですが、香太郎の嗅覚は麻子のにおいに導かれます。そう、香太郎は麻子のにおいが好きになります。
奥手で、遠慮深い麻子は付き合っても不安ばかり。
そんな麻子の足取りにゆっくり付き合ってくれ、デートをしたり、旅行へ行ったりとふたりはだんだんカップルらしくなっていきます。
また麻子は弟に彼を紹介したこともありました。
モテモテの香太郎は、においフェチであり、浮気は一切ありません。麻子も香太郎のよさを理解して、自信をもとうと成長していきます。
お互いを思って二人三脚で成長していく、素敵なカップルのお話です。
お話はこちらからどうぞ
4巻からあらすじをまとめています。
5巻のあらすじはこちらから
あせとせっけん 6巻のあらすじ(ネタバレを含むので注意!)
累計100万部突破!
においが二人を結ぶ、超純愛ラブストーリー
夢にまで見た同棲が始まる。
あせとせっけん 6巻の帯より
バレンタイン
バレンタインデーは平日。土日は、引っ越しの準備で忙しい香太郎。
デートは特になしということになります。
と言うことで、麻子はバレンタインの材料の買い出し……という訳がなぜかランジェリーコーナーへ行ってしまいます。
バレンタインフェアをやっているということ。
甘いランジェリーに身を包んで
大切なあの人をドキドキさせちゃいましょう!
目を引くキャッチコピーに思わず惹きつけられる麻子ですが、店内へ入ってしまいます中はセクシーなランジェリーがたくさん!布がない!!!
と初めてのことに驚いてしまいますが、問題はサイズが合わないこと。なかなか自分にあうサイズがなく、かわいいランジェリーを買うことができないことを、店員さんに話ます。
すると、大きめのサイズをオンラインで取り扱っているという情報をもらいます。
フリルのかわいい下着が気になる麻子は、気分を上げるために、ネットで購入することになります。
そしてバレンタイン当日。香太郎は、朝から会議があり義理チョコをたくさんもらいます。会議が終わり、同僚とエレベーターに乗っていると麻子と鉢合わせをしてしまいます。
チョコをもらうのを楽しみにしていた香太郎ですが、まだ彼女からもらってもいないのに、たくさんのチョコを抱えている状況を見られてしまいます。
慌てて弁解しようとするも、エレベーターの中は人がいっぱい。社内では、付き合っていることはそこまで公然とはいかないので、何もいうことができません。
しかし、それを見かねた同僚がチョコをもってくれます。
義理!
口パクで麻子に必死に伝える香太郎ですが、麻子はどこか不機嫌そうでした。
チョコをもらえるだろうかと不安になる香太郎ですが、帰宅すると麻子がお酒を飲んでいました。まさか怒っている?!とさらに慌てます。ですが、麻子は義理チョコだとわかっていたので、怒ってはいませんでした。
実は無意識で顔に出てしまっていたと言います。
本当に、ただ一瞬なんです……
初めてじゃないですか?ちゃんと妬いてくれたの
香太郎にとってはうれしい嫉妬でした。
そしてお酒を飲んでいたのは勇気がほしかったという麻子。ベッドにいくと、購入していたランジェリーを見せることに。
ふたりの時間が過ぎます。
そして、ほろ苦いチェコを香太郎に渡しました。
誕生日プレゼントとけんか
三月初旬、香太郎は同僚ふたりに手伝ってもらい引っ越しをしました。
そこで麻子の誕生日についての相談をすることになります。あまり物欲がない麻子に何をプレゼントすればいいのかと悩む香太郎。
麻子は香太郎が作るせっけんが好きなのです。そこで、作るなら本気で作りたい!
麻子だけの世界にひとつだけのせっけんを作ろうと思います。麻子の好きな香りをリサーチし、肌質にあったものをフルオーダーします。
それを付き合って一周年に渡すので、誕生日には情報収集しつつ別のものをプレゼントする計画です。一周年は6月です。
夕飯になると、麻子と同僚の立島・涼村も同席し顔合わせをします。立石は、ふたりの幸せな顔をみて彼女がほしいと思います。ですが、思い出すのは別れてしまったシホのこと。シホにふられたのも、6月でした。
未練があることを涼村に見破られ、一年たったのに連絡をためらう立島ですが、そんなことを嫌がる彼女ではないだろう?と言われます。
恋愛とは難儀なもの。麻子と香太郎が奇跡のように感じた涼村でした。
3月28日は麻子の誕生日。香太郎の知人が神戸で店をやっていて、そこへ行くことになりました。香水の工房です。
そして3月末の日曜日。ふたりはでかけます。工房は数十種類ある香水から選び、店内で調合してくれる店です。
お店はヴォトラトリエ。お店のひと以上に詳しく解説をしてくれる香太郎。
そこであまり甘すぎない、オレンジブロッサムとアイリスの香水をおすすめしてくれます。香太郎が選び、きまった香水を誕生日のプレゼントとして渡すことにしました。
会計を香太郎がすませ、麻子のもとへいくと、麻子はナンパをされていました。香りがいいというヘンリック。彼はフローリストです。
彼女とひとりきりにさせるなんてと英語で話すふたり。香太郎は顔はくもっていました。
それから帰宅するも、麻子は香太郎を呼び止めます。理由を聞きますが、香太郎はなぜヘンリックの名刺を受け取ったのか?と言います。
麻子は受け取ったままにしていました。香太郎にとって麻子は魅力的な女性。だから名刺を受け取ったら脈アリと思われてしまいます。もっと自覚してほしいという香太郎。
