図書館で借りたシリーズ 大家さんと僕 矢部太郎
5月に入りました。
実は地域の図書館では、漫画がかりられることがあります。
ただ一般的な漫画は取り扱いしていません。
有名な文学作品のコミック化だったり、新聞などで大判になっているコミックはたまに文学扱いになってかりられることがあります。
最近だと、君たちはどう生きるかは図書館で大人気の漫画です。
宮崎駿さんが映画化されるということで、これからますます人気になりそう。
今回は、メディアでも大きく取り扱いされていたカラテカの矢部太郎さんの作品。
大家さんと僕とは?
第22回手塚治虫文化賞短編賞受賞!
芸人初の快挙! !
行列のできる法律相談所、世界一受けたい授業、王様のブランチ、
朝日・読売・毎日・東京新聞、ノンストップ、オリコンニュースなど各メディアで続々紹介!
SNSでも話題沸騰!
あっという間に21万部突破、大ヒット中!
奇跡の実話漫画に、日本中がほっこり。
なんと芸人さんなのに、手塚治虫文化賞を受賞したそうです。
素晴らしい!
前から、話題になっていたので予約していたのですが数ヶ月待ちました。
大家さんと僕の内容は?
そのまま題名の通り。
主人公の僕はカラテカの矢部太郎さん。
昔、雷波少年とかでみた気がします。
今はそれほど売れていない芸人さんですが、気弱そうだけれど、優しそうというイメージがありました。
大家さんは、矢部さんが住んでいるアパートの大家さん。
一階に矢部さん、二階に大家さんが住んでいます。
大家さんは、大正生まれ。戦争を経験した人。
婚姻歴があるようですが、現在は独身。
セレブ育ちが垣間見れる、上品なご婦人。
そんなおばあさまの大家さんと、庶民の売れてない芸人さんの絆のお話です。
もう矢部さんは8年ほどアパートに住んでいるそうで、大家さんとは家族といっていいほどの絆だそう。
大家さんも、矢部さんが住んだら生きる気力が出てきて、長生きできていると話しているそうです。
大家さんのブラックジョークというか、妙にリアルなセリフは面白い。
そしてそんな大家さんの発言を馬鹿にせず、ちゃんと尊敬の気持ちをもち、自然と寄り添っている2人の空気がこの漫画のよさ。
感想
前に聞いた話を思い出しました。
現在、いろんな絆があるのかなと思います。
血縁なんかよりも、絆が深いことはよくあります。
遠くの親戚より、近くの他人。
遠くの孫より、可愛いペット。
などなど遠くでいるかいないかの血縁よりは、実際に近くで生活を面倒みてくれる人が大切という人の話は聞きます。
東京などでは、事実婚などの夫婦がとても増えているそうです。
例えば公立小学校ではクラスの3分の1以上が、事実婚の家族だとか。
だから名字が親とバラバラということも多いそうで、特に特別な話ではないと聞きました。
結婚の形もカップルによって選択が違いますし、家族の形も様々。
だから家族以外の絆のようなものも、たくさんあっていいなと思います。
この漫画のよさは、明らかにセレブのおばあさまに対して、フラットな関係で自然体で付き合う矢部さん。
お互いを尊重している2人の素敵さを感じます。
なんとなく居心地がよくて、世間でみたら一言では表せない関係だけれど、心があたたたまる。
ありそうななかなかない関係だなと思いました。
今年話題になりそうな、作品です。これは実写化しそうな気がします。
続編も発売されました。ニュースでもありましたが、大家さんが亡くなったそうです。
とてもショックを受けられたのを聞きましたが、続編からも悲痛な気持ちが伝わってきました。
では今回はここまで。
また次回に。
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