ヘンリックを呼び寄せてしまった香り。せっかくプレゼントした香水にバツをつけられた気がして、香太郎は気持ちが落ち込みました。
麻子は涙ぐみます。
自分にあきれました。香太郎さんに言われるまで気づきもしなんて。
もし立場が逆だったらと思ったら……
香太郎を嫌な気持ちにさせてしまったことを謝ります。
そして二人で夜をむかえ、朝になります。麻子が引っ越しをしてくるのを、待つ香太郎。はやくきてほしいと言います。
引っ越しと新しい生活
麻子が自室を片づけ、引っ越しをする日。ふたりで家具をとりつけたりします。
自分のテリトリーに他人が入ってくる感じがまた新鮮です。
香太郎は麻子の服をみると、ときめきを感じます。
麻子はにおいを嗅いだのか?と聞きますが、慌てて否定します。
ふたりでゴミを捨てに行き、手をつなぎ歩いているとけんかをした日の夜を麻子は思い出しました。
俺のになって……
香太郎の言葉にドキドキしてしまったのです。
コンビニ飯だけれど、お酒を買って乾杯しふたりの新生活がはじまりました。
朝、目覚めると同じベッドにふたり。一緒にご飯をたべ、香太郎のネクタイをしめ、一緒に駅にむかい、電車にのって会社へ行きます。
会社に住所変更をだしても、とくに何か言われることもなく、手続きが終わります。
麻子は夕飯の食材を買い、料理をつくって香太郎を待ちます。食器は香太郎が洗い、穏やかな生活が続くかと思いましたが、暗雲がたちこめます。
香太郎はとても忙しい人です。ですから、麻子は家事を率先してやろうと思っていました。しかし、ゴミ出しもしてくれ、足りない日用品は補充してくれ、食器まで洗ってくれます。
お風呂に入っていると、キレイになってしまうキッチン。仕事の疲れで、家のデスクチェアでうたたねをしている香太郎。かなり疲れがたまっているようです。
麻子は同僚に、家事の分担について聞きますが、平等にやるのは難しいと言われます。麻子の悩みは完璧にやってもらいすぎるということ。同僚は、香太郎は浮かれていて気合いが入ってるのかもしれないと言います。
麻子は同棲前より、気を遣われていることが悲しいのです。羽根を伸ばしてほしいと思うのでした。
一緒に買い物をしていても、無理をしていないか?と心配されてしまうことに。食事も好きだから作っているに過ぎません。
香太郎は謝ってばかりです。
慣れない靴を履いてきてしまった麻子は、靴擦れが気になりました。すると香太郎は、また謝ります。麻子に合わせると言うのです。
香太郎さんが悪いことなんてひとつもないんですよ!!
もう悲しませたくないんです、麻子さんを……
誕生日を台無しにしてしまい、自分の気持ちを麻子にぶつけてしまったことを後悔している香太郎。同棲を切り出したときもそう。欲求をぶつけすぎる自分を律しているというのです。
全然うれしくないです。
麻子は声を荒げます。香太郎だけがモヤモヤして自分だけのほほんとして暮らす。そんな女の子ではいたくないと。自分を抑えないでほしい、もっと頼ってほしいと言います。
腫れ物みたく扱わないで !!
周りから喧嘩だと思われ、麻子は香太郎の手を引きその場を離れます。
家族にだってこんな声を荒げたことはなく、麻子は落ち込みます。麻子にとって足りないものは香太郎でした。
もっとちゃんと話しあわないといけないと思います。
やってほしいこと、やってほしくないこと。それを話し合い、即席麺を作ってたべたら、やっと新しい生活が始まる気がしたふたりでした。
巻末の短編は、麻子が弟にせっけんを渡すお話。
あせとせっけん 6巻 感想
いままで仲良く順調すぎるほどのふたりでしたが、まさかの6巻では何度もぶつかりあうことになりました。
麻子はもともと自分の気持ちを抑えやすいのですが、香太郎も麻子が好きすぎるゆえ、嫌われたくないという気持ちが大きいです。
ですが、自分の気持ちをぶつけてしまい、結果的に反省するのですが、せっかくの誕生日もけんかをして終わってしまいます。
今回麻子さんをナンパした初登場のヘンリックは、今後も出てくる予感がしていますが、麻子を気に入っているようですし、香太郎の嫉妬の炎は燃え上がるのだろうなと思います。
同棲といっても、友人達の話をきくと、最初の半年は結構けんかをしているのですよね。結婚してからも、だいたいラブラブ話だけではありません。
今までは好きなときに、好きなように会うだけですが、結婚や同棲となると全部が見えてしまいます。
お互いのペースを掴むまで、小競り合いはありますね。でもそれだからこそ、深まる絆もあると思います。最初からすべてがうまくいくことはありえません。
うれしい発見もあり、腹が立つこともある。それもひっくるめて同棲なのだなと思った6巻でした。これから結婚や同棲を考えているかたにも、ぜひ読んでほしい漫画だと思います。
おわりに
6巻は今までにない面を見られ、楽しいお話でした。次回7巻は4月発売だそうです。
今度は、香太郎の両親が出てくる波乱のお話!サービスシーンも多め?!ということなので、甘々なふたりが見られそうです。
そんな大きな波乱はないとは思いますが、幸せなカップルをみているといやされるので、楽しみな作品です。
次の あせとせっけん 7巻の紹介はこちらから
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